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うだつの上がらないとは?使い方やう...(続き2)

ただしこれは、時代が進むにつれて、装飾的な意味も持つようになっていきました。

確かに考えてみると、どうしてもそこにあるのなら、綺麗なものにして飾りをつけたいと思うようになりますよね。

この豪華な「うだつ」をあげられるのは金銭的に恵まれているもののみ、そういったところから「パッとしない人間」「金銭的に恵まれていない人間」ということを表現するために「うだつが上がらない」という言葉を使うようになったのです。

漢字で書く「梲」は、この防火壁のことを漢字で書いたものになります。

「うだつの上がらない」の例文


聞いたことがあってもなかなか使う機会がないのが「うだつが上がらない」と言う言葉です。

うだつが上がらないような状態になりたくないので、できる限り人から言われたくない言葉の一つでもありますね。

この「うだつが上がらない」と言う言葉は、いったいどのようにして使われるものなのでしょうか。

実際に使われる際にはどのような文脈において使われるのか、「うだつが上がらない」を使った例文をご紹介します。

うだつが上がらない生活が続く

自分のパッとしない生活、金銭的に恵まれることのない生活を表現するとこに使われるのが「うだつが上がらない生活が続く」と言う言葉です。

「うだつが上がらない」というのは、完全に貧困にあえいでいると言うわけではありません。

語源から考えてみると、「住む家にも困るような状態」と言うわけではなく、「住む家はあるけれどうだつを上げられるような裕福な余裕はない」という意味になります。

つまり、この例文の中でも、どうしても困ってどん底に落ちてしまうような生活と言うわけではないものの、決して裕福と言うわけでもなく恵まれていると言うわけでもなく、仕事でもこれと言って特筆すべきことのない、そしてプライベートでも充実していると言うわけでもない、とにかくパッとしない生活ということが表れています。

うだつの上がらない夫

「うだつが上がらない」という言葉を使う際には、人に対して使うというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

うだつが上がらない夫というのは、やはり、仕事でパッとすることのない情けない夫というような意味になりますね。

完全にネガティブな意味で使われていますが、最低のどん底の夫と言うわけではありません。

これと言ってひどく悪いところがあって離婚を考えるほどではないけれど、男として特筆すべきところもない情けない夫という異様な意味が込められているかもしれません。

主婦同士での愚痴の中では頻繁に出てくることもあるかもしれません。

もっと欠点が大きければ、かなりひどい言葉で罵られるかもしれませんが、とにかく中途半端だけど評価としては低い方のカテゴリに入り、人生のパッとしない面白みのない男であるということ一言で表現するとすれば、「うだつが上がらない」と言う言葉になるのではないでしょうか。

️うだつの上がらない人の特徴13個

ここまで見てきた中では、うだつが上がらない人間はマイナスなイメージが大きいというイメージなのではないでしょうか。

それでは、実際に「うだつが上がらない人」にはどのような特徴があるのでしょうか。

ぱっとしないという曖昧な定義が一番近いのが「うだつが上がらない人間」です。

ですが、そのパッとしないところにはどのようなものが挙げられるのでしょう。

ここでは、うだつが上がらない人の特徴について詳しく見てみることにしましょう。

もちろんパッとしないということはもちろんなのですが、パッとしない原因を生み出している人間性のマイナスな部分も一緒に見てみることにしましょう。

1、上司の悪口を言う

うだつが上がらない人の特徴の一つとしては、自分のできないところに目を向けないというところにあるでしょう。

自分の内面にきちんと目を向けていれば、自分がどうしてうだつが上がらない存在なのか、何が原因でうだつが上がらないのかということを考えることもできます。

ですが、うだつが上がらない人間というのはそれをするのが嫌なので、自分でができていない原因を上の人間に求めてしまうのです。

確かに、うだつが上がらない用に育ててしまったのは上司の責任もあるかもしれません。

ですが、だからと言ってそこに本人の責任がないということは絶対にないでしょう。

上司の悪口を言ってばかりの人間というのは、本人は全くできていない人間である可能性が高いものです。

本当にできる人間は文句を言わずに自分の仕事をして、上司の悪口を言うようなこともないでしょう。

そういった意味では、上司の悪口ばかり言っているようなところは、うだつが上がらない人間の不偏の特徴と言えるのではないでしょうか。

他の誰かに注目してばかりいるようでは、自分の成長を望むことはできなくなってしまいます。

その意味では、しっかりと内面に目を向けられるようになれば、うだつの上がらない人間という特徴から逃れることができるようになるかもしれませんが、うだつの上がらない人間はそこから逃れることはできないものです。

2、「後で」「いつか」が口癖

うだつが上がらない人間は、「後で」や「いつか」を口癖としているものです。