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うだつの上がらないとは?使い方やうだつが上がらない人の13個の特徴


言葉というのは面白いもので、一言で色々な意味を内包させてしまうようなものがあります。

また、中途半端で一言では表現できそうにもないものをあらわす単語も絶対にこの世には存在しています。

白か黒かを表現する言葉ならたくさんありますが、そういったわけでもない中間部分の単語の一つとしては「うだつが上がらない」と言う言葉があるのではないでしょうか。

うだつが上がらないと言う言葉にはマイナスなイメージがこめられていることは間違いありません。

ですが、だからと言ってどん底に酷いと言うわけでもない、とにかくパッとしない状態を表すのに使われる言葉です。

あまり普段の生活の中で頻繁に聞く単語ではありませんし、むしろ頻繁には絶対に聞きたくない単語だということもできるでしょう。

ですが、一度気になり始めると、うだつが上がらないと言う言葉については気になることがたくさん出てくるのではないでしょうか。

例えば、うだつが上がらないと言う言葉の語源、それから「実際にうだつが上がらない人間というのはどのような人間なのか?」という点などです。

はっきりとした意味を説明してくれと言われると、説明することが難しい単語である「うだつの上がらない」について、ここでは詳しく見てみることにしましょう。

この記事の目次

️「うだつの上がらない」の語源や意味、特徴をチェック!

小説の中ではよく見る言葉でも、実際に自分が使ってみるということは少ない単語もありますよね。

その中の一つに「うだつの上がらない」と言う言葉があるのではないでしょうか。

職場で何とも言えない情けなさを持った人のことを表現するのにつかわれるこの多い「うだつが上がらない」という単語ですが、考えてみると不思議な単語ですよね。

うだつの言うのはどういった意味なのか、そもそも何を語源にしているのかなど考え始めてみると、どういった日本語なのかということが気になってしまうでしょう。

普段の生活の中で頻繁に使う単語ではないために、今までは深く考えたこともないかもしれません。

ここでは、この単語の意味や語源、そしてその特徴について見てみることにしましょう。

「うだつの上がらない」とはどういう意味?


そもそも、「うだつの上がらない」というのは、何を示している言葉なのでしょうか。

何かを形容しているような言葉のように思えますが、正確には「うだつの上がらない」ではなく「うだつが上がらない」というのが正しい言葉です。

「うだつの上がらない男」のように、名詞の修飾に使われることが多いように思われますが、様子を表すために「あいつはうだつが上がらない」という使い方をされることもあります。

意味としてはとても簡単で「パッとしない」という意味が大きいでしょう。

この「パッとしない」ところは、例えば仕事の能力もそうですし、金銭的な能力もそうです。

さらにもっと言えば、「パッとしていない」ために、「仕事で出世することができていない」「金銭的に恵まれることがなく貧乏である」というのも含まれていますね。

どちらにしても、世間的に印象の良い相手のことを指すわけではなく、同情や侮蔑の意味に使われることもあるようなマイナスイメージであることは確かでしょう。

うだつの上がらないの漢字

「うだつが上がらない」という言葉を下記言葉として使うことがないために気づかないかもしれませんが、この「うだつ」という言葉の部分は、漢字で書くとどのようなものになるのでしょうか。

実はこの「うだつ」はこれと決まってあるわけではなく、いくつかの説があるようです。

「卯建」「宇立」「梲」という三つがそれで、その漢字だけを見ても意味が分からないという人が多いでしょう。

また、あまり頻繁に使われることがない言葉だからこそ、小説の中や下記言葉の中で使われる際にも、感じではなく平仮名を使っていることが多いようですね。

実際に予測変換などを見てみても、漢字を利用せずに平仮名で「うだつが上がらない」という表記をしていることが多いように思えます。

「うだつの上がらない」の語源

ここでは「うだつが上がらない」と言う言葉の語源について見てみることにしましょう。

「うだつ」という不思議な言葉は現代ではほとんど使われることがありませんが、これは江戸時代に語源を為しています。

この「うだつ」は言えと家の間に建てられていた防火壁のことなのです。

江戸時代には家事の被害が大きかったことでも知られていますよね。

今のように鉄筋コンクリートではありませんし、延焼被害が大きかったのです。

また、火事が頻繁に起こっていたということもあるでしょう。

この火事の被害を少しでも防ぐために必要なのが、「うだつ」という防火壁だったのです。

これを立てられるような家は裕福であると言われていました。