この場合の強面は、怒りの感情などで、怖い顔や険しい顔をしている人ではなく、顔立ち自体が怖い人のことを指していますが、場合によってはまた違う意味を持ちます。
怖い顔つきで他人をおびやかすこと
辞書によっては、キツくて恐ろしい顔立ちだと示していることもあります。
あまり知られていませんが、怖い顔つきで他人をおびやかす行為についても強面という言葉を使います。
「強面で交渉する」「強面をなだめる」などという場合は、鬼のような恐ろしい血相をした人を相手にしているようなシーンであると考えられます。
相手に対して強い態度に出ること
強面は、単に怖い顔を示すだけでなく、強気な態度で相手に対峙するようなシーンでも用いられます。
「強面に意見する」という場合は、強面の人を相手に意見するわけではなく、相手に対して強い態度で意見することを意味しています。
使い分け方がちょっと難しいですね。
こういう使い方があることも頭の片隅に置いておきましょう。
強面に負けない!友だちの作り方
強面の人は、そもそもの顔立ちが厳ついタイプと、長年の癖で染み付いた表情が怖いタイプ、そして身につけている装飾品やオーラでごつく見えるタイプがあります。
強面のイメージというのは、元々の顔立ちもありますが、ちょいワル風のアイテムや、表情、立ち居振る舞いによって誇張されるものです。
逆をいえば、強面に見えずらい雰囲気を纏うことができれば、強面オーラを隠すことが可能!
「初対面の人にだいたい怖がられる…」
「顔が怖いせいで友達ができない…」
「恐がられるのが嫌だから人と接するのが苦手…」
こんな悩みを抱えている人は、強面のイメージを払拭するために、日常生活の中でちょっとした工夫をしてみましょう!
笑顔の練習をする
笑顔は、人の心を和ませ、距離を近づけるものです。
どんな状況であれ、笑顔の人と怒った顔の人が並んでいたら、選ばれるのは間違いなく笑顔の人でしょう。
不機嫌そうな人とにこやかな人だったら、圧倒的に後者の方が話しかけやすいですよね。
強面の人は、まず自分が最も魅力的に見える笑顔づくりからはじめてみてください!
笑顔が素敵だな、と思う人をお手本にして、どんな表情をすれば相手に安心感を与えられるか研究してみましょう。
接客業やサービス業の人やモデルの人など、人に見られること意識している人は必ずやっていることです。
中には、モテたい!可愛く見られたい!かっこよく見られたい!…というような理由で笑顔を練習している人もいますよ。
「あの芸能人のように、綺麗に口角が上がった笑顔を作れたら素敵だな!」「好きな人にカッコイイって思われた!」など、キッカケはそれぞれですが、意外と多くの人が魅力的な笑顔について学んでいるんです。
強面か、そうでないかに関わらず、笑顔はとても大切なこと。
どうせだったら、強面だから…とクヨクヨしている時間を笑顔の練習時間に変えてみてください。
強面の人は真顔が怖い
機嫌の悪い顔や無表情など周りが萎縮してしまうような表情は、極力控えるべきですが、強面の人は顔立ち故に真顔でいるだけで怖がられてしまうことも…。
何も考えずボーッとしていたり、ただ沈黙しているだけで、周りから怒っていると勘違いされたり、遠巻きにされてしまう時もあります。
人よりも、顔立ちが怖いというだけで、勘違いされやすいため、細かいところに注意を払うことが大切です。
誰にでもコンプレックスに思う部分や改善したいと思う部分が少なからずありますが、そうしたウィークポイントとどう向き合っていくかで、人生は大きく変わるもの。
強面の人も、努力次第で印象は変えられます。
笑顔の練習をする際は、まずはお手本にする人を見つけて、どんな所が魅力的なのか観察してみましょう。
そしたら次に、実際に鏡に向かって笑顔を作る練習です。
口角がなかなか思うように上がらないな、と思ったら割り箸をくわえて顔の筋肉を鍛えてみたり、顔周りをマッサージして表情筋を豊かにするなど、さまざまな方法を試してみましょう!
明るい口調で話しかける
強面の人は、骨格がゴツゴツとしていたり、輪郭が大きかったりするので顔に迫力があります。