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寂しい…となりがちな人に向いている...(続き2)

自分が今、寂しさを感じている環境との違いを比較しながら、次のような仕事をする自分の姿をイメージしてみてください。

1、営業


営業職は、寂しがり屋にピッタリの職種です。

営業職に就く人は、主に人とのコミュニケーションを得意としていたり、誰かの役に立つことが好きだったり、“人好きする”人柄であることが大半です。

クライアントとのやり取りを重ねる中で、信頼関係を築いて結果に繋げていくパターンも多いため、相手との交流を密にはかる必要があります。

寂しがり屋の人は、ひとりで居るよりも、人と繋がりを持っている時に安らぎを感じるので、人を相手にする営業職は天職。

誰かに必要とされたり、存在を認められることでモチベーションが高まるタイプが多いのです。

そのことから、営業としてクライアントの求めることに対して誠実にアプローチする能力に長けているのです。

クライアントに必要とされるためにはどうすれば良いか、良い関係を築くためにはどんな対応が適切なのかよく考えることができます。

人とずっと関わっている仕事は寂しくならない

営業職は、電話やメールでクライアントと連絡を取り合ったり、実際に企業へ訪問して顔を合わせながら話すなど、業務内容のほとんどが対人関係です。

事務的な手続きもありますが、割合的には社外との対応がメインになるため常に誰がと関わりを持っている状態が続きます。

業務の特性上、孤立感を感じるタイミングがほぼ無いので、寂しさに苛まれることも少ないでしょう。

2、秘書

会社の社長・役員・政治家・医師・弁護士など、社会的な地位が高く、業務の密度が高い役職の人の補佐役として仕事のアシストを行なう秘書業務は、献身的に人を支えるポジションです。

業務内容は、スケジュール管理をはじめ、事務処理・来客対応・顧客管理・環境整備・庶務雑務など多岐に渡ります。

一般的な事務業務に思われるかもしれませんが、実際これら全ては、仕える上司の業務に付随するもの。

上司の予定や指示に合わせて、臨機応変に対応する細やかさが重要になる仕事です。

ペアで行動するから

上司のサポート役として、業務は基本的に二人三脚状態。

上司が自らの業務に専念できるように、あらゆる面からフォローするので外出の際に同行することはもちろん、スケジュールや仕事内容、更には取引相手に至るまで、全てを掌握しておく必要があります。

秘書は基本的に1人に対して1人。

パートナー的な存在として、多くの時間を共有するため、ひとりで仕事をしている感覚はほとんど無いでしょう。

それに元より、秘書は業務が忙しくて自分自身の業務に全て手が回らないような人を補佐するサポート要員なので、とても暇な職種とは言えません。

寂しさを感じているような余裕はなく、充実した日々を送れることでしょう。

3、教師


学校の教師や塾の教員といった教職者は、実に多くの人たちと関わりを築いていく職業です。

小学校・中学校・高校では、受け持つ生徒達はもちろんのこと、部活動や委員会などでさまざまな生徒と交流があるため、学校全体のことを把握する必要があります。

学校の生徒は毎年必ず入れ替わるため、何年も教師を続けていると、受け持つ生徒の数が年々増えていくのも特徴のひとつ。

自分のもとで学んだ学生が成長し巣立っていく姿を毎年見送っていくので、感慨深いものがあります。

教師が関わる相手は学校内に留まらず、生徒の親と面談をすることもあれば、学区内の教職員同士で集まる教育委員会などさまざまな人との繋がりを作る機会があります。

勤める学校を移動すれば、それまで築いてきた関係が1度綺麗にリセットされて、まるで転職したような状態になるのも、教師の仕事の特性ですね。

忙しくて寂しいどころじゃない!

教師の仕事はとても多く、非常に忙しい仕事としても知られています。

学生側から見えている部分以外にも、やるべき事は多岐に渡り、授業の準備や学校行事のセッティング、他にも試験問題づくりや採点業務など、想像以上に多忙を極めています。

部活の顧問をしている教師は、休日返上で部活動の指導や引率をしなくてはいけないので、息付く暇もありません。

それに、教師の職場となる学校は、多くの若者達が青春を過ごす学舎なので、いつも賑やかで活気があります。

日頃から、多くの生徒と同僚に囲まれて過ごしているため、センチメンタルに浸る静けさや落ち着きなど皆無。

寂しいと感じることなど、到底難しいような心地よい喧騒に満ちています。

常に賑やかな環境で、人に囲まれて過ごしたいと考えている人にとって学校という理想的な職場となるでしょう。