CoCoSiA(ココシア)

寂しい…となりがちな人に向いている...(続き6)

経営者

会社や飲食店を切り盛りする経営者は、立場上、孤立しやすいポジションです。

多くの従業員達のトップに立つ存在で、さまざまな人に囲まれているので、孤立とは無縁に思えるかもしれません。

しかし、経営者は他の従業員と一線を画する立場なので、いつも同じ目線で話をすることはできません。

経営者として厳しい判断を迫られることもあれば、時には部下から反感を買うこともあるでしょう。

ただ従業員達を甘やかして、好かれる人物を演じれば良いわけではないので身の振り方が非常に難しいのです。

しかし、尊敬される人物であり続けなければ、人はついてこないので会社は成り立たないでしょう。

経営者になるからには相当の覚悟を持って、独立した存在になることを受け入れなくてはいけません。

しかし、どんなに覚悟はあれど、本音で話せる相手が少なく、抱える苦労も大きければ時として寂しさが押し寄せる瞬間が全くないとは言えないはず。

エンジニア

エンジニアは、IT分野のプロフェッショナルとして技術システムのプログラミングや構築・設計をおこなう仕事です。

ゲームの開発、データ収集や分析といったコツコツとした作業が多くなるので、集中して黙々と仕事に向き合う時間が長くなります。

エンジニアの仕事にはさまざまな工程があり、どの段階に携わるかによります。

仕事によっては、周りとあまりコミュニケーションを取らずに作業に没頭するような日々も少なくありません。

寂しさを感じやすい人は、クライアントとの交渉やチームでの人員管理など、幅広い仕事に携われる職場を選ぶといいでしょう。

フリーランス

フリーランスで働く人は、独立し、ひとりで働くスタイルが基本です。

会社に所属するのとは異なり、仕事の契約・報酬設定・仕事の遂行・経費管理まで、全て自分でおこないます。

イラストレーター・ライター・プログラマーなど、個人で働くフリーランスは、在宅で働く人が多いです。

生活のほとんどを家で過ごすようなライフスタイルになることも少なくありません。

最近ではビデオ通話やチャットで面接や打ち合わせができるので、わざわざ会社まで足を運んで顔を合わせる必要もなくなりました。

ここ数年のうちに、働き方が多様化し、便利なWebサービスが増えたことで、家に居ながら働くことが容易になってきました。

そうしたことから、フリーランスという働き方を選ぶ人も増えています。

しかし、このフリーランスは向き不向きがハッキリしています。

スケジュール管理が苦手な人、自己マネジメントが不得意な人、そして寂しがり屋の人には到底難しい仕事です。

ひとりの空間でひとりで働くことは、それを楽だと思う人にとっては最高の職場です。

しかし、寂しがり屋にとっては地獄のような職場になります。

まとめ

寂しがり屋の人は、仕事でもプライベートでも、人との繋がりを大切にしたスタイルを選ぶことで心穏やかな日常を過ごすことができるでしょう。

ひとりになる空間を極力避け、人との交流を活発にとる環境をつくるよう、自ら試行錯誤することが重要です。

あらゆる人と出会い、交流を持ちながら充実した日々を送ることは単に寂しさを紛らわせるだけでなく、視野を広げながら成長していくことにも繋がります。

出会いが人を成長させると言うのは正にその通り。

ひとりで過ごすよりも、アクティブに行動しながら経験を積み、人の価値観に触れたり、意見を共有し合うことで、視野を広げられるでしょう。

寂しがり屋であることは、決して悪いことではありません。

しかしそれをネガティブな要素にするか、プラスに働かせるかは、その人次第です。

自分にとってどんな環境で働くことが幸せなのか、よく考えてみてください。

寂しさを感じて、落ち込むような時間が少しでも少なくなるように、あなたらしいライフスタイルを見つけましょう。

まずは、自分が一番苦手なシチュエーションと寂しくなる理由を自己分析してみることからはじめてみてください。

すると、自ずと適した環境が見えてきますよ。