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八つ当たりする人の10個の心理と対処法(続き2)

やはり、自信がない人よりは自信がある人の方が、印象良く映りますし物事が上手くいく事も多いです。

だから本当は自信がないけど、あえて自信満々に見える様に振舞っている人もいるでしょう。

自信がない人には”気が小さい”という特徴もありますが、気が小さいと些細な事が気になり、それがストレスとなってしまう事も少なくありません。

さらに他人に不満があっても、それを本人(特に文句を言いづらい人や目上の人など)に直接ぶつける勇気がないので、余計に負の感情を溜め込んでしまいがちなのです。

するとその感情が爆発した際に、全く関係のない周りの人達(後輩や家族といった文句を言いやすい相手)を巻き込んで八つ当たりしまくる…という事件が起こり得ます!

溜め込んでいるものが大きい分、一番厄介なタイプと言えるかもしれませんね…。

ちなみに自信がない人や気が小さい人は、責任を追及される事を恐れているので、よく言い訳をする特徴があります。

もしそういう人が周りにいるなら、関わる際に少し警戒した方が良いかもしれません。

5.ちやほやされて育った

ちやほやされて育った様な人は、今まで自分が望んだ事は周りの人達が叶えてくれていたのではないでしょうか?

多少のワガママや無理なお願いも許容されていたかもしれませんね。

そんな環境下に居れば誰だって「世の中は自分の思い通りになる」と思い込んでしまうでしょう。

ちやほやと甘やかされて育った人は、基本的に”我慢”する事を知らないので、他の人よりも自制心がないと言えます。

また、自分の思い通りに物事が順調に進む状況に慣れていると、上手くいかなかった場合に気持ちの処理が上手く出来ません。

つまりその様なタイプは、自分の思い通りにならない状況が起こった際に負の感情を自分の中だけでは抑え切れないので、周りの人に八つ当たりをして発散する可能性が非常に高いと言えるのです。

6.自分の思い通りにしたい

「自分の思い通りにならないと気が済まない!」という思いが強い人は、物事を割り切るのが下手です。

「思う様にいかない事もあるだろう…」と考えられないので、自分の思い通りにならない状況に陥ると上手く対応出来ません。

すると、イライラを溜め込んで周りの人に八つ当たりをしてしまう訳です。

先程紹介したちやほやされて育ったタイプもそうですが、自分の思い通りにならないと気が済まない自己中心的なタイプは基本的に自分に対する考え方が甘いと言えます。

誰だってイライラする事や嫌な事があれば負の感情を抱くと思いますが、多くの人はその気持ちを自分の中でグッと抑え我慢すると思います。

しかし、普段から周りに当たり散らす様なタイプは自分に対する考え方が甘いので、「自分の気持ちがスッキリするなら、周りに八つ当たりをしてもいい」と考えている訳です。

7.ストレスを発散したい

例えば、嫌な事があると心がモヤモヤして「早くこの気持ちから解放されたい!」と思いますよね?

本来なら、何か別の楽しい事を考えたり体を動かしたり好きな事に没頭するなどしてストレスを発散する人が多いと思います。

しかし、そういうストレス発散法を知らない人や不快な気持ちを溜め込むのに慣れていない(=我慢が出来ない)人は一刻も早くストレスを発散する為に周りに当たり散らすのです。

また、普段は八つ当たりする事がない人でも、ストレスが限界までまできてしまうと、殆ど衝動的に八つ当たりをしてしまうケースもあるかもしれませんね。

8.思い込みが激しい

「自分は絶対に間違っていない」とか「悪いのは自分ではなく相手の方だ!」といった、思い込みが激しく頑固な性格の人も典型的な八つ当たりタイプと言えるでしょう。

この手のタイプは、周りが何を言っても自分の意見を曲げる事はないので、例え自分に非があったとしてもその事実を素直に認め謝るまでに至らない事もしばしばです。

自身の間違いを本人に気付かせるには、こちらが冷静に諭す必要があるかもしれませんね。

9.感情のコントロールができない

感情のコントロールができなくて八つ当たりしてしまう人
八つ当たりはいけない事だと分かっているのにも関わらず周りの人や物に当たってしまうのは、感情のコントロールが上手く出来ていないせいでしょう。

単にコントロールするのが苦手なのか感情が豊か過ぎるのかは分かりませんが、そういう人は小さい子供と同じで、溢れてくる感情を(良い感情も悪い感情も関係なく)素直に表情や態度に出す特徴があります。

相手の考えている事が丸分かりなので八つ当たりさえしなければ、案外付き合いやすいタイプと言えるのかもしれませんね。

10.自己防衛本能が強すぎる

実は、八つ当たりは”自分を守る為の行動”とも言われています。

人は心の中に負の感情=ストレスを抱え続けると精神のバランスを崩してしまうので、それを防ぐ為に八つ当たりをするのです。

なので自己防衛本能が強過ぎる人は、自分の心を守る為に頻繁に八つ当たりをする傾向があると言えます。

ちなみに、この”自己防衛本能”は人間なら誰しもが持っているもので、自己防衛本能による行動には、「人見知り:自分や相手を傷つけない為の行動で、自分の世界に引きこもる事で自身を守る」と「言い訳・攻撃型:自分を守る為の言い訳をしたり、相手を過度に攻撃して自分を強く見せる事で自身を守る」の2つが存在し、八つ当たりは後者に当てはまるかもしれませんね。