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感受性が強い人の特徴と適職。向いて...(続き5)

資格は必要なく、大体の場合どこかに弟子入りして学べばデビューできますが、なりやすい反面長続きさせるのが難しい仕事でもあります。

その理由は、占い師としてデビューできても生計を立てていくのが大変だからです。

ファンを一定数つけたり、当たると有名にならない限りアルバイト並の稼ぎになってしまいます。

とはいえ、このファンをつけるということに感受性が強い人の利点の活かしがいがあります。

占いを訪れる人にはさまざまなタイプがあり、本当に人生に迷ってしまって何でもいいから方向性を決めて欲しい人もいれば、決意は固まりつつあるけど運命など神秘的なものにい背中を押してほしいだけの人もいます。

これを見極めることが重要です。

人を観察する能力が優れている

占いをしてもらう人が何を求めているのかを観察するのは、感受性が強い人にとっては簡単に思えるかもしれません。

それを駆使すればファンをつけることもできるでしょう。

たとえば、恋人との結婚を考えている20代の女性が、結婚したいと思っているけどなんとなく自信がなく運命の相手だと言って欲しいがために占いを訪れたとします。

しかし手相を見てみるとその女性の婚期が50代。

そこで「あなたの婚期は50代ですから、運命の相手じゃありませんね」と言ってしまったら結婚をやめてしまうかもしれませんし、結婚したとしてもずっとそのことがひっかかって悩むかもしれません。

逆に、プロポーズされたけど相手にどうも怪しいところがある、本音を言えば結婚したくないけどなんとなく別れられないという人に「運命の相手ですね」と言って、何かトラブルに巻き込まれでもしたら責任がとれません。

占い師は占いの手段によってわかったことよりも、相手がどういう結論が欲しいのかを察して述べる方がファンがつきやすいです。

本当の運命は本当に神秘的な力を持っている人にお任せしましょう。

6、研究者

研究者や職人など専門性の高い職業は感性が強い人全般に向いています。

細かいことによく気が付いたり、物事を別の視点から見ることのできる能力が活かしやすい仕事です。

得意分野に特化できる上、大学の教授選に立候補するのでもなければ競争社会でもないし、人間関係に煩わされることも一般企業に比べれば可能性は低いといえます。

研究者といっても理系だけというわけではありません。

文学や史学の研究でもいいし、現代文化の研究者もいます。

何か特定のことを突き詰めていくと自信を持って話せるようになり、他者に気を遣って意見を曲げたりする必要もありません。

仕事に没頭できる

感受性が強く仕事とプライベートの切り分けが難しい人は、研究者など仕事に没頭できてそれ自体を楽しめる職業につくと幸せを感じやすくなります。

切り分けがどうしても曖昧になってしまうなら、いっそうのこと切り分ける必要のない職業に就けばいいというわけです。

研究者や職人は日常生活で気づきを得て仕事に活かすことができるので、常に頭の中で考え事をしているというのは役に立ちます。

7、音楽関係

聴覚が敏感なタイプの人は音楽関係の仕事に就くといいかもしれません。

普段は雑音に悩まされているとしても、それだけ耳が優れているということです。

音楽をつくるにあたって、メインの音以外で加えた方が厚みの出る音だったり、リズムがよく聞こえるよう別のテンポの電子音を取り入れるなど表現の幅を広げることができるはずです。

また、音楽関係と一口にいっても、歌を作ることから演奏向けの曲、CMなどで使われるような耳に残るリズムの作成から、表現力を活かして自らが歌ったり演奏したりすることまで選択肢はたくさんあります。

自分の世界観や他人の世界観を表現できるから

音楽は人の心を揺さぶるものであり、感受性が強いほど誰かの心に訴えるものを表現できます。

心象風景や経験、感性を音楽という形に起こすのは才能が必要な作業ですが、ひとたび形になれば国境を越えやすく、世界的に共感者を集うことができる夢のある仕事です。

8、動物園の飼育係

感受性の強さは対人だけではありません。

動物のちょっとした変化に気付くことができれば動物園の飼育係は適職です。

なんとなく体調が悪そうだな、今日はイライラしているな、機嫌が良さそうだな、というのは言葉が通じない動物だからこそわかってあげられる人が向いています。

動物園にいる動物たちは野生と比べてストレスが溜まりやすいといいますし、飼育員との信頼関係がとても重要です。

ただ餌をあげる、掃除をするというのではなく、コミュニケーションをとるように接することができるとベストです。