ちなみに、フィリピンの平均年収は、およそ48万円。(現地通貨では、約23万ペソです。)
一見あれ?と思う人がいるかもしれませんが、『月収』ではなく、『年収』です。
一年一生懸命働いて48万円ということです。
日本で働きたいと思う人が多いのも、納得ですよね。
日本が近いから
海外へ出稼ぎをすることで、家族が大いに助かるということは分かったと思います。
では、多くの国がある中で、フィリピン人はなぜ日本に出稼ぎにくるのでしょうか。
その中には近いからという理由がでてくるそうです。
東京からフィリピンの首都のマニラまでの直線距離は、2995kmです。
ちなみに北海道から沖縄までの直線距離が約3000kmだそうです。
自動車でぶっ通しで行けば約30時間で着いてしまう距離です。
飛行機で行けば、東京からマニラまではなんと4時間弱で着いてしまうんだとか。
朝一で飛行機に飛び乗れば、午後には色々と動けるということなんです。
そのため、安全で近い国を探した結果、日本を出稼ぎ先に選ぶ人も多いということだと思います。
興行ビザが出やすいから
まず、興行ビザとは『演劇・演芸・歌謡・舞踊・演奏・スポーツなどの興行にかかわる芸能活動をする人に認められる入国許可。在留期間は1年まで。月20万以上の報酬を受けることなど、いくつかの条件がある。』と書かれています。
フィリピンでは、この興行ビザがとりやすいようです。
とはいえ、フィリピンパブなどのお店で働く女性も多く、規制と緩和を繰り返しているんだとか。
観光ビザは、東南アジアから日本に来るのには、なかなか取得できないという背景もあるそうです。
また、興行ビザは一度とると、次にとるときには一度目よりもずっと簡単になる傾向にあるようで、興行ビザで日本とフィリピンを行ったり来たりして、家族を養っている人もいるのかもしれませんね。
日本人男性と結婚したいと思っている女性が多い
フィリピン人の女性から見た日本人の男性は、お金持ちで働き者というイメージが強いんだそうです。
そして、日本は他の国と比べても、安全ですよね。
そのため、日本で暮らし、働きたい。
そして、お金の余裕も欲しいなんて考えから、日本人の男性との結婚を望んでいるフィリピン人の女性がいるのも事実です。
また、フィリピン女性と日本人男性の結婚の場合、多くは年の差婚ではないでしょうか。
これは、現地フィリピンでも同じなんです。
20歳や30歳の年の差カップルも当たり前にいます。
そのため、日本では驚かれることですが、フィリピンの女性にとってはとくに驚くようなことではないのです。
むしろ年上で人生経験豊富、お金も安定している日本人の中年男性はフィリピンに帰ると、自慢できてしまうなんて場合も。
フィリピン人にとって、日本はまだまだ豊かな国。
日本人男性もお金持ちな人のイメージが強いので、魅力的だというのも正直なところかもしれません。
フィリピン女性は日本で何をしている?
フィリピン人の女性が日本に来たがる理由をご説明してきました。
フィリピンにいるよりも稼ぐことができますし、多くの女性が来ているので、日本で友達ができることもあるでしょう。
その多くのフィリピン人の女性は、日本に来て何をしているのでしょうか?
もちろん人それぞれ色々とあると思いますが、代表的なものを紹介していきます。
ダンサー
歌うことや踊ることが大好きなフィリピン人。
日本にも1960年代以降、フィリピンの人が出稼ぎにくることが多いんだとか。