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結婚するには何をすべき?今からでき...(続き4)

楽しいときばかりではありません。

家族の誰かが苦しんでいれば支え合い、暖かく包み込みながら力を合わせて生きていく、そういう覚悟が必要になります。

それが一生、自分が亡くなってしまうまで続いていくんだということを心に刻んで、結婚というものに向かい合わなければいけません。

では、これらの「結婚するにあたって必要な覚悟」を踏まえて、実際に結婚するにあたって必要なものについて見ていきましょう。

結婚に必要なもの:安定した地位

たとえパートナーへの愛があって、上に挙げたような覚悟を持っているからと言っても、結婚はキレイ事だけではうまくいきません。

経済的な安定がなければ、幸せな結婚生活を送ることは難しいというのは言うまでもありません。

養えなければ意味がない

「たくさんのお金を費やすという覚悟」でも書きましたが、結婚するにはお金がたくさんかかります。

今でも男性がパートナーや家族を養っていくべきだ、というという考えを持っている方も多いと思います。

そうなると相当な経済的安定がなければ、結婚することは難しいということになります。

事実、子どもが生まれれば母親は一定期間は事実上収入が絶たれることになります。

子どもに手のかかるうちは、たとえ保育園に預けることが出来たとしても、子どもの急な病気などに備えてフルタイムの仕事を持つことが難しくなります。

どうしてもパートタイムでの働き方を選ばざるを得なくなります。

そうなると、基本的には男性の収入に頼るということが現実的な形になってしまいます。

家族をきちんと養っていけるだけの経済力、これがまず結婚に必要なものとして挙げられます。

愛だけでは、結婚生活を長続きさせることは難しいでしょう。

「収入の多さ」よりも「安定」が大事

結婚するためには愛情だけでなく、経済的な安定も重要だということはお分かりいただけたと思います。

しかし、単純に現在の収入が多ければよいというものでもありません。

それよりも、安定して収入が得られるかどうかのほうが重要になります。

派遣社員や契約社員、パート・アルバイトなどの有期雇用の形態よりは、やはり正規社員・正規職員といった形で勤めるほうが安心でしょう。

経済的に安定していれば、精神的な安定も得ることができますよね。

家族の関係をギクシャクさせず、穏やかな生活を送るためにも、安定した勤務形態を求めるようにしましょう。

いつ契約を打ち切られるかわからない状態では、幸せな家庭を築いていくのはなかなか難しいですよね。

収入の金額自体も大切です。

ですが、長く勤め続けられ、もし体調を崩したとしても、ある程度の休職期間をとりやすいような職場環境を見つけるように努力してほしいと思います。

結婚に必要なもの:忍耐力

さて、結婚はキレイ事だけではないということをもう少し掘り下げてみていきましょう。

もちろん、結婚すれば楽しいこと・嬉しいこともたくさんあります。

しかし、我慢しなければいけないことも少なくはありません。

結婚はストレスがいっぱい

上でも書いた通り、結婚するということは、今まで一人で気ままに過ごしてきたようには生活ができなくなるということです。

相手はそれまで長い間ぜんぜん違う生活文化の中で生きてきているのです。

ライフスタイルが全く異なってしまって当然なんですね。

ご飯の食べ方や食器を片付けるタイミング、休日の過ごし方、テレビ番組の好みなどなど。

結婚する前にはなかなかわからなかったいろいろなことが見えてきます。

自分のやり方と違うことが大きなストレスになることもあります。

しかしそれは相手も同じこと。

思いやりの気持ちを持ちながら、許せる部分は寛大に。