どうしても譲れない部分はきっちりと話し合い、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。
違う人間なのだから、さまざまな考え方や習慣が違うのはあたり前のことなのだと考えることが大切です。
心穏やかに過ごすように気をつけていれば、パートナーのストレスの軽減にもつながると思います。
子どもができればストレスも倍増
子どもがいないうちは、パートナーに対してストレスを感じたとしても、お互い大人なので歩み寄ることはそれほど難しいことではないでしょう。
しかし、子どもができてからのストレスは、それまでのものとは比べ物になりません。
先ほども書いた通り、子どもは常に全力で自己主張しますので、生活は全て子ども中心に変わってしまいます。
夜中に泣き出したのでミルクをあげてみても泣き止みません。
理由がわからないまま抱きかかえて途方に暮れることもあるでしょう。
それに、小さいうちはすぐに病気にかかります。
朝元気だったとしても夜に突然高熱を出すこともあります。
2歳を過ぎて自分でしゃべりだすと、あれがイヤこれがイヤと言い出すようになります。
幼稚園や保育園に通いはじめると、子どものママ友やパパ友とのコミュニケーションなど、気を使うことも増えてきます。
子どもができてからのストレスはとても大きいものだと思っておいたほうが良いでしょう。
結婚に必要なもの:価値観の転換
その他、結婚に必要なものとして「価値観の転換」があります。
それまでに自分が積み重ねてきたものの考え方・価値観をガラッと大きく変えていくことが求められます。
具体的にどういうことか、順を追って見ていきましょう。
結婚は人生を変える
結婚することで人生が大きく変わった、という人はたくさんいます。
人生が変わるということは、それまでの物事の見え方やとらえ方、いわゆる価値観が変わったということです。
結婚することで、それまでは当たり前だと思っていたいろいろなことが、実は当たり前ではなく、違う考え方もあるんだと気付かされるものです。
例えば、それまでずっとインドア派で、テレビや漫画、ゲームが趣味という人が、アウトドア派のパートナーと結婚するとします。
そうなると、バーベキューやキャンプ、サーフィンといった、新たな世界に入っていくきっかけを得るというようなことも、価値観が変わり、人生が変わった例として挙げることができるでしょう。
ずっと仕事に邁進してきたキャリアウーマンが、結婚を機に家庭を大切にしようとします。
そうなると、プライベートの充実やワークライフバランスを重視するような価値観に変わっていくということもあります。
これも、結婚をきっかけに人生が変わった一つの例であるといえるでしょう。
「他者」の重要性を今から学ぼう
「これが自分の個性、価値観だ!」と思っていても、実はそれは周囲の影響や生活の環境によって作られたものであることがほとんどです。
あなたという人間は「他者」によって作り上げられていくものなのです。
どういう人と一緒にいるかによって、あなたの内面がどう変わっていきます。
さらに、どういう人生を送っていくことになるかが決まります。
それくらい、結婚相手というのは非常に重要な意味を持っているということを、今のうちから学習しておく必要があるでしょう。
それまでの人生でたくさんの辛いこと、苦しいことがあったとしてもです。
素晴らしい相手と結婚することで価値観・人生が一変し、過去のことを全て忘れさせてくれるような、そんな出会いも世の中にはあるのです。
あなたの人生において、「他者」がどれほど重要な役割をはたすのか、それを常に心のなかに刻み込んで、忘れないようにしましょう。
そうすればきっと素敵な出会いがあるはずです。
結婚に必要なもの:目標
結婚に限ったことではありませんが、何事も「目標」を持つということは大切なことです。
目標を定めて、そのゴールに向かって突き進んでいくことで、あなたの望む人生を手に入れることができるのです。