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ラブレターの例文でよくある5個の注意点(続き4)

意外にも多いラブレターの過ち、それが「ポエムにしてしまう」ということです。

小学生や中学生の頃、女子たちの間でポエムを書くのが流行る時期がありますよね。

始めは歌の歌詞を書き出す事から始まり、次第に自作のポエムを書く人が出てくるのですね。

懐かしく微笑ましい話ですが、これをラブレターでやるのは絶対にNGです。

男女関係なく、ポエムのようなラブレターが自分あてに送られて来たら、付き合うか付き合わない以前の問題で、今後この人ととのように絡んでいけばいいのかと悩んでしまうでしょう。

特に、非常に重い内容のポエムであった場合には、もらった相手は恐怖すら覚えてしまうかもしれません。

例:君に届けこの想い

ここで言うポエムとは、例えば「君に届けこの想い」と締めくくっていたりするような、自分のストレートな表現ではなく、なぜか詩っぽく書かれている文章の事を言います。

これを素人の人間がラブレターで書くのはおすすめできません。

自分が書いているときは気付かないかもしれませんが、「君に届けこの想い」と書いている手紙を良く知らない人から渡されれば、嬉しいと言う気持ちよりも気持ち悪いという感情を抱いてしまいます。

「君に届けこの想い」これは言い換えれば単に「好きです」と言えばいいですし、他にも無駄に遠回しな言い方が目立ちます。

もし本当に気持ちを伝えて勝率を上げたいのであれば、自分の正直な気持ちをまっすぐ伝えられるような文章にしておくべきです。

ですます調で柔らかく書く

また、手紙での話口調も大切な要素の一つです。

ポエムっぽく書こうとすれば、「~だ。」などの独り言のような文章になってしまいます。

しかし、これは相手に気持ちを伝えるラブレターだと言う事をわすれてはいけません。

シンプルに、且つ相手への敬いを忘れずに、柔らかいですます調で分かりやすく書くのがベストといえるでしょう。

もし、仲のいい友達で普段は敬語なんて使わないという相手にラブレターを書くと言う場合でも、できるだけですます調で書くようにしましょう。

というのも、やはりラブレターは普通のやりとりではなく、改まって自分の心を打ち明ける手紙です。

そこに、どれだけ真剣に言っているかという雰囲気も出さなければいけません。

普段は適当に連絡を取り合っている仲の相手が、敬語で真剣に想いを伝えてきたら、それだけで本気だと言うことが伝わってきますよね。

そういう意味でも、どんな相手に対してもラブレターはですます調で柔らかく書くのが良いと言えます。

2.かしこまりすぎない

しかし、いくら丁寧に書くべきだと言っても、やたらとかしこまりすぎている文章もあまりおすすめはできません。

昔の古いしきたりのある家系で、相手に結婚を申し込むお手紙を出すというのであればそれでもかまいません。

しかし、普段から話したりする普通の友人に対して、突然儀礼的なラブレターを送っても、ロボットのようで心が全く見えず気持ちがこもっていないと思われてしまうかもしれません。

もちろん、ラブレターを書くことに必死に悩んで、丁寧を心掛けた結果がそうなったんだなあと笑ってくれる相手かもしれません。

普段仲の良い相手なら尚更、そういう自分の性格を知ってくれているため、頑張ったのかと逆に感激してくれることだってあります。

ですので、ここは相手と自分との距離感や関係性次第ではありだと言えます。

例:拝啓・前略

かといっても、取引先に出す報告書並みの丁寧さでラブレターを書くのは、やはりあまり良いとは言えません。

拝啓とは、広義では相手を敬っていることを示すための頭語という意味ですが、友達同士の間柄に使うような言葉ではありません。

また、前略とは、文章の書き始めによく使う季節のお話などを省略する、という意味で使われます。

「風が冷たくなり、もうすぐ秋が来ると言う事を感じさせられますが、、」なんて堅苦しい文章を見たことがありますよね。

これも、ラブレターという自分の気持ちを好きな人に伝えると言う手紙には最適ではありません。

拝啓や前略、他には「敬具」なんかもよく目にするかと思いますが、この辺りの言葉はどこのお偉いさんなんだと引かれてしまうことがほとんどですので、使わないように注意しましょう。

3.好きという気持ちが伝わる内容か

ラブレターで最も大事なことは、相手に好きという気持ちをしっかりと伝えると言う事です。

手紙だからといってさまざまな話題を入れてしまい、結果的に何を言いたいのか分からなくなっている、なんてことは良くある話です。

ラブレターを書き始めると、意外にもその何行もある空白の部分をどうやって埋めるべきか悩むものです。