今の時代、若い世代の人々は好きな相手ができたらどのようにしてその気持ちを相手に伝えるのでしょうか?
きっとラインでデートに誘い、二人で会うことを重ねていった後に、やはり自分に合うかどうかを確かめてから直接告白、なんて人が多いのではないでしょうか。
これが一昔前になるとメールになり、その前は家の電話、そしてその前の何もなかった頃は、手紙でやり取りをしていたのです。
そして、一通の手紙に込める想いは深く、悩みに悩んだ文章で文字を書いていたのです。
そんな歴史の深いラブレターなのですが、その効力は今の時代でも変わりません。
スマートフォンが当たり前のこのご時世、逆にプレミア感があるものになっていると言えるでしょう。
今回は、そんなラブレターの例文でよくある注意点や、ラブレターの魅力をご紹介したいと思います。
これを読んで、想いを寄せるあの人へラブレターを書いてみましょう!
ラブレターとは?
ラブレターとは、想いを寄せる相手に対して渡す、その気持ちを綴った手紙のことです。
その形は様々で、短い一言程の長さで書く人もいれば、長文で気持ちを全て綴ったような手紙を書く人もいます。
好きな人に思いを伝える手紙
ラブレターとは、気になる相手に対しての気持ちを綴った手紙の事ですが、本当に手紙で気持ちが伝わるの?と思う人も多いのではないでしょうか。
実際、最近はもっぱら呼び出して直接告白するのがステータスのようになっており、メールや電話、ラインなどでは気持ちは伝わらないというのが常識だと思われています。
確かに、相手の目を見て面と向かって想いを伝えた方がより相手にインパクトを与えられるという利点はあります。
しかし、人によってはラブレターの方が想いが伝わりやすいこともあるのです。
面と向かって告白できないならラブレターがおすすめ
それは、どうしても勇気が出ずに面と向かって直接気持ちを伝えられない人や、遠くの相手で近いうちに会うことができない相手に想いを寄せる人。
これらの人々にとっては、ラブレターという告白の手段は重宝されるのです。
勇気が出ない人にとって、まず呼び出すという行為そのものがとても勇気のいる事で、メールで呼び出すべきか、電話すべきか、なんと言うべきかなど、告白以前に悩む要素が多すぎるため、結局気持ちを伝えるまでに至らない、なんてこともよくあるのです。
告白は時間との戦いでもあるので、直接会う決心が付かない人は、あえてラブレターでしっかり気持ちを打ち明けるという方法の方がおすすめなのです。
そんな時も、ラブレターは効力を発揮するのです。
手紙であれば、相手の時間が空いた時に読むでしょうし、その分じっくりと考えながら内容を確認してくれるはずです。
ラブレターなんて絶体いやだ!と思う人も、もしこのような状況であれば、実はこっちの方が直接話すより勝率が高いのですよ!
ラブレターでの告白にはこんなメリットが
もう使う人もだいぶ減ってしまったラブレターですが、ラブレターで告白することにはたくさんのメリットがあるのです。
直接会って告白するのが当たり前の今、ラブレターの良さは忘れられつつあります。
恋に悩む全ての人々、ここでもう一度ラブレターの良さを理解して、自分に本当に合った告白の仕方を選んでくださいね。
想いを伝えることで大切なのは、方法ではなく成功率です!心のこもったラブレターで、恋愛を成就させちゃいましょう!
1.しっかり気持ちを伝えられる
ラブレターの醍醐味、それは余すことなく自分の気持ちを伝えられるということです。
直接呼び出して気持ちを伝えるとなると、余程恋愛に慣れているか、相当自分に自信がない限り、普通の人は緊張してがちがちになってしまいますよね。
そんな中では、やはりしっかりと伝えきれないという人も多いのです。
実際、呼び出したはいいものの、全く気持ちを口にすることが出来ず、結局告白しないまま帰宅し、他の人に先を越された人はたくさんいます。
一方、ラブレターで告白する際は、そのような辛い事態に陥らずに済みます。
ラブレターは何度でも書き直しが可能ですし、自分の一番言いたいことを紙に記して伝えることが出来るのです。
時間をかけて書ける
そして、ラブレターに制限時間はありません。
ラブレターはいわば普通の手紙と変わりません。
気に入らなければ書き直せますし、ちゃんと言いたいことをまとめて順に沿って分かりやすく伝えることだってできます。
そして、本当の気持ちを時間を気にせず存分に伝えることができるのです。
せっかく温めてきた恋心をいざ伝えるというときに、言い方を間違えて相手を怒らせてしまったり、いつものノリでからかうようなことを言ってしまうと、相手は告白よりもそちらに気を取られてしまいます。
そうなると、ちゃんと気持ちを受け取ることが出来なくなります。
大好きなあの人への気持ち、じっくりと時間をかけて言葉にしたいですよね。
そんな人は、是非ラブレターというぴったりな方法があるという事も頭に入れておいてくださいね!
緊張せず準備できる
また、ラブレターでの告白は、直接会って打ち明けるほどの緊張はありません。
目の前に相手がいるわけでもありませんし、電話で相手の声を聞いているわけでもありません。
緊張しないということは、それだけ落ち着いて文章を考えることができるということです。
面と向かっていれば緊張して出なかった言葉も、一人でじっくり考えていると、頭もさえてしっかりと想いが伝わる言葉を考えられるのです。
ラブレターを選ぶひとは、きっと面と向かって気持ちを伝える自信や勇気がない人がほとんどだと思います。
そんな方々の一番の悩みである「緊張して上手く話せないかもしれない」という想いを解決してくれるのが、ラブレターなのですね。
2.返事を急がせない
ラブレターのメリットとして、相手に返事を急がせずに済むという点があります。
ラブレターを書くときは、じっくりと時間をかけて文章を考えたり、伝えたい気持ちを整理できるとお伝えいたしました。
実は、これは相手にも言える事なのです。
よくドラマでお馴染みのシーンでありきたりなのが、直接で告白されて「ごめんなさい!」とその場で振ると言うものです。
あれは現実世界でもよく起こる事なのです。
直接や電話で突然想いを伝えられたとき、告白された側が反射的に自分も何か言わなければと焦ってしまうのです。
結果的に、どちらかというとダメかもという曖昧な状態でも、急いで判断してしまい、振ってしまうということがあるのです。
ラブレターでは、そのようなことは起こりません。
急いで返事しなきゃ!と思うことは少なく、むしろしっかりと気持ちを文字にして伝えてくれたことに対して、自分もじっくり考えなきゃと思うのです。
ゆっくり考えてもらえる
その結果、ちゃんと読んでちゃんと返事を考えてから向こうも反応してくれるという訳なのです。
いまどきラインで告白を済ませようとする人もいる中で、時間をかけて手紙を書いてくれた相手に対して、少なくともしっかり考えようという気持ちを持つはずです。
そして、今まで何とも考えていなかった相手に対して、「本当にこの人を振るべきか?」「一度付き合ってみるのもありじゃないか?」という感情が芽生え始めるのです。
ゆっくりと考えてあらゆる可能性を考慮してくれることでしょう。
最終的に、直接や電話なんかよりも成功率が高くなることだってあるのです。
読み返してもらえる
そして、ラブレターは声とは違って文章として相手の手元に残るため、相手が何度でも読み返すことができるのです。
ラブレターは相手の記憶だけでなく、実際の文章が手元にずっと残っています。
もし、気持ちが薄れてきたとしても、もう一度読み返すことで嬉しいという当初の気持ちが蘇り、OKしてもらえる可能性が高くなるのです。
ラブレターを読み返されるのは恥ずかしい気持ちもありますが、じっくりと真剣に考えた気持ちを、ちゃんと何度も読んでもらえるのは嬉しいことですよね。
それで、相手の気持ちがこちらに向けば、それこそ願ったりの結果です。
何度も読み返したいと思うような、真摯に想いを告げる素敵なラブレターを書くように心掛けましょう!
3.言いづらいことも書ける
直接では言いづらいようなことも、ラブレターなら書けてしまいます。
そもそも、好きという言葉ですら、直接本人を目の前にしたら中々出てこない言葉ですよね。
そんな言いづらい言葉でも、ラブレターとなると恥を捨てて書くことができます。
単純に好きだと伝えるだけでなく、なぜ好きになったかというようなことを書くこともできます。
好きだけではなく自分のどこが好きかなどが書いていれば、この人は本当に自分を良く見て好きになってくれたんだと、改めて好印象を持つのです。
目を見てでは言いづらいようなこと、それも全部書いて気持ちのこもったラブレターにしてくださいね!
ラブレターでの告白にはこんなデメリットも
ラブレターでの告白、素晴らしいポイントがたくさんありましたね。
緊張せずにじっくりと考えて書くことができるため、自分の気持ちを最大限に伝えることが出来るのは、ラブレターの醍醐味と言えるでしょう。
そんなラブレターですが、そこにはメリット同様デメリットももちろんあるのです。
いい方法には常にデメリットやリスクがついて回りますよね。
書き始める前に、意識しておかなければならないラブレターのデメリット、3つ続けてご紹介いたします。
1.自分の字に自信がない
パソコンやスマートフォンが普及した今、自分の直筆を書くと言う機会が大幅に減っているのをご存知でしょうか?
小学生から高校生、かろうじて大学生はまだ授業内で鉛筆やシャープペンシルを使うことがあるかと思います。
しかし、それも徐々にパソコンがメインの授業が増えていたり、友達同士で手紙を交換することがなくなった今は、学生でも漢字が書けないと言う人は多いようです。
社会人なんてさらに文字を書く機会がありません。
会社の資料や報告書は全てワードやその他のツールを使用しますし、漢字が上手くとも会社の使うアプリケーションを使いこなせないと仕事ができないと言われてしまう時代です。
人の印象というのは些細なことで悪くなってしまうものですが、字が汚いというのもその要素の一つです。
ましてや、字だけで判断するよな手紙だと尚更、字の汚さで人柄を想像してしまうものです。
ラブレターを書くときは、下書きや見本の字などを見ながら、一文一文丁寧に書くことを心掛けて書きましょう!
2.手紙が相手の方に残ってしまう
手紙として気持ちを文字に残せば、相手に何度でも読み返してもらえるというメリットがあるのは確かです。
しかし、同時に自分の告白が一生形になって残ってしまうのも事実なのです。
もしラブレターを送った相手と上手くいき、最終的に結婚というゴールにたどり着いたのであればなんの問題はありません。
その手紙を子どもに見せたりということはあるかもしれませんが、名誉を傷つけられることはありません。
しかし、ラブレターというのは一歩間違えれば、からかわれる原因となってしまうこともあるのです。
告白した相手が面白がって周りに見せるなんてことをしたら、周りからからかわれたり嫌な噂を流されたりして、そのコミュニティにいることが億劫になってしまうことだってあります。
ちゃんと気持ちを残せるが故に、消せない過去となってしまうことも覚えておいた方がいいのかもしれません。
3.返事がもらえない可能性がある
そして、ラブレターで告白するときの最も最悪な場合が、返事をもらえないということです。
手紙は相手がじっくり考える時間をもてるという事に加え、特に反応しなくても良いという印象を与えてしまうのです。
直接呼び出したときや電話で告白した時は、相手も何かしら反応しなければと考えます。
ですので、その場でなくとも後々どちらかの返事を必ずくれるはずです。
しかし、これがラブレターとなると違います。
あまり仲良くないから返事をしなくても良い、誰か知らない、イタズラかもなど、さまざまな理由で無視されてしまうことがあります。
ラブレターを書くのであれば、向こうが返事をしたくなるような誠実な文章を書く事、そして渡した後に少し話しかけてみるなど、ある程度行動を起こしておいた方がよさそうですね。
ラブレターの例文でよくある5個の注意点
なかなかハードルが高そうに見えてきましたね。
しかし、いくつかの注意点さえ守っていれば、ラブレターでしっかりと気持ちを伝えることができるはずです。
ラブレターは、真剣な想いを乗せるには最高の方法ですが、そこにはタブーなものもあるのです。
そんなラブレターの注意点5つを、一気にご紹介致します!
1.ポエムにしない
意外にも多いラブレターの過ち、それが「ポエムにしてしまう」ということです。
小学生や中学生の頃、女子たちの間でポエムを書くのが流行る時期がありますよね。
始めは歌の歌詞を書き出す事から始まり、次第に自作のポエムを書く人が出てくるのですね。
懐かしく微笑ましい話ですが、これをラブレターでやるのは絶対にNGです。
男女関係なく、ポエムのようなラブレターが自分あてに送られて来たら、付き合うか付き合わない以前の問題で、今後この人ととのように絡んでいけばいいのかと悩んでしまうでしょう。
特に、非常に重い内容のポエムであった場合には、もらった相手は恐怖すら覚えてしまうかもしれません。
例:君に届けこの想い
ここで言うポエムとは、例えば「君に届けこの想い」と締めくくっていたりするような、自分のストレートな表現ではなく、なぜか詩っぽく書かれている文章の事を言います。
これを素人の人間がラブレターで書くのはおすすめできません。
自分が書いているときは気付かないかもしれませんが、「君に届けこの想い」と書いている手紙を良く知らない人から渡されれば、嬉しいと言う気持ちよりも気持ち悪いという感情を抱いてしまいます。
「君に届けこの想い」これは言い換えれば単に「好きです」と言えばいいですし、他にも無駄に遠回しな言い方が目立ちます。
もし本当に気持ちを伝えて勝率を上げたいのであれば、自分の正直な気持ちをまっすぐ伝えられるような文章にしておくべきです。
ですます調で柔らかく書く
また、手紙での話口調も大切な要素の一つです。
ポエムっぽく書こうとすれば、「~だ。」などの独り言のような文章になってしまいます。
しかし、これは相手に気持ちを伝えるラブレターだと言う事をわすれてはいけません。
シンプルに、且つ相手への敬いを忘れずに、柔らかいですます調で分かりやすく書くのがベストといえるでしょう。
もし、仲のいい友達で普段は敬語なんて使わないという相手にラブレターを書くと言う場合でも、できるだけですます調で書くようにしましょう。
というのも、やはりラブレターは普通のやりとりではなく、改まって自分の心を打ち明ける手紙です。
そこに、どれだけ真剣に言っているかという雰囲気も出さなければいけません。
普段は適当に連絡を取り合っている仲の相手が、敬語で真剣に想いを伝えてきたら、それだけで本気だと言うことが伝わってきますよね。
そういう意味でも、どんな相手に対してもラブレターはですます調で柔らかく書くのが良いと言えます。
2.かしこまりすぎない
しかし、いくら丁寧に書くべきだと言っても、やたらとかしこまりすぎている文章もあまりおすすめはできません。
昔の古いしきたりのある家系で、相手に結婚を申し込むお手紙を出すというのであればそれでもかまいません。
しかし、普段から話したりする普通の友人に対して、突然儀礼的なラブレターを送っても、ロボットのようで心が全く見えず気持ちがこもっていないと思われてしまうかもしれません。
もちろん、ラブレターを書くことに必死に悩んで、丁寧を心掛けた結果がそうなったんだなあと笑ってくれる相手かもしれません。
普段仲の良い相手なら尚更、そういう自分の性格を知ってくれているため、頑張ったのかと逆に感激してくれることだってあります。
ですので、ここは相手と自分との距離感や関係性次第ではありだと言えます。
例:拝啓・前略
かといっても、取引先に出す報告書並みの丁寧さでラブレターを書くのは、やはりあまり良いとは言えません。
拝啓とは、広義では相手を敬っていることを示すための頭語という意味ですが、友達同士の間柄に使うような言葉ではありません。
また、前略とは、文章の書き始めによく使う季節のお話などを省略する、という意味で使われます。
「風が冷たくなり、もうすぐ秋が来ると言う事を感じさせられますが、、」なんて堅苦しい文章を見たことがありますよね。
これも、ラブレターという自分の気持ちを好きな人に伝えると言う手紙には最適ではありません。
拝啓や前略、他には「敬具」なんかもよく目にするかと思いますが、この辺りの言葉はどこのお偉いさんなんだと引かれてしまうことがほとんどですので、使わないように注意しましょう。
3.好きという気持ちが伝わる内容か
ラブレターで最も大事なことは、相手に好きという気持ちをしっかりと伝えると言う事です。
手紙だからといってさまざまな話題を入れてしまい、結果的に何を言いたいのか分からなくなっている、なんてことは良くある話です。
ラブレターを書き始めると、意外にもその何行もある空白の部分をどうやって埋めるべきか悩むものです。
伝えたいことは「好き」というただ一言であって、そこにどう肉付けするべきか困ってしまうのですね。
そして、とりあえず色々な内容で空白を埋めていくうちに、好きという言葉以外が目立ってしまい、ちゃんと気持ちが伝わらないという事態に陥ってしまうのですね。
例:いい人だなと思っています
そんな中でも、曖昧な表現は絶対にしないようにしましょう。
例えば、「あなたのことをいい人だと思っています」という文章。
この文章は非常に曖昧です。
いい人とは必ずしも恋愛の好きとは結びつきませんし、もしかしたら相手は好きという言葉を誰にでも使うタイプの人間かもしれません。
ですので、このような文章が書かれたラブレターを見ても、ラブレターとすら気付かない場合だってあるのです。
せっかく勇気を出して書いたラブレターですので、気づかれないなんて事態は絶対に避けたいですよね。
ラブレターは直接伝えられない事を伝えるチャンスです。
遠回しな表現に逃げずに、はっきりと異性として好きなのだと言う事を伝えましょう。
そうすることで、告白が成功する可能性がグンとアップするはずですよ!
はっきり伝えることが大事
元々たくさん書く場所が多い手紙ですので、伝えたいことが多くあってもその分文章を書くことができます。
しかし、これは言ってしまえば、不要な情報も入り得るということです。
つまり、何が一番言いたいのかを判断しづらいものになってしまうのです。
そんな状態で、肝心の「好き」という気持ちさえ曖昧な表現にしてしまうと、これはラブレターなのかそれともただの手紙なのかわからなくなってしまいます。
特に陥りやすいのが、恥ずかしいから「好き」を他の言葉で言い換えてしまうパターン。
目で追ってしまう、会いたい、一緒にいたい、など「好き」という言葉を言い換えてしまっては意味がありません。
せっかく手紙で気持ちを伝えるのですから、恥を捨てて素直に気持ちを伝えるようにしましょう。
4.好きをアピールしすぎ
ラブレターだからといって、あまりにも好きということをアピールしすぎるのは良くありません。
好きを伝えたいというのは伝わるかもしれませんが、度を越せばストーカー扱いされてしまうかもしれません。
はっきりと気持ちを伝えることができるラブレターですが、だからといってなんでも言っていいわけではありません。
自分の気持ちは簡潔に、ストレートに表すようにしましょう。
例:好きで好きで夜も眠れません
例えば、「好きで好きで夜も眠れません」というような内容。
自分のことをこんなにも好きでいてくれてるのかと嬉しくなる人もいますが、ほとんどの人は恐怖を覚えることでしょう。
自分のことを考えて夜眠れない相手を想像すると、なんだかギョッとしますよね。
さらにそれがよく知らない相手となれば尚更です。
怖くなってしまって告白の返事どころか、手紙を捨てられちゃうかもしれませんよ。
どうしても好きで好きで仕方ないことを伝えたいときは、まとめて一文に詰め込むことをおすすめします。
例えば「あなたのことが大好きです」。
この一言だけで、相手にはしっかりと伝わります。
声に出すよりも文章として残るラブレターは、たった一文であろうとその威力は抜群です。
大好きだという言葉は相手の頭にずっと残り続けるはずですよ。
相手が重く感じないように
ストーカー扱いされて手紙を捨てられないためにも、相手が重いと感じるようなラブレターの内容は避けましょう。
自分の気持ちを精一杯伝えたいのは山々ですが、手紙は一方的だということを常に頭に入れておいてください。
付き合っている男女が「ずっと一緒にいたい」「毎日顔が見たい」なんて手紙をやり取りしていればかわいいものですが、告白ではこれはただの独りよがりになってしまいます。
かといってチャラチャラした軽い文章は禁物です。
イタズラだと思ってそれこそ捨てられてしまい永遠に返事が来ないという可能性もあります。
伝えたい気持ちは簡潔にストレートを心がけましょう。
誠実ささえ伝われば、相手は真剣に考えてくれるはずですよ。
5.客観的に読み返す
全て書き終わった後は、絶対に手紙を読み返すようにしましょう。
書いている最中はどんどん言葉が出てきてたくさん書いてしまうかもしれませんが、いざ最初から読んでみると訳の分からないものになっていることも少なくありません。
特に、「客観的に」読むということは非常に大切です。
ラブレターなんかは特に、読んだ相手がどう感じるかということを常に考えながら読み返すといいでしょう。
気持ちを伝えるラブレターでは、書いているうちに自分の感情がどんどん出てきてしまい、気づけば気持ち悪い文章を書いてしまっていた、なんてことはよくあることなのです。
全て書いた後にはまず読み返す、そして第三者目線でもう一度読み返す、ということを繰り返して、失敗のないラブレターを目指しましょう。
例:愛しています
たとえば「愛しています」などという、非常に重たい言葉を書いてしまっているパターン。
本人は気持ちをなんとか伝えたくてその言葉を選んだのかもしれませんが、受け取った側からするとどうでしょう?
よく知らない人から突然愛してるなんて言われたら、ドン引きしてしまいますよね。
また、自分としばらく過ごしたわけでもないのに「愛してる」なんて言われれば、この人は自分の顔だけが好きなのでは?
などと思われてしまうかもしれません。
軽い人間だと思われないためにも、重たい言葉を簡単に使うのは良くないと言えるでしょう。
普通のカップルでもなかなか言わないような「愛している」という言葉、客観的に見れば相当痛いです。
一度読み返せばこれが独りよがりだと気づくことができますので、必ず第三者目線で読み返すことを心がけましょう。
感情的な気持ちで書かない
客観的に見て、相手が不快な気持ちにならずに、ちゃんと好きと伝わる文章を書くことが大切です。
それには、感情的な気持ちで書かずに、冷静な状態でラブレターを書く必要があります。
誰かと話し合う時、喧嘩をしているとき、どんなときも感情的になってしまえば自分の本当に言いたいことは伝わりませんよね。
自分の感情だけを言葉にしても、相手には何のことだかわからず何も伝えられません。
これはラブレターでも同じことです。
好きだということを伝えたくても、そればかり書いても相手にはちゃんと伝わりません。
冷静な気持ちで本当に言いたいことをまとめて、相手にうまく伝わるような文章を考えましょう。
そうすることで、相手も真剣にラブレターを読み、真剣に返事を考えてくれるはずですよ!
素直に気持ちが届くように
今の時代、ラブレターを書いたことがある人はほとんどいないのかもしれません。
呼び出して告白、電話で告白が当たり前の中、勇気を出せずに告白出来ずじまいの人もたくさんいますよね。
ラブレターは、全ての人がしっかり気持ちを伝えることができる素敵なツールなのです。
相手の気持ちを考えながら思いを込めて書けば、きっとその恋心は伝わるはずです!
大好きなあの人に、ラブレターでその想いを伝えてみましょう。
少しの勇気を出すことによって、幸せな未来が待っているかもしれませんよ!