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職場で嫌がらせをされた時の7個の対処法(続き3)

焦りを感じて相手のペースに乗ってしまってはかえって嫌がらせがエスカレートしてしまうでしょう。

まずは冷静にやり過ごして、必要であれば証拠を集めておくようにします。

同じ土俵に立たないこと


嫌がらせを受けた際に、相手と同じ土俵で対抗すると、あなた自身がトラブルを起こした張本人にされてしまう可能性もあります。

例えば、散々嫌がらせを受け、ついにキレてしまい相手を殴った場合、あなたに非がある、あなたの方がより重い罪になる可能性も否定しきれません。

そのため、辛いですが我慢をして、同じ土俵に立たないで過ごすようにしましょう。

冷静に対処して、信頼できる人に相談するなどした方が、結果としてあなたに有利に事を進めることができるでしょう。

2.観察する


嫌がらせを受けた場合は、まず相手の言動を観察してみましょう。

感情的に高ぶってそれどころではない、と思われる人もいるかも知れませんが、状況を解決に導くためだと割り切り観察することが大切です。

観察をしていくと、相手の嫌がらせのパターンや、証拠になる言動や物的証拠が見つかるでしょう。

それらを密かに集め、対処するために保管しておきましょう。

状況を把握すること


状況を把握しておけば、反撃することは比較的容易になります。

また、不要なトラブルを避けることにもつながるため、不快な思いをする回数を減らすこともできます。

嫌がらせに関わっている人数や嫌がらせの時間などを把握しておきましょう。

3.メモする


嫌がらせの状況をメモしておくことも有効です。

実際に起こったことをメモしておけば、裁判になった際に証言のひとつとして採用される可能性があります。

その際には日時やその場にいた人物も記入しておきましょう。

詳細に記されていればいるほど証言として価値のあるものとなります。

ただし、事実を誇張して書くとかえって不利になるので、淡々と事実を記入するようにしましょう。

自分の気持ちも記しておく


出来事や嫌がらせの内容については淡々と事実を記入する必要があります。

そして、その際に感じた感情も記入していきましょう。

不快感や恐怖、不安などを記しておくと効果的です。

4.録音する


メモよりもさらに証言や証拠として有効なものが音声ファイルです。

嫌がらせが罵詈雑言などの場合は特に効果的です。

音声データは動かぬ証拠になるので、嫌がらせがひどい場合は積極的に活用しましょう。

最近では音声データによる証拠が決め手で責任を問われる人が増えています。

本人が悪いので同情の余地はありませんので、嫌がらせを受けている人には強力な味方であるといえるでしょう。

エスカレートしている場合は確実な証拠を


嫌がらせがエスカレートしている場合は、確実な証拠を早急に抑える必要があります。

そのために、音声データや動画データは有効です。

どちらも当事者が安易に判別できるので、言い逃れが難しくなります。

今後はこのような証拠が決め手で嫌がらせが解決に向かうケースが増えるでしょう。

5.自分を振り返る


嫌がらせは、もちろんする方が悪いと言えますが、時には自分を振り返る作業もしてみましょう。

勘違いや不運であったにせよ、自分にも何らかの原因があるからこそ嫌がらせをされてしまうのです。