さきほど塩には浸透圧の効果があって、それによって肌に潤いを与えることが出来るとお伝えしました。
そのため、乾燥肌さんや混合肌さんにももってこいなんですよね。
過剰な皮脂分泌というのは、脳が「肌が乾燥している」とおもうがためにおきてしまう生理現象です。
要するに、「肌が乾燥していない」ということを脳に伝えることが出来れば、過剰な皮脂分泌が起こらないことになります。
浸透圧効果によって、肌には潤いが保たれるので余計な皮脂分泌をしなくて済むってことなんです。
塩洗顔の頻度や注意点
さっそくでも塩洗顔をやりたい!というそこのあなた♪塩洗顔のやり方、そしてどれくらいの頻度でやればいいのか、またどんな点に気をつければいいのかを知りたいですよね♪
ここでは、それらについてお伝えしています!ぜひ参考にして、あなたの美容方法のひとつに仲間入りしちゃってください。
塩洗顔の基本のやり方
塩洗顔は、さきほどもお伝えしたようにやり方が二つあります。
それぞれ見ていきましょう。
塩ペーストでスクラブをする方法
塩:水を2:1の割合でスクラブを作りましょう。
そのスクラブを洗顔やクレンジングした後の肌にのせて、優しくマッサージするようにくるくるとまわします。
決してゴシゴシしないこと。
顔全体をまんべんなくマッサージしたら、ぬるま湯または水で落として終わりです。
目の周りや唇など皮膚の薄い場所には、乗せないように気をつけましょう。
塩水ですすぐ方法
1リットルの水またはぬるま湯にたいして、塩を大さじ3杯いれます。
そしてよくかきまぜて塩をとかしましょう。
その塩水を使って、洗顔後に顔をゆすいでください。
もしも呼吸に自信があるのであれば、桶にはった塩水に顔を入れ込んで30秒ほど放置するのもGOOD!
最後にその塩水をしっかりぬるま湯または水でゆすぎましょう。
間違って目に入るとしみるので気をつけて。
1.週に1~2回がお勧め
この塩洗顔は、週に1回から2回を目安にやるようにしてください。
やりすぎると肌をいためることに
きれいになれるのであれば、たくさんやりこみたい!毎日でも塩洗顔したい!と思われるかもしれません。
しかし、それだと塩によって肌を傷つけることになるので控えて。
最初は塩が肌にしみなかったのに、肌にしみるようになってしまったらもう塩洗顔をすることは出来ません。
2.メイクはしっかり落とす
塩洗顔をする前にメイクはしっかり落としましょう。
クレンジング効果はない
なぜかといいますと塩にクレンジング効果がないからなんです。
クレンジングのできていない肌に塩洗顔しても、古い角質をとりのぞくことができません。
3.潤いを与える
あなたは、いつもの洗顔のあとには必ずスキンケアをしているはず。
それと同じ様に、塩洗顔をした後もしっかりとスキンケアをして潤いを肌に与えてあげてください。
塩洗顔は肌に潤いをあげる効果はありますが、それを持続させる効果までも持っていません。
それに洗顔後に放置したままにすると、余計な乾燥をまねき、さらに過剰な皮脂分泌を起こすことがあるので注意が必要です。