突っ込んだことを尋ねると華麗にはぐらかされ、開けても開けてもまだあるドアを開いていくうちにその人の魅力の虜になってしまうわけです。
計算してやっているのかもしれませんが、そうとは見せない上手さまたは天性の才能によって生じる魅力です。
幸せな暮らしをしている
幸せな暮らしをしている人が人を惹きつけるというのは、自分に自信を持っていることとも近いものがあります。
幸せな暮らしの基準は人によって違うのでとくに定義しませんが、自分が日々の生活に満足しているかどうかは温和な表情や笑顔となって表れる魅力的に感じられるということです。
また、不幸そうな人といるより幸せそうな人と一緒にいた方がこちらの運も良くなりそうな気がしてくるので人を惹きつけやすいといのもあります。
精神的にも経済的にも余裕がある
毎日切羽詰ってギリギリで生きている人は睡眠不足で目が血走り、肌も荒れ、髪を振り乱しているわけですから皆怖がって去って行きます。
目標に向かって進むエネルギーは魅力的に見えるとしても、ふと立ち止まって冷静に物事を見ることができる余裕が必要です。
そして、この余裕は生活苦の中からは生まれません。
今の仕事にふと思うところがあって転職を考えることもあるでしょう。
今の年齢ならこれで十分でも、10年先を考えた時にも順調に出世する保障はなく、スキルアップの速度感が落ちてきたなら、別の会社でさらに経験を積んでスキルの向上をはかった方が有意義かもしれないという場合です。
しかし、今の生活でカッツカツだと今の収入を失うことに恐怖を覚えて行動に移せません。
そもそも転職準備期間を乗り越える貯金がなかったりします。
そのようにして色んなことに目を瞑りながら踏ん張り続けるうちに精神も摩耗して精神的にも経済的にも余裕がなくなってしまいます。
人を惹きつけるの力を持っていても無職で無収入では寄りつく人がいないことが容易に想像できるように、人を惹きつけるのは天から与えられた才能といった綺麗ごとだけでは完結せず、経済的な面も無関係ではありません。
仕事に楽しく取り組んでいる
年齢や立場を問わず、仕事を楽しそうにしている人は人を惹きつけます。
社内の人たちはもちろん好意的に受けりますし、顧客も楽しそうに仕事をしている人のことは信用できると感じます。
協力会社の人も笑顔で接してくれるクライアントの仕事はやるのが楽しいし、それらの関係性から生まれる空気感が仕事にプラスにならないわけがありません。
もちろん査定の結果も期待できます。
人を惹きつけるためのポイント
さて、特徴がわかったので自分が人を惹きつける人になるためにできそうなポイントを見てみましょう。
手軽にできるものからちょっと時間がかかりそうなものまでありますが、網羅できれば人を惹きつけられる可能性がとても高くなります。
自分磨きを欠かさず行う
グリーンスムージー飲んでヨガに行けって話ではないです。
「自分磨き=キラキラ女子」というのは人を惹きつけるかどうかとは少しズレています。
自分磨きというのは他者にアピールすることではなく、磨いた結果の美しさが人に気付かれるかどうかということなのでパフォーマンス的な要素は不要です。
体調が悪くて顔色や表情に出ているならとりあえず生活改善から始めましょう。
そこがクリアできているなら自分の魅力とは何かをよく考え、得意分野を伸ばしていくことをおすすめします。
そうすることで何か1つは自信を持てることができるので表情が変わっていきます。
コミュニケーションの上でも自分の発言に説得力を持たせることもできるでしょう。
振る舞いから直していく
物を置く音、ドアを閉める音がうるさい人はどんなに他が素敵でもうるさい人というレッテルが貼られてしまいます。
細かな所作というのは意外とよく見られているので大人として恥ずかしくない振る舞いを身に着けていくことはとても大切です。
食事ひとつとっても、お箸の使い方、お茶碗に米粒を残さない、食べながら話さない、おしぼりで顔を拭かないなどたくさんあります。
まずは人から指摘されがちなことや自分でも直したいと思っていることを徹底的に直して1つずつ片づけていきましょう。
振舞いというのは付け焼刃でどうにかなるものではなく、仮にその場は付け焼刃で済ませたとしてもお酒が入って本性が出たり、見られていないと思っていても他の人から話が伝わってバレることもあります。
また、他人には見られないからといって家のなかがグチャグチャだと身だしなみに出たり、外でも気が抜けやすくなるのでちゃんとしましょう。
また、振る舞いの中にはコミュニケーションの仕方も含みます。