相手の話を聞き入れる余裕を示せているか、いきなり否定から入っていないか、ただ優しいだけでなく指摘するべきときは指摘できるかなども大切です。
やみくもにやってみても難しいと思うので、身近な人たちの良い所どりをしてみるのが手っ取り早いです。
また、それを見つけるために周りの人の良い所が見えるので優しくなれて一石二鳥です。
幸せノートを作る
人というのは幸せな記憶より嫌な記憶の方が残りやすいと言われます。
リスク回避という点では都合のいい機能なのかもしれませんが、幸せなことを忘れてしまうと感謝の心も忘れやすくなってしまいます。
毎日同じような過ごし方をしていても幸せはたくさん転がっています。
仕事で褒められた、服のセンスを褒められた、電車で席を譲ってもらえた、欲しかったものがセールになっていた、この人は人気が出そうだと思った芸能人がブレイクしたなどなんでもいいからとにかくノートにつけていきましょう。
これがなんの役に立つのかというと、落ち込んだときにめちゃくちゃ効果を発揮します。
「あら、わたしって流行を読む力があるのかもしれないわ」と思えたり「今日は叱られたけどこの時は褒めてもらえたからダメってわけじゃないんだな」など良かった時の自分を引っ張り出してこれるのでクヨクヨせずに済みます。
また、誰かと不和を起こしたときも幸せノートを振り返ればとても良い人だったことに気付いて、不和を起こしたなりの原因を探ってみようと気持ちを切り替えることにもつながります。
ひとつのことに一生懸命取り組む
今、何も自信を持って取り組んでいることがないのなら、ひとつのことに打ち込んでみましょう。
勉強はてんでダメでも足が速い子がモテるのと同じで、何かひとつのことが秀でている人はそれだけで魅力的だからです。
他者と比べても優秀であるという次元までいくのはなかなか骨の折れることですが、とりあえずは続けてみないと何も大成しません。
話し方を変えてみる
この難易度は極めて高いですが取り組んでみる価値は大いにあります。
話し方というのは子供のころから徐々に身に着けてきたもので癖のようなものなのですが、今人を惹きつけられていないなら人を惹きつけられない話し方をしているということで間違いありません。
アメリカ大統領にオバマ氏が当選したとき、彼のスピーチは人の心を掴む力がるとして英語教材が数々出され、とても売れました。
また、元総理大臣の小泉純一郎氏のスピーチはとても上手で、これも数々の分析が行われ話術の本が出されては売れました。
話し方の上手さは国を代表する人物になるかどうかを左右するほどの要素です。
これを身に付ければ人を惹きつけられる可能性が高まります。
話し方は自分の声やキャラクターに合わせることも大切で、声が高い人が早口でまくしたてるとうるさい、声が低い人が頼りなさげに話すと地味など組み合わせが悪いものがあります。
自分の声質、キャラクターに近い芸能人や政治家を参考にして矯正してみましょう。
【人を惹きつける話し方にはコツは、こちらの記事もチェック!】
立ち振る舞い
振る舞いと立ち振る舞いの違いをまず国語として記載しておきますね。
どちらも動作という意味はありますが、振る舞いは行いやもてなしという意味を含み、立ち振る舞い(立ち居振る舞い)は立ったり座ったりする時の動作、体のこなし、生活という意味を含みます。
これらのニュアンスの違いから読み取れることは、人の前で見られること、相手がいることが前提となるのが振る舞い、一人でも自然と出るものが立ち振る舞いと考えられます。
さて、立ち振る舞いを気にするというのはどういうことかというと、まずはやっぱり姿勢の良さです。
とても優秀で仕事がきる人なのに猫背だったら自信がないように見えてしまって損ですし、どれだけの美人もふんぞりかえっていればブサイクに見えます。
しっかり腹筋と背筋をつかって姿勢をととのえておけば体も引き締まるし内臓への負担も軽減されていいことづくめです。
とりあえずは姿勢を直したら、あとは指先をそろえる、より魅力的な立ち姿を検討するなど細かなところに取り組んでいきましょう。
常に笑顔でいること
最初は貼りつけた笑顔でもいいので笑っているといいです。
そのうち笑顔でいられるような仲間たちがあつまってくるので、そうすれば意識しなくても笑って過ごせるようになります。
正直な性格の人や正義感が強い人はこれも結構難しいとは思いますが、プライベートはさておき仕事において笑顔でいることは利益を得るため、ひいては自分の金として返ってくることですから、そう思えばなんてことないはずです。
とくに自分の心に正直なこと以上に正義感が強いという自覚がある人ならなおさら簡単なはず。