一方で、いくつになっても自分のことを第一に優先して行動してしまう人の場合、社会人になっても時間や仕事にルーズなままでいることがあります。
朝は起きて会社に行かなければならないのに、自分が「まだ眠いから」という理由で二度寝、三度寝をして会社に遅刻してしまったり、自分の私生活を優先させて、仕事がまだ終わっていないのにさっさと帰宅を繰り返した結果、納期に間に合わなくなってしまったりします。
そうしてそれを上司や同僚に注意されても、「自分は悪くない」と開き直っている人の場合、職場の人たちからは「時間や仕事にルーズでやる気がない人」と認識されてしまいます。
時間や仕事にルーズな人の場合、自分でそれを自覚して改善しようと努力しない限りは直ることはありませんので、改善しようと意識しない人は周囲からは迷惑がられてしまうでしょう。
4、人の意見を批判する
仕事にやる気がない人ほど、人の意見を批判する傾向があります。
自分はまともに仕事をしないのに、人の仕事振りにはよく口を出し、「あいつは集中力が散漫だからミスが多いんだ」「こんな仕事半日もあれば直ぐに終わるだろう」など、自分はやりもしないことであれこれと人を批判しがちです。
周りの人からすれば「だったら自分がやってみればいいだろう」と思うような内容も多く、また、「お前が言うなよ・・」と内心では感じている人も多いでしょう。
自分は仕事にやる気がないのに、人の仕事や意見を批判することだけは達者な人は、新入社員よりも中堅社員の立場にあることが多いかもしれません。
会社に十年近く勤めている人や、ある程度の役職にある人の場合、仕事は部下に任せて自分はあまり働かず、けれども人の意見や仕事振りにはおおいに口を出すという人もいます。
相手が中堅社員ともなれば、やる気のない態度をしていても周りは注意しにくいため、職場の雰囲気が慢性的に悪くなってしまうこともあるでしょう。
5、最低限の仕事しかやらない
仕事にやる気がない人の場合、自分に与えられた最低限の仕事しかやらないことが多いです。
仕事に対してやる気がある人は、一つの仕事が終わればその都度次の仕事を自分から積極的に探しますし、どんどん新しい仕事を覚えて行こうというモチベーションの高さも振舞いからうかがえます。
そのため周りの人たちにも良い影響を与えますし、社内の人間関係も良好に築いていける可能性が高いです。
一方で、仕事にやる気がない人は、出来れば仕事をやりたくないと考えていますし、面倒な雑用もなんとかやらずに済むように回避しようとします。
自分に与えられた仕事が終わっても、自ら次の仕事を探すこともしませんし、人の仕事を手伝おうともしません。
最低限の仕事しかやらないその態度は、とてもモチベーションが高いようには見えませんので、周りからの印象も良くはないでしょう。
言われたこと以外は動かない
仕事にやる気がない人は、本当に最低限の仕事しかしようとはしません。
そのため、予め言われたこと以外はやろうとはしないため、仕事に対する積極性も皆無でしょう。
例えば自分の直ぐ隣の席の人が慌しく仕事をしていても、「自分の仕事ではないから」と見て見ぬふりを決め込んで、自分から手伝おうとはしません。
もしも隣の人が「仕事を手伝って欲しい」と頼んでくれば、あからさまに面倒臭そうな態度を取ったり、「手伝ったら何してくれる?」と見返りを要求したりすることもあります。
その一方で、自分が慌しく仕事をしている時には、周りに平然と助けを求めたり、「人が困っているのだから助けるのが当然だろう」という考えを持ったりします。
自分に都合の良いようにしか物事を考えないことも多いため、周囲の人からは自分勝手な人間だと嫌がられることも多いです。
6、仕事を諦めている
仕事にやる気がない人の中には、仕事を諦めている人もいます。
例えば自分が望んで入った会社ではない場合、元々仕事に対するモチベーションも低いでしょう。
仕事をしなければ収入を得ることは出来ないため仕方なく仕事はしますが、必要最低限の仕事以外は積極的にやろうとはしませんし、会社の人間関係にもかなり消極的でしょう。
また、同僚の仕事にも無関心で、与えられた自分の仕事だけを淡々とこなして、今の会社で地位を上げようとか、もっと仕事のスキルを増やそうとか、そうした考えを諦めてしまっていることがあります。
仕事に一生懸命であったとしても、ある程度の年数を働いたら、今の会社での限界を感じる人もいます。
「今の会社でこれ以上頑張ったところで何の見返りもない」と見切りを付けてしまっている人の場合、仕事だけでなく会社に対しても諦めてしまっているため、最低限のやるべき仕事以外までをやるのは無駄だと考えている人もいます。
仕事や会社に対して諦めてしまっている人は、転職をするなり、今の会社で新しい発見をするなりしなければ、仕事に対するやる気を取り戻すのは難しいでしょう。
7、仕事量に対しての報酬がもらえてない
自分が一生懸命に働いているのに、その仕事量に見合った報酬がもらえなければ、誰だって仕事に対するやる気を失くしてしまうでしょう。
ペットショップや美容師など、専門職の割に実際の給料はそこまで高くはないところも多いため、仕事内容の大変さと給料が見合っていない会社の場合は、それが好きな仕事でもなければ長続きもしないでしょう。
一般的な給料がもらえる会社でも、最近は人件費の削減のために、少ない社員数で膨大な仕事量をこなしているところもあります。
給料が上がらないのに仕事量だけが増えたり、残業が多いのに残業代は少なかったりと、今の自分の仕事量と報酬が見合っていないと感じる人では、仕事に対するやる気を失くして、適当な仕事振りになってしまうこともあるかもしれません。
8、プライベートが充実してない
プライベートが充実していない人は、同じく仕事も充実しておらず、それゆえに仕事に対するやる気もない場合があります。