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懇切丁寧とはどういう意味?使い方と...(続き5)

とはいえ、懇切丁寧な対応を目指す人ほど、元々ある程度の気配りが出来る人や、他人に対する思いやりの気持ちを持っていることが多いため、一生懸命に努力すればいずれは懇切丁寧な対応を身に付けることが出来るでしょう。

しかし、いざ懇切丁寧さを目指して行動しようとしても、具体的にどうすれば良いのか分からなかったり、「これでいい」という指標がないために自分の行動が正しいかどうか分からなかったりすることがあるでしょう。

そんな時には本を参考にする方法もあります。

以下に懇切丁寧さを目指す人におすすめの参考書をご紹介しますので、やり方に悩んでいる人は、参考書を読んで行動してみて下さい。

「ぜひとも、あなたに」とお願いされるハイクラスな人の気配りの習慣

吉田正美著の本で、首相や大臣など、VIPとされるハイクラスの人たちに共通する気配りやそれを身に付けるために具体的な方法について書かれています。

姿勢や発声、身だしなみや気配り、会話術と順を追って詳しく紹介されていますので、分かりやすく自らも学ぶことが出来ます。

本の目的はハイクラスな人の気配りを自分も身に付けることですが、これらの気配りは懇切丁寧な対応にも共通している部分が多いため、「懇切丁寧な対応をしたいけどどうすれば良いのか分からない」という人は、ぜひ参考にすると良いでしょう。

本に書かれている具体的な方法を毎日意識して行動することで、自然と懇切丁寧な対応を身に付けやすくなるでしょう。

本屋やインターネットで買い求めることが出来ます。

大人の人間関係力

「大人の人間関係力」は、斎藤孝著で主に人とのコミュニケーションの取り方について書かれています。

自分が苦手に感じている人とどうやってコミュニケーションを取っていけばいいのか、また上手くコミュニケーションを取るためにはどんなことに気をつければいいのかなど、対人関係に悩む人にはとくにおすすめの内容になっています。

また、コミュニケーションについて勉強することで、自分の中にある偏愛についても改めて知ることが出来ますので、自分の心理的な部分にも触れたいという人はこちらの本を参考にすると良いでしょう。

懇切丁寧な対応をするためには、相手のニーズや気持ちを思い遣ることも大切ですが、相手と上手くコミュニケーションを取ることも課題の1つです。

人とのコミュニケーションが上手く取れないという人は、まずはこちらの本で学ぶ方が良いかもしれませんね。

入社1年目ビジネスマナーの教科書

「入社1年目ビジネスマナーの教科書」は金森たかこ著の新社会人向けのビジネスマナー本です。

新社会人向けではありますが、もちろんベテラン社員でも改めてビジネスマナーについて学ぶことが出来ます。

図と一緒に説明が詳しく書かれているため、読み手にはかなり分かりやすくなっています。

また、敬語や名刺交換といったごく基本的なビジネスマナーから、冠婚葬祭についてまで書かれているため、ビジネスマナーとしてだけでなくいざという時に役立つ情報がたくさん記載されています。

先ほど懇切丁寧な対応を身に付けるためにはビジネスマナーを身に付ける必要があるとご紹介しましたが、まずはビジネスマナーを身に付けたいという人にはこちらの本がオススメです。

まとめ

懇切丁寧な対応というものは、個人の性格にも左右されますので、身に付けやすい人もいれば、懇切丁寧さを身に付けるまでたくさんの時間がかかる人もいます。

しかし、どんな人であっても一生懸命に意識して行動する努力を続けていれば、いずれは懇切丁寧な対応が身に付けられるようになります。

懇切丁寧な対応は他人を思いやった行動ですが、同時に自分の評価を上げることにも繋がるため、結果的に自分のためにもなります。

「わざわざ他人に気を遣うために身に付けたくない」と思う人もいるかもしれませんが、いずれは自分のためになると思えば、決して無駄な行動ではないでしょう。

あなたも今日から懇切丁寧な対応を心がけてみてはいかがでしょうか?