気になるのと恋との境目が自分でもよくわからなくなることはありますよね。

10代なら熱烈で激情的な恋心を抱くこともありますが、年齢とともに恋と日常の境界線が曖昧になっていくものです。

それでも若い頃に経験した恋心を思い出してしまい、どんな風に恋をすればいいのかさえ不明瞭になります。

しかし、それは恋の仕方が変わっただけです。

かの有名な哲学者パスカルは「恋愛に年齢というものはない。それはいつでも生まれる。」という名言を残しています。

まぁ、パスカルは享年39歳だったので老年において同じことを言ったかどうかはわかりませんが、哲学を追求した人の言葉ですから真理に近いといっていいでしょう。

さて、誰しも恋をすることができるという前提に立ち、気になるだけなのか恋なのか、自分の気持ちを確かめてみましょう。

これって好きなの?自分の気持ちを確かめる方法

特定の相手に対して好きという感情はあるけれど、それがLIKEなのかLOVEなのかがわからないというのはよく聞く話です。

とくに、しばらく恋愛から遠ざかっていた時などは気になる感情と冷静な感情が混在して冷静さが勝ってしまうことは多くあります。

しかし、放置していてもモヤモヤするので気分が悪いはずです。

どうせなら早めにケリをつけたいと思うのではないでしょうか。

気になる相手がいるけど自分の気持ちがわからない

まず記載しておかなければならないことは、人間はそもそも「1人の相手を愛し抜くようには設計されていない」ということです。

Aさんのことが好きだけどBさんのことも好きだし、Cさんも気になる、というのは普通です。

全くおかしな話ではありません。

日本で芸能人の不倫問題がやたらとワイドショーで取り上げられていた時期、日本のテレビ番組がフランスの通りを歩いていた仲睦まじそうな老夫婦に「不倫についてどう思うか」とインタビューしました。

すると夫は「僕には(妻以外に)彼女がいるよ」といい、妻は「あら、私にだって彼氏がいるわ」と言いました。

日本の取材スタッフが困惑気味に「いいのですか?」と聞くと、夫婦そろって「妻(夫)のことも愛しているし、恋愛もしているだけだ」と言いました。

日本でもこの感覚は近年になって広まってきており、夫婦公認のもとで不倫をするケースも徐々に増えてきています。

黙認は今までもありましたが、妻に彼女を紹介することすらあるそうです。

そんなわけで、「好き」と「気になる」は同時並行することがあるので曖昧になりやすいといえます。

また、恋愛感情がこれっぽっちもなくても、家族に似ている、恋愛を想像するのは気持ち悪いけど面白い、すごく嫌いだから目につく、おっちょこちょいすぎて目を光らせてあげないといけない、など気になるにもさまざまなパターンがあります。

きになる相手が好きか気持ちを確かめる方法15個

気になるという感情にも色々なパターンがあるとわかったところで、早速、恋なのか否かを確かめる方法を見ていきましょう。

項目は全部で15個ですが、いずれかの方法を試して恋の方向に該当すればただちに恋かというとそうではありません。

かけあわせて試してみる必要があります。

1、一緒にいて安心するかしないか


相手と一緒にいる時のことを思い出してみましょう。

安心するかしないか、どちらでしょうか。

安心すると感じた場合、それは恋ではない可能性の方が高いです。

一見すると、安心する方が好意を感じているようですが、恋愛としての好きであれば、相手の一挙手一投足が気になり、自分がどう見られるかを考えるので落ち着く暇などないはずです。

まだ付き合ってもいない段階から安心してしまうというのは恋愛における好意とは言い難いでしょう。

安心しないと感じる場合も次の場合は恋ではない可能性が高いです。

不快感を伴った気持ちのザワめきを感じる、一緒にいる時終始落ち着かない、離れてからも明るいことを考えられない、いつも笑顔を作ってしまう、などです。

もし一緒にいられることが嬉しくてドキドキするなら、それは確実に恋なのでいいかげん自覚した方がいいですが、そこまでではなくても、相手の言動が気になって記憶に残ったり、自分がどう見られているかに注意が向く場合には恋である可能性が高いといえます。

2、彼がいなくなることを想像してどう思うか

こうやって言うと「死んでしまったとして…」と想像する人がいますが、その想定は極端すぎます。

死んでしまうレベルだと、多少の知り合い程度でも「実はお亡くなりに…」と知らされたら悲しいので、比較になりません。

いなくなるレベルとしては、頑張れば会えなくもない距離への引っ越しです。

違う都道府県や海外など、自分が頑張れるレベルに合わせます。

フットワークが軽い人ほど遠い距離で想定してみてください。

さて、その想像をしたとき、次の段階のどれに当てはまるかで好意の種類がわかります。

①SNSや電話でたまに連絡がとれればいい
②年に何回かは飲み会などで集まりたい
③友人と連れ立ってお邪魔しちゃおうかなと思う
④何かと理由をつけて単独でも押しかけてしまいそう
⑤絶望して耐えられない

この中で確実に恋と考えられるのは④と⑤です。

①は知り合い、②と③は友人です。

3、他の誰かと比べている

気になる人の周囲にいる人物、とくに相手が恋愛対象として捉えそうな人物に対して「私の方が仲が良い!」や「あの人の方が仲が良さそう…」と感じることが多ければ恋といえます。

これが進化すると嫉妬という感情になります。

それが全然気にならなくて「あの人も仲がいいんだ!今度話してみよう」なら完全に友人です。

4、スキンシップを取りたいと思うか、思わないか

これは大きな判断ポイントです。

触られても嫌じゃない、というレベルではなく、自らがスキンシップをとりたいと思うかどうかが分かれ目といえます。

スキンシップもコミュニケーションの一環なので、普段から友達の肩を叩く人もいますが、その場合でもさらに意識的に、肩を叩くなど軽いスキンシップ以外で触れたいと思うかどうかを考えてみましょう。

意識的にスキンシップをとりたいと思うならそれは恋です。

実際にやってみるとなると「拒絶されたらどうしよう」という思いがはたらくので、単に触れたいと思うかどうかだけで判断するようにしましょう。

5、嫉妬するかどうか

気になる人の周囲にいる人間に対して敵対心を持ってしまうならそれは嫉妬です。

自分よりも仲が良さそうな人、気になる人と2人でいたのに割り込んでくる人にイライラしたら恋といっていいでしょう。

ただ、性格がお人好しの場合は、自分よりも仲が良い相手に対して嫉妬という感情は湧かず、むしろお邪魔しないように身を引く傾向もあるので、嫉妬という感情を持ったことがあるかどうかによります。

今まで一度も嫉妬したことがない人は、元々嫉妬するような考え方を持っていないので、嫉妬心がないからといって、恋以外の感情であるとは判断しきれません。

6、他の人とは違う気持ちを持っているか


これは曖昧な部分です。

気になっている時点で大多数の人間に対するよりは違う気持ちを持っているわけですから、判断しづらいのです。

この点を追求するなら、その相手をカテゴリ分けできるかどうかを考えてみましょう。

周囲の人たちをカテゴリに分類していきます。

仕事ができる人、面白い人、落ちつく人、趣味が合う人、嫌いな人などさまざまなカテゴリがあるはずです。

気になる相手がその中のどれにも分類できない、あるいは好意的なカテゴリの全てにまたがっている場合には恋である可能性が高いといえます。

また、大きな違いとしては、相手に対して感情を求めるかどうかもポイントです。

たとえば、知り合いや友人になら「好きだよ」と言われても言われなくても仲良く付き合えますし、合わなければ適度に距離を置くことができます。

一方、恋愛感情を持っている相手に対しては、拒絶されたくない、褒めらたい、好意を寄せられたいと考えるものです。

このように相手の感情や言動に対して求めるものがあれば恋です。

7、少し距離を置いてみてどう思うか?

毎日顔を合わせていて連絡も頻繁にとる相手だと、いて当たり前なので恋なのかどうかよくわからなくなることが多いです。

そこで、少し距離を置いてみたときに、自分から連絡したくなったり会いたくなったりするかどうかを確認してみましょう。

ただ、この方法は物理的な距離を長期間取り続けるのは避けた方がいいです。

「気になるだけなのか恋なのか、どちらだろう」と冷静に考えるような人は、熱が冷めやすくなっています。

そもそも恋愛というものは、会う回数が多い相手ほど好意を抱きやすいという単純接触効果を代表として、脳科学的な反応によるものです。

錯覚といっても過言ではありません。

そこで物理的な距離を置いて至極冷静になると、それまで出ていたはずのドーパミンも引っ込んでしまい、あらゆる恋も恋ではなくなってしまいます。

距離を置いてから少しして「会いたいな」と思うかどうかを限度にしましょう。

「会いたいな」から「会いたかったけど、別に会えなくても困るわけじゃないか」までいくと恋は1つも始まりません。

なぜなら、会えなくて困る相手なんてこの世にいないからです。

8、その人とキスができるか?

「よっぽどタイプじゃない相手以外なら誰とでもキスできるぜ!」という猛者はおいておくとして、キスをする想像をしても嫌ではないかどうかで考えてみます。

嫌ならもちろん恋じゃありません。

「嫌じゃないけど恥ずかしい」という迷いがある場合には恋と判断しましょう。

キスしたい場合はどうして恋を自覚していないのか意味不明です。

もし、キスという行為そのものが大嫌いで、恋人であろうとキスなんかしたくないという特種な場合には、その嫌悪感と同時に、キスが嫌いで申し訳ないな、と思うかどうかで判断しましょう。

9、2人きりでいたいか

何かのタイミングで2人きりになったとき嬉しく感じたり、食事に誘ってみたい、もしくは誘われたいという思いがあれば恋の可能性は高めです。

とは言っても「この人とは一度サシ飲みしたいな」というような軽めの気持ちのことではありません。

また、単に2人だけで食事に行きたい、会話がしたいという場合は相手のことを尊敬していたり、相談したいことがある時にも抱く感情なので、多少のムードやトキメキを欲しているかどうかで判断しましょう。

2人きりで“いたい”というのが重要で、2人きりでも問題ない、楽しいというレベルだと友達の可能性があります。

10、電話がかかってくると嬉しいか嬉しくないか

急な電話かつとくに用事もない電話で考えるとわかりやすいです。

単に愚痴りたいだけだったり、暇だからといってかかってくる電話は、中高生ならまだしも大人になるとイラッとするのが普通です。

しかし、気になっている人からの電話で、とくに用もないけどなんとなくかけたというものですら嬉しいと感じるなら、間違いなく恋をしています。

11、季節のイベントに一緒に行きたいか

季節のイベントというのは特別感があります。

正月、バレンタイン、ひなまつり、お花見、ゴールデンウィークのイベントや、あじさい見物、花火や海にお祭り、紅葉狩り、ハロウィン、そしてクリスマスなど、これらの季節のイベントは情緒がある分、恋人と行きたくなるものばかりです。

このイベントに行きたい時、まず真っ先に浮かぶ相手が気になる人ならそれは恋といってもいいはずです。

統計によると、夏と冬で人恋しさが増して恋人を欲する人が多いらしいので、夏と冬のイベントで考えるとよりハッキリします。

12、その人の私生活に興味があるか

詮索好きおばさんも他人の私生活を根掘り葉掘りしてきますが、そういうレベルではなく、休日なんとなく「あの人は何をしているかな」と考えたり、好きなものや趣味を聞いた時その人の話だけ妙に覚えているのであれば、恋に近しい感覚です。

近しいというのには理由があります。

単純に人間としての興味の場合があるからです。

たとえば、学生時代、別に好きというわけではないけれども、いつもテストで良い点数がとれる秀才のことが気になったりします。

これは、何故良い点数がとれるのか、毎日どんな勉強をしているのかが気になっているので「休日なにをしているんだろう」となるわけです。

大人の場合、仕事がよくできる人や、考え方が大人びていて尊敬できる人に対して思うことがあります。

私生活に興味を持つ理由に具体的なものがあるかどうかで話が変わってきます。

13、気になる相手の汗の臭いなどを気にしない

これは判断基準というより、相性の良し悪しに近いです。

人も動物的な感覚が残っていて、遺伝子が近い異性の体臭をクサイと思うようにできています。

中高生の女子が「お父さんクサイ」と言うのもこれが理由です。

近しい遺伝子をもつ異性との接触を避けることで、異なる遺伝子の子孫を残しやすいようにする防衛本能といわれています。

つまり、相手の臭いが気にならない、あるいは良い匂いと感じる場合は遺伝子の相性がいいので、好きになりやすいというわけです。