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末恐ろしいとはどういう意味?良い意...(続き3)

これは、「このまま売上げが伸びたらどんどん業績も上がって、会社が大手企業にまで成長出来るかもしれない。そんな未来になるのを想像すると、怖いくらいに楽しみな気持ちになる。」という意味ですので、良い意味として使われているのが分かります。

深読みをすると、「このまま売上げが伸びたら、どこかで一気に転落しそうで末恐ろしい。」と悪い意味にも思えるかもしれませんが、「末恐ろしい」と言っている人の表情が緩んでいたり、上機嫌な場合には、間違いなく良い意味として使われているでしょう。

悪い意味での使われ方

「末恐ろしい」を悪い意味で使う時には、大抵は誰かが何か悪さをしていたり、何かよくないことが起きたりした時に、それに対して使うことが多いです。

いかにも悪い出来事や人物に対して使う場合、「末恐ろしい」と言っている人の表情には不快や怯えなどの感情が浮かんでいることが多いため、直ぐに悪い意味で使われているのだと気付くことが出来るでしょう。

悪い意味で「末恐ろしい」と使う時、少なからずその言葉の中には嫌悪感や相手を責めるような厳しい感情が込められている場合が多いです。

そんなことをするなんて末恐ろしい子

例えば幼い子どもが他の子どもをイジメているのを見た時、大人がその子どもに対して「そんなことをするなんて末恐ろしい子。」と使うことがあります。

それはつまり、「まだ子どもなのに誰かをイジメるなんて、今からこの子の将来が不安で仕方がない。」ということですので、子どもの将来に強い不安を抱いていることになります。

また、例えば何か犯罪をおかしたり、非人道的な行いをしたりした人に対しても、同じような意味として使うことがあります。

これらの場合は、「末恐ろしい」という言葉を向けた相手に対して、言った側が悲観的な考え方をしていることも多いでしょう。

「末恐ろしい」の類語

「末恐ろしい」は、先のことが不安で恐ろしいという意味を、良い意味と悪い意味とに分けて使うことが出来ます。

日常会話の中でも当たり前に使うことが出来ますが、時と場合によっては、「末恐ろしい」という表現がしにくいこともあります。

例えば「なんて末恐ろしいのだろう」という言い方が、聞く人には大袈裟に聞こえたり、嫌味に聞こえたりしてしまうことがあるため、時には「末恐ろしい」を別の言い方にする必要もあるでしょう。

そのような時には、類語を知っておくと、代わりの言葉として使えますので、いくつかの類語を予め頭に入れておきましょう。

以下に「末恐ろしい」の類語をご紹介していきます。

良い意味の類語

「末恐ろしい」は、「この先がドキドキと不安もあるが、それ以上にワクワクと楽しみでもある。」といった良い意味として使われます。

そのため、「恐ろしいが楽しみ」「不安以上に楽しみ」など、楽しみな気持ちが込められた言葉が、「末恐ろしい」の類語として用いられます。

「末恐ろしい」という言葉を使うとやや大げさに感じられるような場面の時には、類語で別の表現をすることで自然に相手に伝えることが出来るでしょう。

以下に類語をご紹介していきます。

将来が楽しみな

知的好奇心が旺盛で勉強熱心な子どもや、運動神経が良くてスポーツ万能な子どもなど、子どもや学生の内から才能を発揮していたり、才能の片りんが見えたりする子に対して、「将来が楽しみな~」と使うことがあります。

大抵は親が子どもに対して使ったり、教師や他の親が子どもに対して使ったりすることが多いです。

自分の子どもに何かしらの才能を見出した時に、親はそれを嬉しく思い、子どもの将来をあれこれと夢見ることでしょう。

「将来が楽しみだね」などと未来に期待を抱きながら楽しそうに話をする時には、「将来が末恐ろしい」と表現するよりは、「将来が楽しみだ」と言った方が自然に聞こえるでしょう。

末頼もしい

あまり普段使いをされることはありませんが、「末恐ろしい」の類語に「末頼もしい」という言葉もあります。

「末」は「末恐ろしい」と同様に、この先のことや未来、将来を意味しています。

そのため、「この先が頼もしい」「将来が頼もしいな」などの意味として使われることがあります。

しかし、普段使いをされる機会が少ないことから、「末頼もしい」と口に出した時に、その言葉の響きに違和感を覚える人がいるかもしれません。

人によっては「その日本語はおかしいのでは?」と指摘をしてくる可能性もありますので、言葉にするよりも、文章にした方が相手には自然と受け入れられるでしょう。

もちろん口に出して言葉にしてはいけないということではありませんので、「末恐ろしい」の代わりに使っても問題はありません。

悪い意味での類語

「末恐ろしい」は、先行きに対する不安な気持ちを表す言葉ですので、類語は「将来が不安な」とストレートな表現をするのが一般的です。

悪行ばかりしている子どもを見て、親が「将来が不安だ。」と言ったり、今の生活がギリギリの状態で貯えもなく、未来に対する希望や夢が見いだせない場合に、「将来が不安で仕方がない。」などと言ったりすることがあります。

ネガティブな人ほど悪い意味での類語を使う機会が多いでしょう。

「末恐ろしい」という言葉は、聞き手によっては良い意味にも悪い意味にも受け取れますが、このように類語を用いることで、その意味がはっきりと聞き手にも伝わります。

そのため聞き手の誤解を防ぎたいと思った時には、あえて類語を使った方が互いのコミュニケーションが円滑に取れるでしょう。