一重の場合にはどうしても瞼が目に被さる形で、腫れぼったさを感じさせてしまいますが、二重の場合は瞼の重さを感じさせないため、目がはっきりと大きく見えます。
二重の部分がくぼんでいるため、肌に凹凸が出来て彫りが深くなり、アジア顔よりは西洋顔に近い顔立ちになることが多いです。
二重美人はとくに女性の憧れでもあります。
学生時代からアイプチやアイテープのような化粧道具を使って二重を作る女子は多いですし、プチ整形をする際にも瞼を弄る女性は多いです。
一重の女性が二重に整形すると、それまでとはまるで別人のようになりますが、ぱっちりの二重瞼はそれだけ周りの人に与える印象が変わるということでもあります。
3、鼻が小さく、筋が綺麗に通っている
西洋人の顔立ちは、とても彫りが深くて目鼻立ちがハッキリとしており、迫力のある雰囲気をしています。
顔のパーツの1つひとつも大きいため、目もぱっちり二重が多いですが、また鼻も大きな形をしている人が多いです。
西洋人の鼻は長く筋が通っていて、鼻のサイズは大きめで、人によってはやや鉤鼻になっていることもありますが、反対にアジア人にはそうした西洋人の鼻の特徴はほとんどありません。
元々顔のパーツの凹凸や彫りの深さが西洋人とアジア人とでは違っています。
私たち日本人はアジア顔ですので、顔の凹凸も少なく、つるりとしてまさに卵型の顔の形をしている人が多いです。
顔全体の形がそうなっていますので、当然それに合わせて1つひとつのパーツも小さくまとまっています。
人によっては顔の輪郭に合わせてパーツも大きな場合がありますが、少なくとも日本人の美の基準としては、鼻は小さく、それでいて筋が綺麗に通っているのが理想的な鼻の形だと言われています。
鼻はあまり小さすぎても印象がまた変わってしまいますが、その分鼻筋が長く通っていれば、端正な鼻の作りに見えます。
鼻筋が通っていると化粧をした時により映えますので、鼻は小さく、筋は綺麗に通っているのが理想的と言われています。
4、セクシーで潤った唇
唇は、人によって薄い唇や、ぽってりと厚い唇などがあります。
上唇は薄く下唇は厚い人もいれば、その反対の人もいます。
そんなたくさんの唇の形の中でも、少しふっくらとした厚さのある唇が理想的だと言われています。
とくに女性の場合は、ぽってりとした厚めの唇は、とてもセクシーで魅力的な印象を与えます。
リップクリームや口紅を塗ることで、いかにも艶があって柔らかそうに見えますので、唇の魅力に惹かれてしまう男性も多いことでしょう。
ある程度のふっくらとした厚さがあり、またその唇が潤っていることが、美しさの基準です。
例え厚めの唇でも、乾燥してカサカサとしていたらとても端正な唇には見えませんし、反対にグロスを塗り過ぎてテカテカと不自然に潤い過ぎてしまっても、メイクのきつい印象を見る人に与えてしまうでしょう。
一方で男性の唇の場合も、薄すぎるよりは少しくらい厚めの形をしている方が、包容力や穏やかな印象を見る人に与えるため、好かれやすいです。
唇の潤いは、女性のように艶めかせる必要はありません。
日頃からリップをして乾燥を防いでいれば、唇本来の淡い色で十分に魅力的に見せることが出来るでしょう。
ぽてっと厚くてもダメ、薄すぎてもNG
唇の厚さは、ぽてっと厚すぎても良くありませんし、薄すぎても良くないでしょう。
厚すぎる唇の場合、顔のパーツの中でも唇にばかり目がいってしまいますし、厚い唇を不愛想に閉じていると、より印象が悪くなってしまいます。
一方で、唇が薄すぎてしまっても、軽薄な印象に映ってしまったり、顔全体の印象がぼやけてしまったりします。
唇の厚さ、薄さに悩む人の場合、整形よりもリップや口紅など、メイクで工夫することが多いです。
唇の厚さや薄さはどうにも出来ないと悩む人も多いですが、実際には工夫や努力で印象を変えることは出来ます。
5、キレイなEライン
「横顔美人」という言葉を聞いたことがありますか?
美しい横顔を持っている人には、「キレイなEラインがある」という共通する特徴があります。
「Eライン」とは、鼻先から顎にかけて直線に結んだラインのことです。
アメリカの歯科矯正医ロバートリケッツが、1954年に美しい横顔を量る基準として発表したものです。
一般的に横顔が美しいと言われている人は、Eラインよりも少し後ろに上下の唇があるとされています。
欧米人は鼻先が長く高い人が多いため、この基準にあっていれば横顔が美しいと言えるでしょう。
しかし日本人を含む多くのアジア人は欧米人よりも鼻が低いので、Eラインに上下の唇の先が接すれば美しい横顔だと言えるでしょう。