天然パーマをコンプレックスに感じている人は、意外と多いものです。

天然パーマは、髪の癖が強いのでセットがしにくく、なかなか上手くまとまらなかったりするので、ヘアアレンジがし辛いことが悩みの種でしょう。

「パーマ」とはいうものの、お洒落に仕上げた美容室のパーマとは異なり、「くせ毛」に近い印象が強いと思います。

見ようによっては「きちんと手入れをしていない」と思われてしまうこともあるので、扱いには十分注意しなければいけないですよね。

今回は、天然パーマで髪型を悩んでいる人のために、「くせ毛を活かせる」ヘアスタイルを提案させていただきます!

天然パーマとは

「天然パーマ」とは、もともと生えてくる髪の毛が、うねっていたり、カールしてしまう状態です。

「くせ毛」と呼ばれる髪質よりも、一段階強い癖を持っていると考えて良いでしょう。

一般的に、くせ毛と呼ばれるのは、部分的な癖を指すことが多いので、生え際や毛先の一部がうねったり膨らんだりするような髪質です。

それに比べて、天然パーマはというと、髪全体に癖があり、まとまりにくさは段違いです。

くせ毛の仲間でいうと「縮毛」と呼ばれる種類と類似しています。

生えた段階から毛髪に癖や縮れがあり、伸びていく段階でもその癖が抜けることなく髪全体にその癖がいきわたってしまうので、強いウェーブやカールが表れてしまいます。

癖の強さでいうと、低)くせ毛→天然パーマ→縮れ毛(高です。

くせ毛の原因は、遺伝だったり、栄養不足だったり、頭皮や毛穴の状態だったりと、さまざまです。

ほとんどの場合、遺伝で受け継がれることが多く、日本人の多くが、大なり小なりくせ毛に悩まされているといいます。

成長によって毛質が変わっていくこともありますが、天然パーマは「天然」とつくくらいですから、なかなか治りにくいものです。

何年も生きていれば、自分のくせ毛のパターンや特徴をしっかり把握できているはずなので、髪に合わせた対処法を見つけて、なんとか良い状態をキープしている人がほとんどでしょう。

しかし、まだどうにも天然パーマに対応しきれないで悩んでいる人のために、今回はおすすめのヘアスタイルをピックアップして紹介します。

天然パーマの髪型10選(男性篇)


まずは、天然パーマを活かせる髪型「男性編」です。

男性は短髪の人が多いので、髪が軽いことで癖が出ると、全体のボリュームが増えて見える傾向があります。

しかし、髪の癖をうまく活かせば、おしゃれでかっこいいヘアアレンジが楽しめますよ。

1.ツーブロック

『ツーブロック』は、メンズの髪型の中でも人気の高いヘアスタイルです。

頭頂部の髪を長めにして、耳周りから下はスッキリと刈り上げにするスタイルは、一気にこなれ感が出て、お洒落度がぐんとアップ!

ツーブロックは、髪を長くしている部分のニュアンスによって表情が大きく異なるので、天然パーマのくせ具合が良いアクセントになるんです。

それに、くせ毛の場合、ボリュームが出て髪が広がってしまう所を上手く刈り上げることで、それを防ぐこともできます。

ツーブロックと天然パーマは相性がいい

ツーブロックにすることで、天然パーマはわざとつけた「くせ感」のような雰囲気になりトップの長い部分をかっこよく見せてくれます。

メリハリのある髪型は、ボリュームを出す部分はしっかり出して、しめるところキッチリしめるのが鉄則です。

顔周りがスッキリするので男性のシャープさが際立って男らしく見えますよ。

2.ツーブロックリーゼント

『ツーブロックリーゼント』は、ツーブロックのヘアスタイルが進化したハイブリッド版。

ツーブロックと同じ原理で、トップを長くして、サイドから下を短くするスタイルです。

ツーブロックと大きく違う点は、前髪をリーゼント風に立ち上げたりサイドに流します。

海外のモデルさん達もよくやっているスタイルなので、とても人気がありますよ。

サイドや襟足の長さに変化をつけてみても、全体のバランスが違うので、髪のくせの出方に応じて調整してみるといいでしょう。

くせ毛の人は、ウェーブを活かしながら前髪を立ち上げたりバックに流すのではなく、長めに残してボリュームを持たせながらまとまりをもたせる海外風のリーゼントがキマるでしょう。

ムーディで大人っぽい男性を目指す人や、ダンディな印象になりたい人は、リーゼントスタイルのツーブロックがおすすめです。

3.ツーブロックショート

またまたツーブロックの応用編『ツーブロックショート』は、その名の通り、ツーブロックとショートカットを組み合わせたヘアスタイルです。

トップを短めにして、束感を出しながらセットすると爽やかな印象になりますよ。

ツーブロックは清潔感があるうえ、セットがしやすいので接客や営業職の人にも向いています。

ツーブロックの人は、トップ部分にニュアンスパーマをかけてセットしやすくする人も多いので、あらかじめパーマ風のニュアンスがついている天然パーマの人にはうってつけのヘアスタイルなんですよ。

ポイントは毛先に動きを出すことです。

4.ツーブロックマッシュ

ツーブロックというと、どこか男らしくて厳つい印象がありましたが、最近では『ツーブロックマッシュ』という柔らかい印象のツーブロックも登場しています。

ツーブロックマッシュスタイルはトップの髪を比較的長めにして、耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにまとめるマッシュルームヘアの応用です。

マッシュヘアは、トップにボリュームを出すのがポイントですが、くせ毛の人は耳下や襟足の髪が膨らんでしまってイマイチかっこよく決まらないことが多いんです。

しかしこれは、見えない部分に隠しツーブロックを入れることで、全体的に毛量を少なく見せることができる画期的なヘアスタイルです。

一見変哲もないマッシュヘアに見えて、実は内側に刈り込みが入っているので、全体のシルエットが整えやすいのが特徴。

天然パーマによって、全体のまとまりがつきにくい人は、サイドに隠れツーブロックを入れて、全体をミディアムマッシュにしてみるとバランスが保ちやすいでしょう。

5.ベリーショート

『ベリーショート』は毛足を短くするので、髪質の癖がでにくいスタイルです。

顔の輪郭がスッキリとして男性らしい印象になるので、精悍な雰囲気でお洒落に見えるでしょう。

髪の流れや動きを付けたい方は、あえてパーマをかけている人もいますが、もともと髪に癖がある人はワックスやジェルを使えば簡単にニュアンスをつけることができるのでお手軽です。

セットの時は、しっかりタオルドライをした状態で、ドライヤーをかける時に前髪や全体的な流れのカタチを作っていくようにするとまとまりやすいですよ。

6.スパイキーショート

ここ最近トレンドとなっている『スパイキーショート』は、束間を意識したアレンジがしやすいヘアスタイルです。

スパイキーヘアは、例えるならばハリネズミのように全体を尖らせた髪型のこと。

全体を尖らせると、インパクトが強すぎるので、ほかのアレンジの手法をミックスしながら楽しむ人が多いんです。

遊び心がプラスできるスパイキーショートは、ほかの人と味違う出来上がりにすることができるので、個性を楽しみたい人にオススメの髪型となっています。

くせ毛をいかして全体にボリュームを持たせることで、アップバンク風のスパイキーヘアにすることができますよ。

7.オールバック

紳士的でクールな印象の『オールバック』は、一度挑戦してみたい憧れの髪型ではないでしょうか。

清潔感と上品さを兼ね備えたヘアスタイルは、営業職や接客業の方にピッタリです。

オールバックは髪を全体的に後ろへ撫でつけるので、くせ毛で髪全体が広がってしまう人にもオススメ。

ワックスやジェルで髪に艶を与えられるので、髪質もうまく補正することができますよ。

オールバックはかっちり決めすぎるのではなく、適度なルーズ感を出すと大人っぽい色気が演出できるので、シーンによって使い分けてみましょう。

オールバックを作るときは、まずドライヤーをかけるときに髪の流れをつけることからスタート。

ポイントはトップとサイドのメリハリです。

トップはボリュームを持たせるように髪を後ろに引きながらふんわりと乾かして、サイドや襟足はボリュームを出さないよう押さえながら乾かしてください。

あとはアイロンや整髪剤を使いあがら好みのカタチに整えていってください。

髪の癖を目立たせたくない人は、オールバックがうってつけです。

8.無造作ヘア

飾らない自然なナチュラルさを演出する『無造作ヘア』。

天然パーマの癖を隠さず、あえて残すことでわざと無造作感を出しているように見せましょう。

天然パーマの癖がある人が無造作ヘアをするときは、髪全体のシルエットを重視するのがポイントです。

毛足が長いと癖の効果で全体のボリュームが出やすい人が多いので、サイドや襟足をは短めにカットして億のが基本。

トップは好みで短くしても長めにしてもOK。

無造作ヘアは不規則な束感を出すために、ワックスでしっかり流れを作ってから、自然に見えるようあえて崩していく塩梅が重要ですよ。

9.センターパート

『センターパート』は前髪をはっきりセンターわけにした髪型です。

前髪を長めに残しても、ワックスできっちり分けてしまうので、癖は分かりにくいでしょう。

天然パーマの人は、前髪の長さと合わせてサイドの髪を耳の高さで整えてカジュアルな雰囲気を出すのがオススメです。

この髪型は、直毛で髪が少ない人がやると、トップがペタンとしてしまうのであまりお洒落に見えません。

スッキリしたシルエットでセンターわけにするとモード系のモデル風になるので、似合う人を選ぶでしょう。

しかしもともと癖がある髪であれば、トップがへたらず、ふんわりするので、全体の髪を耳にかかるか、かからないかくらいの短さにして、トップをセンターで分けるだけである程度キマります。

10.金髪

最近では、天然パーマを活かして『金髪』にすることで外国人風のおしゃれなパーマヘアを演出している人も。

明るい色になると、髪全体が柔らかく見えるので、くせ毛という印象は薄まりますよ。

金髪にするときは、ツーブロックにしてトップと襟足にギャップをつけることでより、魅力的な仕上がりになります。

髪が多くて重く見られがちな天然パーマの人にはうってつけです。

天然パーマの髪型10選(女性篇)


では次に、天然パーマを活かす女性向けの髪型を紹介していきます。

女性は、男性に比べて髪を伸ばしている人が圧倒的に多いので、癖が隠しにくく悩んでいる割合も高めです。

天然パーマのロングヘア髪が広がってしまうことが多く、毎朝整えるのに時間がかかるという声も多いため、今回は、癖が目立たず、手入れがしやすいヘアスタイルをメインに紹介していこうと思います。

1.ロングウェービー

『ロングウェービー』はあえて髪を厚めに残してウェーブを施すスタイルです。

毛先にボリュームを持たせてAラインに整えることで、大人っぽいラフな雰囲気になりますよ。

カールを大きめにした重ためのスタイルですが、天然パーマの人はあまり髪を軽くすると、癖が強くなる傾向があるので、ロングウェービーのカタチはうってつけ!

ナチュラルなウェーブをそのまま活かす

ロングウェービーは胸下くらいのロングヘアが一番お洒落に見えます。

無造作めのナチュラルカールがポイントとなるので、天然パーマのうねりをうまく活かすことができますよ。

前髪はセンターパートやかきあげ風など、長めに残すことで、まとまりが良くなります。

重たくなりすぎないように、レイヤーを多く入れてもらうと、自然な動きが出て程よく軽く仕上がります。

2.グラマラスロング

ゴージャスなミックス巻きで仕上げる『グラマラスロング』は、大きめのカールでエレガントに仕上げるスタイルです。

もともと癖がある髪質のの人なら、太めのコテでしっかりと立体的に髪を巻いて、手串で軽くすくだけで、抜け感のあるガーリースタイルができあがるでしょう。

グラマラスな雰囲気を演出するには、無造作感とエアリー感を大切にすることがコツ。

明るめのカラーリングでホワイト系のハイライトメッシュを入れるなど、ちょっとした工夫をするだけで一気に個性が出せますよ。

3.ベリーショート

大人可愛い雰囲気が魅力的な『ベリーショート』。

毛足が短いので、もともとワックスやスプレーで簡単にセットできるヘアスタイルですが、天然パーマの人は程よく癖でニュアンスがついてセットがさらにらくちん。

乾かす手間も短縮され、手入れも簡単なので、メリットいっぱいのスタイル。

天然パーマの人は、髪のうねり具合や癖の出方にあわせて毛足の長さを決めるといいでしょう。

4.フレンチショート

『フレンチショート』は後頭部をふっくらさせて襟足をきゅっと引き締めるショートスタイルです。

トップとのメリハリで襟足が非常に綺麗に見えて、首が細く見えるので、さりげなく大人の魅力を引き出せますよ。

サイドは短めにして、レイヤーを入れるとセットした時に柔らかい質感に見えるでしょう。

スタイリングの際は、根元からふんわりするように、ワックスを揉みこむとうまくいきますよ。

5.バルーンボブ

『バルーンボブ』は名称からわかる通り、風船のように毛先を丸めた女性らしいシルエットが人気のスタイル。

長さはフェイスラインで顎が出るくらいが定番です。

ワンカールにする人もいれば、全体的にウェーブをかけてラフに仕上げる人もいますので、全体的に癖のある天然パーマの人は、動きを出してエアリーなスタイリングにするのが良いでしょう。

カールした髪が良いアクセントとなって、ふわふわで丸みのあるヘアスタイルになりますよ。

レイヤーを入れて毛束と動きを演出すると、癖がうまく活かせるはず。

前髪は短めにしても、悩めのワンレンにしてもキュートです。

6.ひし形ボブ

『ひし形ボブ』は、小顔に見えたい女性から支持されているボブスタイルの定番。

頭のシルエットをひし形に見せることでフェイスラインがスッキリ見えるので、小顔効果があるんです。

天然パーマの人も、カットの際に毛先を落ち着かせるように形を整えておくと、髪が伸びても広がりにくいですよ。

7.黒髪ツヤボブ

『黒髪ツヤボブ』は、王道でベーシックなボブスタイル。

天然パーマの癖を活かして毛先に動きを出してみるとナチュラルな動きが出るので、元気な印象に仕上がりますよ。

黒髪だと落ち着いて見えてしまうと感じる人もいるかもしれませんが、束感を出すようにワックスを髪の毛全体に揉みこんだり、毛足を外ハネにするなど、ちょっと一工夫をすると一気にお洒落度がアップします。

8.レトロボブ

ちょっと懐かしい雰囲気の『レトロボブ』は丸みのある、おかっぱ風のヘアスタイルです。

全体のシルエットが優しく女性的になるので、可愛らしい印象になりますよ。

髪がふわふわと広がらないように、ちょっと重めのカットにしてもらうのがポイントです。

天然パーマの人は、癖に合わせて内巻きか外ハネか、その時々のニュアンスを楽しむのもいいでしょう。

眉上にしてレトロに演出

レトロな雰囲気をより楽しみたい人は、前髪を眉上で整えて短めにすることでさらに昭和チックな乙女感が出ますよ。

9.フレンチマッシュ

『フレンチマッシュ』は重めのマッシュヘアです。

あえてくせ毛風のカールパーマをあてて、外国の少年のようなドーリーな雰囲気を出すのがポイントになっています。

しかしもともとカールの癖がある天然パーマの人は、自然と無造作なカールが作れるので、パーマをかけなくてもクラシカルなスタイルが完成します。

襟足は思い切ってベリーショートや刈り上げにしてみると、ワンランク上のマッシュが楽しめます。

日によって、トップのボリュームや動きを変化させるのがオススメです。

10.アレンジヘア

天然パーマは、うまく髪の癖を活かしたヘアアレンジをすると、一気にこなれたお洒落な女性になることができます。

ちょっとしたアレンジを加えるだけで雰囲気が全く違いますので、ぜひ試してみてください。

ヘアピンでワンポイント

天然パーマの人は、髪が全体的にふんわりしてボリュームが出やすいので、サイドの部分をヘアピンでとめてカバーすると全体の髪のシルエットに変化が生まれてお洒落に見えます。

ピン止めは綺麗に並べてつけるのではなく、ランダムに指すとより素敵です。

バンダナでボリューム調整

髪がうまくまとまらない日や、ボリュームが出すぎてしまう日は、バンダナを巻いて髪を髪を可愛く収納しちゃいましょう。

ショートヘアの人は、ヘアバンドとして。

ロングヘアの人は、大きめのスカーフをカチューシャ代わりにして、余った部分を編み込んでみつあみ風にしてみるのもオススメ。

三つ編み&編み込みで活かす

きっちりまとめないラフな三つ編みや編み込みは、髪に癖やウェーブがあった方が可愛く仕上がります。

三つ編みにしてしまえば、癖が目立ちませんし、なにより広がる心配もありません。

髪を巻く手間なし

最近では、綺麗に巻いた艶カールより、ナチュラルでラフな雰囲気のウェーブヘアが流行っています。

ウェットな濡れ髪が流行したのも、そのうちの一部ですよね。

自然なカールはコテで作るのにもコツがいるので、もともと直毛の人にはなかなかできないヘアスタイルです。

しかし天然パーマの人は、自分の髪質を持ち味にして、簡単にお洒落でラフなカールヘアを楽しめますよね。

コテを使わずともワックスとスプレーで雰囲気のあるニュアンスヘアができるのは天然パーマの強みです。

天然パーマは武器になる(まとめ)

天然パーマというと、どこかマイナスのイメージがありますが、活かし方によってはメリットばかり!

自分の髪の個性を受け入れて、それをどのように活かしていくのかを考えてみると、毎日のヘアアレンジがもっと楽しくなりますよ!