ここを本当に理解していなければ、内輪ネタをやめることはできません。
やはり、面白いと思っている話題は出したくなってしまうものですし、仲間が喜んでくれるのなら良いと思ってしまう傾向があるからです。
人間は面白い話題が大好きですから、相当な理由がなければ、それをやめることができないのです。
ここでは、内輪ネタをやめた方が良い3個の理由について見てみることにしましょう。
内輪ネタに入ることができない人の気持ちを考えると、やめた方が良い理由と言うのをきちんと理解できるかもしれません。
外部の人には意味が通じない
内輪ネタをやめた方が良い最初の理由は、まずは何よりも、外部の人には意味が全く通じないということがありますね。
外部の人に意味が通じてしまっては、内輪ネタと呼ばれることがないでしょう。
他の人にとっては全く盛り上がるスイッチとならないようなところで、皆が盛り上がることができるのが内輪ネタです。
このネタを知っていなければ、周囲の人はそれで盛り上がることができないのです。
意味が通じないジョークを言われているときほど気まずいことはありません。
内輪ネタで盛り上がっている人を見ている人のことを考えると、内輪ネタがどれほど決ま錐ものであるのかということの想像がつくでしょう。
話に入りにくい
話に入りにくいというのは、内輪ネタの大きな欠点です。
誰もがそれで盛り上がってテンションが高くなってしまうので、話しの中に入ることができなくなってしまうのです。
その場で空気を止めて内輪ネタの解説を求めることができるような勇気のある人間は滅多にいません。
大抵は気まずい笑いを漏らして、何が起こっているのかさっぱり分からないというのが普通でしょう。
その話題が始まったしまった瞬間に発言をすることもできなくなってしまいますし、笑いのタイミングを取ることもできなくなってしまいます。
話の中で、自分が口を出すという意味でも、そこに存在するという意味であっても、入って行けなくなってしまうのが内輪ネタなのです。
のけ者にされている印象を受ける
一瞬でその場から排除されているような印象を受けるのが内輪ネタです。
その話題が出て、盛り上がっている中についていけなくなってしまったような段階で、のけ者にされているような印象を受けるでしょう。
周囲が自分たちの持ちネタで盛り上がって、それで自分たちの仲間意識を確認している中で、自分はそのネタを知らないというのは、一瞬で自分がその場で「のけ者である」「よそ者である」ということを証明してしまうことになります。
盛り上がっている中で一人盛り上がることができないのは、それは、のけ者にされているものにとってはとてもつらいことですよね。
また、明らかにそのネタを知らないであろうということをみんな知っていながら、そのネタを使って話をしている集団の中にいると、「ここには入ってくるな」と言われているような気分になるでしょう。
集団の中にいるのに孤独を味わうというのは、辛いものでもありますし、その場から抜け出してしまいたい気分にさせるものでもあります。
思い遣りや配慮が足りないことが分かる
内輪ネタを話すのは、それを分かっている人間にのみ「ここで笑って良いよ」と言うサインを出しているということになります。
それは、そのネタを知らない者にとっては意味が分からないものですし、知らないものをのけ者にするようなサインだということもできるでしょう。
このようなことは、その集団に思いやりがあればできることではありません。
せめて事前知識を与えていれば良いのかもしれませんが、それにしても、そう言った鉄板ネタのようなものを使って誰かをのけ者にするという行動に対して、全く配慮がないことがw狩りますよね。
内輪ネタをしない方が良い理由と言うのは、思いやりや配慮が足りていないことを自ら暴露することに等しいからと言うのも、一つの理由になります。
ある意味KYな集団
何も考えていない学生集団なら良いかもしれませんが、ある程度の年齢になってくると、誰かに対しての配慮が欠けているというのは人間としておかしい行動になります。
とてもKYだということになるかもしれません。
何も知らないものをのけ者にして内輪ネタで平気で盛り上がることができる人間は、ある意味でKYな集団だということになるでしょう。
内輪で仲間意識を確認しているのだといえば聞こえは良いかもしれませんが、KYな集団だと言い換えられると、自分たちのしていることがおかしいということに気づくのではないでしょうか。
少なくとも、盛り上がっている自分たちにとっては良いかもしれませんが、意図せずにか、意図してかは分かりませんが、のけ者状態になってしまっている内輪ネタの分からない人間からしてみると、その集団がいかにKYでどうしようもない人間の集まり化ということが分かってしまいますね。
傍から見たら悪い印象
内輪ネタを平気で口にするような集団は、傍から見ると悪い印象しかありません。