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凡ミスとは?凡ミスをなくす10個の方法(続き3)

7:落ち着いて取り組む

何事も、落ち着いて取り組まなければ凡ミスが発生しやすくなってしまいます。

例えば財布や携帯など、自分にとって大切なものがなくなってしまった時、誰でも頭が真っ白になって焦ってしまいますよね。

普段財布や携帯を入れているカバンはもちろん、上着のポケットや部屋のいたるところを探し回りますが、何故か必死になって探している時ほど見つからないものです。

その内にその場で見つけることを諦めて、カードの使用を止める手続きをしたり、気落ちして探すのを止めたりすると、いつの間にか思いもよらないところから見つかることがあります。

そして見つかった時に、「そういえばさっきあそこにポンと置いたんだった!」と記憶が蘇り、安心感と疲労感が一気に襲ってくることでしょう。

必死になって探しているのに何故か見つからない時には、頭の中が「財布(携帯)がない!!」ということだけでいっぱいになっているため、冷静な判断や記憶の確認ができずに、焦ってしまっています。

そのためどんなに探したところで、本来の場所とは見当違いな場所ばかりを探してしまうことも多いのです。

しかしもし、ここで落ち着いて冷静に考えを巡らせることができたなら、記憶の中から財布や携帯を置いた場所を思い出し、あちこち探し回らずとも見つけることができるでしょう。

咄嗟の状況に陥った時には、人はなかなか落ち着いて取り組むことができなくなってしまいます。

しかしあえて深呼吸をして気持ちを落ち着けるように努めることで、余計な凡ミスやタイムロスを防ぐことができるようになるでしょう。

8:一度凡ミスをしてしまったら反省する

凡ミスとは「うっかり」「つい」のミスです。

つまり、きちんと気をつけていれば起こることのなかったミスでもあります。

それをしてしまった時点で、「自分はうっかりしているな」と自覚をして反省ができれば、同じような凡ミスを繰り返さずとも済むでしょう。

ミス自体はどんなに気をつけていても、いずれは起きてしまうものです。

しかし、少なくとも凡ミスは、自分の意識の差によって、繰り返したり防げたりします。

そのため、常に気を張っているわけにはいかなくても、予め「凡ミスをするかもしれない」と自分が思える事柄にはとくに気を配るようにしましょう。

何度も凡ミスを繰り返す人は、「気をつけていた」「やらないようにしていた」という言い訳は一切通じません。

気をつけて行動していたのなら、そもそも凡ミスをすることはありませんので、明らかに本人の注意不足や集中力の散漫が原因でしょう。

二度繰り返さないのが常識

「仏の顔も三度まで」ということわざがありますが、ミスは三度ではなく、二度繰り返さないというのが常識です。

とても難しく複雑な仕事内容であれば、二、三度のミスは仕方がないとみてくれる会社もあります。

しかし、あまりにミスが多かったり、または同じミスを繰り返したりすれば、当然上司には叱られますし、周りからの風当たりも強くなってしまうことでしょう。

とくに凡ミスは本人の不注意によるうっかりという認識が強いため、ただでさえ凡ミスをしてしまったのに、さらに二度目も凡ミスを犯したとすれば、当然「しっかりしなさい」と怒られてしまうでしょう。

9:知っているふりをしないこと

知ったかぶりをしたり、知っているふりをしたりする人は、最後まできちんと人の話を聞かない傾向があります。

例えば「明日の打ち合わせの連絡を取引先にしておいてほしいんだけど・・・」と同僚から言われた際に、途中で「分かったわかった」と言葉を遮って了解し、メールで取引先に連絡を入れたとします。

その後で同僚に「連絡を入れておいたよ」と確認を取ったところ、連絡はメールではなくFAXで送ってもらいたかったということを知り、慌てて再度FAXで連絡をする羽目になってしまったというケースでは、きちんと最後まで話を聞かずに、自分の頭の中だけで物事を理解してしまった結果が表れています。

よくクイズ番組の引っかけでも、問題をきちんと最後まで聞かなければ答えが分からないことがありますが、それと同じように人の話は最後までしっかりと聞いておかなければ、後になってトラブルになってしまうことがあるでしょう。

知っているふりをすることで結局は自分の理解と事実が違っていた場合に、凡ミスが起こってしまうので、凡ミスを起こさないためにも人の話は最後まで聞くように心がけましょう。

物事に対して疑問や疑いをもとう

よくテレビや雑誌、新聞や口コミなどの情報を鵜呑みにしてしまっている人がいます。

「テレビでやっていたから」「本に載っていたから」と理由で何でもかんでも信じ込み、それを根拠として自分の意見を主張するのは、自分の考えによっての主張ではないため、もし間違っていた場合にも素直に自分のミスを認めることが難しくなってしまいます。

また、全国の教材として使われている歴史の教科書にも、定期的に修正がされているように、実のところ何が真実で何が間違っているのかはとても曖昧なことが多いのです。

その真偽を自分できちんと判断するためには、あらゆる物事に対して疑問や疑いを持つことです。

もちろんすべてを疑ってかかるような極端な真似をする必要はありません。

しかし、「ひょっとしたら違う意見や可能性があるのではないか」ということを常に頭に入れておくことで、世間に溢れている情報を鵜呑みにすることなく、自分で冷静に判断してミスを防ぐことができます。

10:なるべく集中しやすい状況を作ること

凡ミスは、集中力の欠如が原因で起こることが多いです。