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耳年増とは?読み方や意味・使い方を解説(続き4)

さっそく見ていきましょう!

聞きかじり

「聞きかじり」という言葉は、「曖昧な知識」「聞いただけでそれが本当かどうかわからない知識」などをさしています。

聞いたことを知識として捉えているんですが、その情報の出所が分からない・・・というようなものをいいます。

”体験していない””見聞きしていない”という点において、「耳年増」という言葉と同じ意味になりますね!

生半可な知識

「生半可な知識」というのは、「ある専門分野についてうわべな部分しか理解していないこと、またはその知識」のことをさしています。

あなたは、特定の分野について詳しいけれども、実はその知識というのは誰かから伝聞したものなのではないでしょうか?

自分の実体験をもってある分野の知識について理解を深めているのであれば、それは間違いではありません。

”生半可な気持ち”なんて中途半端な気持ちのことをさしますが、”生半可な”という言葉が「知識」につくことによって、耳年増と同じ意味になるんですね。

半可通

「半可通」とは、”はんかつう”と読み、よくも知らないことをしったかのように振舞う人のことをさします。

あなたの周りにも、たいして詳しくないはずなのにあからさまに知っているかのように振舞っている人はいるのではないでしょうか?

そのようないい加減な人のことを半可通といいます。

「耳年増」でも、体験せずに聞いた情報だけで”知っているように振舞う”点で共通していますね。

未熟

「未熟」とは、「学問や人間性などがまだ完成していない様子」を示しています。

「まだまだ未熟なもので・・・」なんて言葉を使ったりしますよね。

また、そのようにある特定の分野やジャンルについて深く知っていない、知っているとしてもさわりの部分だけ・・・という意味で「未熟」と「耳年増」という言葉の意味が重なります。

わかった風な

「わかった風な」は、「あたかもその分野についてわかっているようにふるまってる様子」を表します。

これは、さきほどお伝えした”半可通”な人と一緒のニュアンスを持っていると理解してくださっていいです。

また、「耳年増」もわかっているようにふるまっている、実はその分野について詳しくは知らない、という点で共通しているといえます。

「君ってどうしてそんなわかった風にふるまうの?」なんて使ったりしますよね!

しったかぶりに

「しったかぶりに」とは、わかった風な・・・と同じ様にまるでその分野についてすべてを知り尽くしているかのように思われるようにふるまうことをさしています。

「耳年増」も知識の情報としては正確かもしれませんが、自分が体験したことではないので”しっているかのように説明する”と同じ意味になりますよね。

もっともらしい

「もっともらしい」とは、「その道理にあっているかのようにつじつまを合わせる」という意味になります。

特定のことについて詳しくなかったとしても、その話につじつまがあってなければどういうことをいっているのか分からないですよね。

それに「うそつき」に認定されてしまうこともあるでしょう。

「耳年増」な人も、まるで自分がその分野について知り尽くしているかのように思わせる点において意味が共通しているといえます。

耳年増の使い方

これまでに「耳年増」という言葉についてお伝えしてきましたね。

その言葉の意味を正しく知ることが出来たとしても、いざその言葉を使おうとしたときに「どのように使えばいいんだろう?」なんて悩んでしまうものです。

そのように悩んでいるうちにまちがった使い方をしてしまったら、せっかく言葉の意味を知ったのが台無しになってしまいます。

そうならないように、ここで「耳年増」という言葉の使い方について学んでいきましょう!
どのように使うのか例文をだして、ご説明していきます。

相変わらずの耳年増っぷりだった

この文章は、特定の女性が「相変わらずに知ったかぶりをした情報を話していた」という意味合いになります。