「耳年増」・・・それはあまり耳にしたことがない言葉というだけではなく、書面などで登場してもいったいどんな風に読むんだろうか?
なんてまったく分からないという人が多いかと思います。
そのため、この言葉がでてきたり、会話で使われてしまうとその言葉を津方人がどんな意図で、どんな気持ちをしているのかなんてまったく理解できないものです。
また、この言葉の意味を知らないままに誰かに「君って耳年増だよね」なんていわれて、何も感じないようであればちょっとマズイかも。
というのも、この言葉って実はディスっている(ばかにしている)意味も含まれているからなんです。
もしもこの言葉を誰かに使われてしまい、さらにその意味を知らないのであれば、すぐにでもこの言葉の意味を勉強しておくべきでしょう。
あなたは、もしかしたらちょっぴりエッチなことが好きな女性なのではないでしょうか?
ずばり、耳年増というのはそのようなちょっと”性的な要素”を含んでる言葉になります。
知らずに「君って耳年増だよね」なんていわれて元気よく「ハイ!」なんて答えていたというのであれば、それほど悲しいことはありません。
それにその事実を知ったところでおそらくあなたは恥ずかしい気持ちになることでしょう。
しかし、これから先に「耳年増」という言葉であらゆる失敗をしないようにぜひともこの記事で、その意味を学んでいってください!
分からない言葉をそのままにするのは、今はないかもしれませんがのちのちに必ず「あの時勉強しておけばよかった」なんていう後悔の気持ちに変わるものです。
そうしないように、そしてむしろその言葉をおもしろおかしく使っている人に注意の一言でもいえるような人になってください。
この記事では、そんな「耳年増」というあまり出回っていない言葉について徹底解説しています!
この言葉はどんな意味をもっているのか?
また、どんな類語や関連語があるのか?
そしてこの言葉を構成している”年増”とはそもそもどんなことをいっているのかについてご紹介します!
ぜひこの記事であなたも勘違い人から卒業してくださいね。
耳年増とは
あなたは「耳年増」という言葉を聴いたことはありますか?
また、どこかで見たことはあるでしょうか?
おそらく、この言葉に出会ったことがある人というのはごく少数なのではないかと思います。
なぜかといいますと、あまり使う人がいないからなんですよね。
もしも、あなたの身近な人でこの言葉を多用している人がいるのあれば、間違いなく色々な面で”下品な性格”をしていることは間違いないかと思います。
では、この言葉に出会うのが初めての人が多いと想定して、ひとつ問題があります。
ちょっと不思議な漢字3つで構成されている「耳年増」という言葉は、いったいどのように読むことが出来るのでしょうか?
考えましたか?
「みみとしまり」とか「みみねんぞう」「じねんぞう」なんて答える方もいたかもしれませんね。
残念ながら、どれも読み方は違います。
ずばり、「耳年増」とかいて「みみどしま」と読むんです!
”みみどし”まではなんとなくそのように読むのは理解できても、まさか最後に増えるという漢字を”しま”なんて読むなんてなかなか想像できなかったのではないでしょうか。
この聞きなれない、そして見慣れない「耳年増」(みみどしま)という言葉には、いったいどんな意味があるというのでしょうか。
その言葉を見てみればだいたいの言葉ってその意味を理解することが出来るんですよね。
その考えで「耳年増」の漢字を読み解いて見ましょう。
まず「耳」が「年」だというと、かなりの年月がたったような耳を持っていることを思わせますね。
さらにそこに「増」という感じがあることによって、耳に入っている知識が多いこと、年々増えていることをさしているのではないか?と推測することが出来ます。
たしかにこの「耳年増」という言葉は、ある知識だけについてはなぜだか詳しい人のことをさす言葉になります。
人の性格や特徴を表す言葉として使われます。
例えば「お茶目」「真面目」なんていう言葉がありますよね。
それらはその人の性格の特徴を伝えるものになります。
ずばり、この「耳年増」もその考えとおなじだということを覚えておいてください。
では、どんな知識について物知りなのでしょうか?また、男女どちらもさすことができるのでしょうか?
「耳年増」の言葉の意味について詳しく見ていきましょう。
聞きかじりの知識だけが豊富な若い女性
あなたの周りには実際には行動したこともないし、その場所にも行ったこともないし、それをしたこともないのになぜだかその知識だけは豊富な人っていませんか?
そのような人ってあたかも自分がそれらを体験したとか、そこに行ったかのような雰囲気でそのことたちを語ってくるのでなかには「本当にそうしたのではないか」なんて疑うこともできない人がいるはずです。
そのような経験もしたことがないのに知識ばっかり豊富になっている人のことをさしているのが「耳年増」という言葉になります。
また、それも男女ともに共通して表現できる言葉ではなく、”若い女性”だけをあらわす特定の表現言葉になります。
そのため、あなたが男なのに誰かから「君って耳年増だね」なんていわれたのであれば、その使い手のかたは残念ながらその言葉の使い方を間違えていることになります。
わざわざ指摘することもありませんが、あなたは絶対に間違えないようにしてくださいね。
恥ずかしい思いをするのは、あなたなのですから。
話を戻しましょう。
知識だけが豊富な女性というのは、必然的に”聞いただけのこと”を語っており、それを自分の知識にしています。
勉強する社会ですので、実際にあらゆることを体験しなくても文章を読んだり、それに関連する書物を読むことで自分があたかも体験したかのような気持ちに慣れるものなんですよね。
そう、それを”聞きかじり”の人といいます。
聞いたその先を自分で体験することはせずに、聞いたことだけの情報を元に色々な人に語っています。
その耳年増とよばれる女性たちは、もしかしたらその経験をした人たら直接話をきいたのかもしれません。
でも実際には自分は体験していないので、知識にはなりますが実際のことは分からないんです。
若い女性って知りたいことがあればすぐにでもネットで調べたりしますね。
特に現代では辞書を持ち歩かなくてもすぐに、スマホでネット検索が出来てしまうのでこのような”聞きかじりの知識を持つ女性”が増えています。
あなたももしかしたら、その傾向があるのではないでしょうか?
多く、性的な知識についていう
ネットですぐに検索をしたり、あらゆる”聞いた情報”をあたかも自分が体験したかのように語ったり、それにある特定の知識だけが豊富な女性のことを「耳年増」といいます。
さきほどネットですぐに調べて自分の知識にしてしまうような人は、耳年増なのかもしれませんねなんてニュアンスでお伝えしましたよね。
しかし、実際にはあなたは耳年増ではないかもしれません。
なぜかといいますと、「耳年増」とは”特定の知識だけ豊富”な人のことをさしているからです。
では、その”特定の知識”ってどんなジャンルのことをいうんでしょうか?
「耳年増」なんて言葉を使うので、さぞかし難しい知識なんじゃないかなぁなんて想像している方も多いかもしれないですね。
しかし、その考えはハズレです。
ずばり、「耳年増」とは、”性的な知識”を多く持っている女性のことをさしているんです。
”性的な知識”というと女性よりも男性のほうが詳しいような気がしてしまいますよね。
確かにそういうこともあるのですが、現代のネット社会や性的な行動の若年化によってそれらの情報がものすごく出回っています。
なんと早い女性であれば、小学校低学年からそのことを知っているなんていう子供までいるくらいなんです。
ちょっと日本の危機を感じるかもしれませんが、それが現実です。
そのような性的な知識を調べたり、もしくはそれらを経験した女性や男性から直接聞くことによって”経験よりも先”に知識が先行していることになります。
少しおかしな社会になっていることを思わせる言葉になりますね。
耳年増(みみどしま)の類語や関連語
これまでに「耳年増」という言葉がどんな意味を持っているのかについてお伝えしました。
その意味を知らなかった人にとっては、少し衝撃的な意味だったのではないでしょうか。
筆者はこの言葉を以前、女子会で友人Aが友人Bに指摘しているときに知った言葉ですがその意味を知ったときはド肝を抜きました。
「女性を示す言葉でもこんな言葉があるんだ!」なんて。
それに実際にその友人Bは、まさに性的な知識が豊富な女性だったので納得できたのも覚えています。
あなたの周りにはそのような「耳年増」な傾向を持っている女性はいないでしょうか?
というか若い女性がそもそも何歳までをさすのかが曖昧なので、実際にまわりにそのような知識が豊富で経験がないような人がいてもすぐに「耳年増だね」なんて指摘できないものなんですよね。
そんな筆者の話はおいといて・・・。
「耳年増」の言葉の意味をお伝えしましたが、それでもまだ意味に納得できない!とか意味がわからないと感じている方もいることでしょう。
そんなあなたのために、ここでは「耳年増」とほぼ同じ意味を持っている言葉や関連している語句をお伝えしていきます!
それぞれの項目でどんな点が「耳年増」と共通しているのか、違っているのはどんな点なのかについてもお伝えしているのですぐに理解できるはずです。
ではさっそく「耳年増」の類語や関連語句について確認していきましょう!
ぜひあなたも頭の中で共通点を考えながら、読み進めてみてくださいネ。
聞いて知った事柄が多いさま
あなたは、聞いて知ったことガ多いですか?
それとも”体験したこと”から知識を得たことのほうが多いのでしょうか?
もしも、聞いて知った出来事が多いのであればそれは「耳年増」と同じ意味になります。
さきほどもお伝えしましたが「耳年増」という言葉は、体験するよりも聴くことでその知識を得た女性のことをさしているからです。
とはいっても、この世界で起きていることをすべて体験できるなんてそんなことできないですよね。
テレビや雑誌、ラジオなどで日本の別の地域で山が噴火したことをしったり、それにそこで多くの人が苦しい思いを体験したことの気持ちを聞くことが出来ます。
実際にそのようなことを体験するのって難しいんですよね。
そのため、多くの人は自分の生活から全く離れてるようなことは体験しないままになくなっていくことのほうが多いです。
筆者もそうですが聞いて知ったことが多い、そのようなことがあるのは「耳年増」とほぼ同じ意味になるわけです。
実際にどんな言葉と類語なのかを見ておきましょう。
耳学問の
ずばり「耳年増」という言葉と同じ意味を持っている、もしくは似たような意味を持っている類語に「耳学問の」という言葉があります。
あなたはもしかしたら、この言葉までも知らなかったかもしれないですね。
この言葉は「みみがくもん」と読み、「自分自身で体験して習得した知識ではなく、誰かから聞くことによって得ることのできた知識」のことをさしています。
まさに「耳」から入ってきた学問(知識)であると思えば分かりやすいですよね。
この「耳学問」という言葉は、あらゆる知識を対象としています。
そのため、「耳年増」のように若い女性が性的な知識を豊富に持っていることをさしている点では異なった意味をしているんですね。
それに「耳学問」という言葉は、男性にも使うことが出来るという点も気をつけておきましょう。
聞いた知識の多い
聞いた知識が多く、その知識のほとんどは体験していないという場合も「耳年増」とまったく同じ意味になります。
とはいえ、「耳学問」と同じ様に”若い女性”が”性的な知識を特別豊富に持っている”という意味は含まれていません。
「耳年増」という言葉だけで若い女性を想像できるんですが、「聞いた知識の多い」という言葉ではまったくそのような若い女性を想定することは出来ないですよね。
要するに「耳学問」と同じ様に男女ともに共通していることになります
関連語
次に関連語句を見てきましょう。
「耳年増」という言葉はなかなか使わない人が多いかと思いますが、これからお伝えしていく言葉というのはすでに生活の中でなんども使った言葉ばかりのはずです。
そのような日常的に使っている言葉をみておくことで、さらに「耳年増」という言葉への理解を深めることが出来るでしょう。
では、どんな関連語句があるというのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
聞きかじり
「聞きかじり」という言葉は、「曖昧な知識」「聞いただけでそれが本当かどうかわからない知識」などをさしています。
聞いたことを知識として捉えているんですが、その情報の出所が分からない・・・というようなものをいいます。
”体験していない””見聞きしていない”という点において、「耳年増」という言葉と同じ意味になりますね!
生半可な知識
「生半可な知識」というのは、「ある専門分野についてうわべな部分しか理解していないこと、またはその知識」のことをさしています。
あなたは、特定の分野について詳しいけれども、実はその知識というのは誰かから伝聞したものなのではないでしょうか?
自分の実体験をもってある分野の知識について理解を深めているのであれば、それは間違いではありません。
”生半可な気持ち”なんて中途半端な気持ちのことをさしますが、”生半可な”という言葉が「知識」につくことによって、耳年増と同じ意味になるんですね。
半可通
「半可通」とは、”はんかつう”と読み、よくも知らないことをしったかのように振舞う人のことをさします。
あなたの周りにも、たいして詳しくないはずなのにあからさまに知っているかのように振舞っている人はいるのではないでしょうか?
そのようないい加減な人のことを半可通といいます。
「耳年増」でも、体験せずに聞いた情報だけで”知っているように振舞う”点で共通していますね。
未熟
「未熟」とは、「学問や人間性などがまだ完成していない様子」を示しています。
「まだまだ未熟なもので・・・」なんて言葉を使ったりしますよね。
また、そのようにある特定の分野やジャンルについて深く知っていない、知っているとしてもさわりの部分だけ・・・という意味で「未熟」と「耳年増」という言葉の意味が重なります。
わかった風な
「わかった風な」は、「あたかもその分野についてわかっているようにふるまってる様子」を表します。
これは、さきほどお伝えした”半可通”な人と一緒のニュアンスを持っていると理解してくださっていいです。
また、「耳年増」もわかっているようにふるまっている、実はその分野について詳しくは知らない、という点で共通しているといえます。
「君ってどうしてそんなわかった風にふるまうの?」なんて使ったりしますよね!
しったかぶりに
「しったかぶりに」とは、わかった風な・・・と同じ様にまるでその分野についてすべてを知り尽くしているかのように思われるようにふるまうことをさしています。
「耳年増」も知識の情報としては正確かもしれませんが、自分が体験したことではないので”しっているかのように説明する”と同じ意味になりますよね。
もっともらしい
「もっともらしい」とは、「その道理にあっているかのようにつじつまを合わせる」という意味になります。
特定のことについて詳しくなかったとしても、その話につじつまがあってなければどういうことをいっているのか分からないですよね。
それに「うそつき」に認定されてしまうこともあるでしょう。
「耳年増」な人も、まるで自分がその分野について知り尽くしているかのように思わせる点において意味が共通しているといえます。
耳年増の使い方
これまでに「耳年増」という言葉についてお伝えしてきましたね。
その言葉の意味を正しく知ることが出来たとしても、いざその言葉を使おうとしたときに「どのように使えばいいんだろう?」なんて悩んでしまうものです。
そのように悩んでいるうちにまちがった使い方をしてしまったら、せっかく言葉の意味を知ったのが台無しになってしまいます。
そうならないように、ここで「耳年増」という言葉の使い方について学んでいきましょう!
どのように使うのか例文をだして、ご説明していきます。
相変わらずの耳年増っぷりだった
この文章は、特定の女性が「相変わらずに知ったかぶりをした情報を話していた」という意味合いになります。
あなたの周りにもそのようなタイプの女性はいないでしょうか?
いつも”あたかも自分が体験したかのように高々に語ってるタイプ”になります。
そのようなタイプの人っていつになっても自慢話などが終わらないんですよね。
そのように”いつも何か知ったかぶりの話をしている”ということを伝えるために使うこともあります。
そういうのを耳年増というのだろう
この文章は、「あのようなことを話している人のことを耳年増(性的な情報について知ったかぶりをしている人)っていうんだろうなぁ」というニュアンスの文章になります。
あなたの周りにはいませんか?
そのような性的な経験をしたことがないのに、あたかもそのような経験をしたかのようにしている女性・・・。
筆者の高校からの友人のうちの一人にそのような女性がいますが、あまりにも物知りのように振舞っているので本当に体験したかと思い込んでいたんですよね、筆者・・。
ある日、そのような経験をしたことがないということを知ったときには驚きました。
聡明な子供は耳年増なものだ
この文章は「賢い子供は、聞いたことをまるで自分が体験したかのように話す」ということを意味しています。
「耳年増」というのは、若い女性が体験したことのない性的な情報をあたかも体験したかのように話すことをさしていましたね。
そのほかにも類語などでお伝えしたように「耳年増」には、体験した事のないことを聞いただけで体験したかのように話すことという意味ももっています。
この文章では、その後者の意味で伝えていることになります。
彼女はずいぶんと耳年増だった
この文章は「彼女はずいぶんと聞いたことを自分の体験したことのように話す人だった」という意味になります。
人って見た目によらないものですが、「こんなことまで体験してスゴイなぁ」と感じる女性が話していたことがその女性の体験したことのわけではなかった、というニュアンスになります。
そのようにその彼女に対して、少し驚きの意思が含まれているのはなんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。
年増という言葉
これまでに「耳年増」という言葉についてお伝えしてきましたね。
「耳年増」という言葉について理解を深めたところで、なかには「あれ?似たような言葉をどこかで聴いたことがあるような気がする・・・」なんて感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ずばりその言葉って「年増」という言葉のはず!「年増」ってこれまでにお伝えしてきた「耳年増」という言葉の最初の漢字である”増”をなくした言葉になりますよね。
そのため、なんだか同じ様な意味合いなのではないか?と思われることでしょう。
そうやって解釈したいのものですが、実は「耳年増」とはまったくもって違う意味を持っています。
ここでは、間違えやすい「年増」という言葉がどんな意味を持っているのかについて詳しく解説いたします。
意味
ずばり「年増」とは、「耳年増」とはまったくもって別の意味をもっています。
どんな意味をもっているのかといいますと、簡単に言えば女性の年代の中でも少女時代がとっくに終わってしまった女性のことをさしているんです。
「耳年増」では、若い女性をさしていましたよね。
それって少女時代をさすこともあります。
しかし、たったひとつの漢字である「耳」がなくなるだけで「少女時代を終えてしまった女性」をさすことになります。
とはいっても、人によっては”少女”だとか”娘”なんていうのが何歳を示しているのかはわからないもの。
ここでは、その詳しい年代について解説していきます。
娘盛りを過ぎた女性
あなたはおいくつですか?
もしも女性であるならば、「お嬢さん」とよばれる時代、そして「お姉さん」と呼ばれる時代のふたつを経験してきたのではないでしょうか。
40代以降になると「おかあさん」なんて見知らぬ人によばれるようになることもありますよね。
ずばり「年増」という言葉は繰り返しになりますが”娘盛りをすぎた女性”のことをさしています。
若くてピチピチな”娘”の時代を終えてしまった、あるいはそのピークを終えてしまった人のことをさしています。
女性にとっては少し哀しい現実ですが、娘時代を終えてしまった人は「年増」とよばれることになるんですね。
近世には20歳前後をさした
現代ではまた別の年代を刺していますが、江戸時代などの近世では「年増」という言葉は主に20歳前後の女性たちのことをさしていました。
”年増”なんていうと、まるで年をくっているように感じるものですよね。
昔では、結婚する年齢もそしてなくなる年齢も今よりも低かったので、20代前後であれば立派な大人としてみなされていました。
今では信じられないですが、近世ではなんと10代半ばで結婚の契りを結んでいたなんて当たり前でしたからね。
現代では30~40歳くらいをいう
そのように過去の基準で”年増”という言葉を使ってしまっては、言葉の誤差が生じてしまいます。
というのも、現代では「年増」という言葉がしめす年代というのは20代前後の人ではないからなんです。
では何歳くらいの人をさすのでしょうか?
現代では、30~40歳くらいの女性のことをさすことになっています。
というのも、40代の女性でも現代ではとても美しいですよね。
「もう40歳なの?!」なんて驚くくらいの美貌をもっている人ってたくさんいるものです。
それに20代後半まででもまだまだ”キレイ”やファッションなどを楽しんでいる人もすくなくありません。
そのため、現代では30~40代の女性のことを「年増」と示すことになっています。
場合によっては、30代でもまだ「年増」のたいしょうにはいらないこともあるということを覚えておいてくださいね!
中年増や大年増
「年増」という言葉を知っているし、それでけではなくて「中年増」だとか「大年増」なんていう言葉までも聴いたことがある!
という方がいるかもしれません。
そうなんです。
「耳年増」という言葉を構成している「年増」という言葉は、ほかの言葉としても使われているんですね。
それらの言葉の意味は、どんな意味を持ってるんでしょうか?
今までにお伝えしてきた「年増」という言葉の意味を思い出せば、さらにその年代に年齢をたすのかなぁ・・・なんて想像することが出来ますよね。
ここでは、「中年増」や「大年増」という言葉がどんなことを示しているのかについてお伝えします。
ここまで知っていれば”年増関連”には強くなること間違いなし!
年齢は時代によって若干前後する
現代では別の年代をさすことになりますが、近世では「中年増」を25歳の女性、そして「大年増」を30歳の女性のことをさしていました。
今まさにお伝えしてきた「年増」という年代が昔に比べると現代では10歳ほど多く見積もっていることから、現代では「中年増」を35歳の女性、そして「大年増」を40代の女性としてあらわしてよいでしょう。
また、そのように「年増」という言葉が示す年齢というのは、時代によって移り変わります。
その時代によって”美の基準”だとか”若いといわれる基準”ってかわりますよね。
だからこそ、今あなたの年齢が「大年増」に含まれていたとしてもあなたの暮らしているその時代時代によって、それにあてはまらないこともあるのです。
聞きなれない言葉も意味を知ると面白い
今回は、「耳年増(みみどしま)」という言葉についてお伝えしてきました!
あまり見かけない言葉、はじめて聴いたその言葉の意味をしっかり理解することが出来たでしょうか。
最後におさらいをしておくと「耳年増」というのは、性的な情報を体験もしていないのになぜだか抱負に知識を持っている若い女性のことをさしていました。
聞いたことだけの情報を持っていて、それも自分が体験したかのように話す人をさしていますね。
その意味として同じものをもっている類語や関連語句もいくつかお伝えしてきました。
また、似ている言葉で「年増」と「中年増」そして「大年増」というのはどんな人たちをさしているのかについても簡単に解説しました。
「年増」なんて言葉をみるだけで「自分は年くったのかなぁ」なんて哀しくなるのが女性ですが、必ずしもふけているということを示す言葉ではないということでしたね。
このように日常会話であまり使われない言葉というのは、まちがって解釈をしたり、まちがって使ってしまいがちです。
その意味を知らない相手であればいいのですが、もしもその言葉の意味をしっかり理解している人が相手だったらあなたが恥ずかしい思いをすることになりますよね。
そうならないように今回のようなちょっとあまり出くわさない言葉の意味を理解し、あなたの本当の知識につなげてください。
それに自分が体験していないことをあたかも体験したかのように話したりするのは、そろそろ卒業してもよいかもしれないですね♪
正しい意味をしって、正しく使い、誰かの間違いを指摘できる側になりましょう。