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耳年増とは?読み方や意味・使い方を解説(続き6)

女性にとっては少し哀しい現実ですが、娘時代を終えてしまった人は「年増」とよばれることになるんですね。

近世には20歳前後をさした

現代ではまた別の年代を刺していますが、江戸時代などの近世では「年増」という言葉は主に20歳前後の女性たちのことをさしていました。

”年増”なんていうと、まるで年をくっているように感じるものですよね。

昔では、結婚する年齢もそしてなくなる年齢も今よりも低かったので、20代前後であれば立派な大人としてみなされていました。

今では信じられないですが、近世ではなんと10代半ばで結婚の契りを結んでいたなんて当たり前でしたからね。

現代では30~40歳くらいをいう

そのように過去の基準で”年増”という言葉を使ってしまっては、言葉の誤差が生じてしまいます。

というのも、現代では「年増」という言葉がしめす年代というのは20代前後の人ではないからなんです。

では何歳くらいの人をさすのでしょうか?

現代では、30~40歳くらいの女性のことをさすことになっています。

というのも、40代の女性でも現代ではとても美しいですよね。

「もう40歳なの?!」なんて驚くくらいの美貌をもっている人ってたくさんいるものです。

それに20代後半まででもまだまだ”キレイ”やファッションなどを楽しんでいる人もすくなくありません。

そのため、現代では30~40代の女性のことを「年増」と示すことになっています。

場合によっては、30代でもまだ「年増」のたいしょうにはいらないこともあるということを覚えておいてくださいね!

中年増や大年増

「年増」という言葉を知っているし、それでけではなくて「中年増」だとか「大年増」なんていう言葉までも聴いたことがある!

という方がいるかもしれません。

そうなんです。

「耳年増」という言葉を構成している「年増」という言葉は、ほかの言葉としても使われているんですね。

それらの言葉の意味は、どんな意味を持ってるんでしょうか?

今までにお伝えしてきた「年増」という言葉の意味を思い出せば、さらにその年代に年齢をたすのかなぁ・・・なんて想像することが出来ますよね。

ここでは、「中年増」や「大年増」という言葉がどんなことを示しているのかについてお伝えします。

ここまで知っていれば”年増関連”には強くなること間違いなし!

年齢は時代によって若干前後する

現代では別の年代をさすことになりますが、近世では「中年増」を25歳の女性、そして「大年増」を30歳の女性のことをさしていました。

今まさにお伝えしてきた「年増」という年代が昔に比べると現代では10歳ほど多く見積もっていることから、現代では「中年増」を35歳の女性、そして「大年増」を40代の女性としてあらわしてよいでしょう。

また、そのように「年増」という言葉が示す年齢というのは、時代によって移り変わります。

その時代によって”美の基準”だとか”若いといわれる基準”ってかわりますよね。

だからこそ、今あなたの年齢が「大年増」に含まれていたとしてもあなたの暮らしているその時代時代によって、それにあてはまらないこともあるのです。

聞きなれない言葉も意味を知ると面白い

今回は、「耳年増(みみどしま)」という言葉についてお伝えしてきました!

あまり見かけない言葉、はじめて聴いたその言葉の意味をしっかり理解することが出来たでしょうか。

最後におさらいをしておくと「耳年増」というのは、性的な情報を体験もしていないのになぜだか抱負に知識を持っている若い女性のことをさしていました。

聞いたことだけの情報を持っていて、それも自分が体験したかのように話す人をさしていますね。

その意味として同じものをもっている類語や関連語句もいくつかお伝えしてきました。

また、似ている言葉で「年増」と「中年増」そして「大年増」というのはどんな人たちをさしているのかについても簡単に解説しました。

「年増」なんて言葉をみるだけで「自分は年くったのかなぁ」なんて哀しくなるのが女性ですが、必ずしもふけているということを示す言葉ではないということでしたね。

このように日常会話であまり使われない言葉というのは、まちがって解釈をしたり、まちがって使ってしまいがちです。