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めぼしいとはどういう意味?使い方や...(続き2)

よく見るシチュエーションもあれば、「こんなところで使うことができるんだ」という新しい発見もあるかもしれません。

めぼしいという言葉について、具体的な使い方を見てみることで使い方を理解していくことにしましょう。

この中からめぼしいものを探す

一つ目の使い方としては「この中からめぼしいものを探す」というものがありますね。

たくさんある中から自分の思っているものに近いものを探すということになります。

「絶対に満たしたい条件を満たしているものを見つける」「特に思い浮かべているものはないが、目立っているものを見つける」「良さそうなものを見つける」というように幅のある使い方ではありますが、その分だけ、使えるシチュエーションが幅広いという意味にもなるでしょう。

具体的に欲しいものが自分の中に浮かんでいるわけではなくても、何か良さそうなものを見つけるという軽い意味で使うことができるのが「めぼしい」と言う言葉の便利なところだと言えるのではないでしょうか。

めぼしい効果はなかった

めぼしいと言う言葉を使う場合には、何も目立っているものをピックアップして探すというシチュエーションだけが当てはまるわけではありません。

次にご紹介する使い方は「めぼしい効果はなかった」というものです。

この場合には「目立った効果はなかった」という意味で使われていますね。

「良い効果はなかった」ということもできるかもしれません。

そこには「全く効果がなかった」という意味が含まれているわけではありません。

ただ、「効果が全くなかったと言うわけではないのだけど、小さいものばかりでめって良い効果が出たわけではなかった」というような意味が込められています。

このようなシチュエーションを適切に表すことができる単語を探しているのなら「めぼしい」という単語を使うと良いでしょう。

めぼしいアパート

「めぼしいアパート」という使い方をすることもできますね。

例えば物件を選んでいるときに「自分の理想や条件に一番近いアパート」という意味を込めたい時には良いのではないでしょうか。

もちろんそれが「理想のアパート」であるのか「妥協の末に良いかもしれないと思ったアパート」なのかは分かりません。

ですが、少なくとも却下しなければいけない建物だと言うわけではなく、少なくとも少しは自分の条件に合致しているために、そのアパートの契約も念頭に置いたうえでの「めぼしさ」を持っているというのが、この言葉に表れていますね。

めぼしいものを運ぶ

「めぼしいものを運ぶ」という表現をすることもあるでしょう。

この場合には、「どれが最適化は分からないから、取り敢えず良さそうなものを全て運んでおく」というような意味になります。

「めぼしいもの」という表現には、「最適なもの」という意味が含まれているわけではありません。

ただ、条件に合致して良さそうなもの、使えそうなものという意味で使われています。

「色々あるけれど、決定打になるような特徴があるわけではなく、取り敢えず使えるかもしれない選択肢」という意味合いの言葉を正しく表したいような場合には、「めぼしいもの」という表現を選ぶと良いのではないでしょうか。

めぼしをつける

「めぼしをつける」という表現は、正確には「めぼしい」という意味ではありません。

ですが、めぼしいと言う言葉と「めぼしをつける」という表現には深いかかわりがあります。

そもそも「めぼしをつける」という表現を縮めたのが「めぼしい」と言う言葉になったのですから、大体意味は同じということになるのではないでしょうか。

「めぼしいものを見つけたとき」「めぼしいものを候補として選んだとき」には「めぼしをつける」という表現をすることができます。

ちなみに漢字では「目星をつける」と書くのが一般的です。

そう言った意味では「めぼしい」は「目星い」という漢字での表現になることが多いですが、実際にこちらは漢字で書かれることは滅多にありません。

言い回しとは?

ここまではめぼしいと言う言葉の使い方について見てきました。

めぼしいと言う言葉がいかに広い意味で使うことができるのかということが分かったのではないでしょうか。

この「めぼしい」と言う言葉を、他の言葉でも表現できるかどうか、というのが次に気になるところですね。

類語で言い換えることができるのなら、そちらの方が状況に正しく合ってるということもあるかもしれません。

言葉の意味を覚えるときには、きちんとその言い回しも覚えておくことが大切ですよ。

ここでは、めぼしいと言う言葉をさらに理解するために、類語についても見てみることにしましょう。