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明朗とはどういう意味?明朗な人の6...(続き2)

明朗な人はそのような状況でも、有給休暇を申請する権利が自分にあるのなら、上司の嫌味など気にすることなくハッキリと休暇の申請を行います。

もちろん職場の人たちに迷惑がかかるような繁忙期は避けて、有給休暇を申請しやすい時期に行うなど、自分の希望はしっかりと伝えながらも周囲に対しての気配りを忘れることはありません。

はきはきとした口調や言動は周りから見ても非常に分かりやすいため、好印象を覚える人は多いでしょう。

3.何事にも前向きである

明朗な人は、こだわりがなく明るく朗らかです。

そのため何事にも前向きに取り組めるポジティブさを持っています。

こだわりがないということは、自分の好みや趣味の有無は関係ないということですので、例えば友達から急な誘いがあれば、その誘いの内容に自分は特に興味がなくても、付き合いで気軽に参加することも多いです。

その結果、自分でも思いもよらない楽しい趣味を発見出来る可能性もありますので、明朗な人はその気質ゆえに、自らどんどん可能性の幅を広げていくことが出来るでしょう。

また、もし前向きに取り組んだことが失敗に終わったとしても、物事に執着しないことから「やらなければ良かった・・」といつまでも後悔することはありません。

「やっちゃったかぁ・・でも次はきっと何とかなるさ。」と楽観的に考えて、直ぐに次の行動に気持ちを切り替えていくことが出来ます。

そのため、いつまでも後悔で無駄に時間を使ってしまうこともありません。

このあたりも、明朗な人のこだわりがないという気質が良い方向へと働いていることが分かります。

4.否定をしない

物事を客観的に考えたり見たりすることが出来る人は、自分の考えや価値観だけですべてを推しはかろうとはしません。

自分には自分の考えがあり、それと同じように他人にも他人の考えがあるため、自分と他人の意見は必ずしも一致するわけではないということを、よく理解しています。

冷静に考えればそれはごく当たり前のことですが、世の中にはその当たり前が出来ない人はたくさんいます。

「自分はこう思っているのだから周りもこうすべきだろう」「自分は良いが他人はだめ」「自分さえ良ければ他人が迷惑しても構わない」など、身勝手な考えのもとに行動している人は残念ながら少なからず存在しています。

そうした人たちは、自分と考えが異なっている人に対して、それを否定して上から自分の意見を押し付けてしまいがちです。

「あなたの考えはおかしい。普通はこっちの考えの方が正しいのだから、その考えは止めるべきだ。」と根拠もないのにそう言い放ち、相手よりも自分の意見の方を優先させようとします。

しかし一方で、明朗な人は決してそんなふうに他人の意見を否定することはありません。

誰かが意見を言えば、その意見はひとつの意見だと認めた上で、自分の考えも述べます。

もし明らかに間違った意見を相手が言っているのなら、やはりそれを否定はせずに、やんわりとアドバイスのような形で相手に別の考えを提示します。

5.心が広い

明朗な人は心が広いです。

こだわりがなく明るくさっぱりとした気質のために、自分の好みや人間関係などにもそこまで執着することはありません。

例えば誰かとトラブルになり、相手から酷いことを言われたとしても、「今回はこういうことになってしまったけど、次はないようにしよう。」と自分で気持ちに切りを付けることが出来るので、気持ちの切り替えが早いです。

もちろん失敗をすれば反省しますし、人間関係がこじれればそれを修復するようには努めます。

けれどもし人間関係が修復不可能になってしまったのなら、それはもう「そういうものなのだ」と気持ちにけりをつけるしかありません。

いつまでもうじうじとこだわっていても仕方がないと潔く相手との関係を諦めることが出来るため、いつまでも後悔してそのことばかりにこだわることはないのです。

明朗な人はそうして出来るものには努力し、出来ないものはすっぱりと諦めることができるため、常に心の中がスッキリとした状態になっています。

いつまでももやもやと悩むこともなく、またあれこれとこだわることがない性質から、ちょっとやそっとのことでは動じない心の広さも持ち合わせています。

6.積極的である

明朗な人は何事にも明るく前向きに取り組むことが出来ます。

そのため積極性もあり、自分の知らないことはどんどん学んでいこうというポジティブさを持っています。

そして1つのことが分かったらまた次のことへと取り組んでいく切り替えの早さもありますので、1つのことにいつまでも執着することがあまりないでしょう。

「明朗」の使い方・例文

明朗の意味が分かっても、どのように使えばいいのかを分かっていなければ、使った時に違和感が生じてしまったり、もしくは誤用してしまったりします。

せっかく正しい意味を理解できたのなら、使い方もしっかりと身に付けて、正しい使い方を出来るようにしておきましょう。

以下に例文をご紹介していきますので、「明朗」をどう使えばいいのか分からないという人は、参考にしてみて下さい。

気立てのいい明朗な女性だった

気立ては、「他人に対する態度などに表れる、その人の心の持ち方」です。