明るく朗らかな性格の人に対して、よく「あの人は明朗快活だ」と表現することがあります。

明朗な人は一緒にいるとこちらの気分まで明るくさせてくれるので、周りの人たちからはとても好かれることが多いです。

そんな「明朗」という言葉や性質について、あなたは詳しく知っていますか?

明朗という言葉の詳しい意味や、明朗な人の持つ特徴などについてご紹介します!

明朗とは

「明朗」という言葉の詳しい意味を知らない人でも、この言葉がポジティブで明るいものを表わしているということは何となく想像がつくことでしょう。

日常会話の中ではそこまで登場する機会はなくても、ふとした拍子に「明朗快活」という四文字熟語を耳にしたり、小説などの文章で「あの人はとても明朗な人だ。」と目にしたりすることがあるでしょう。

あまり詳しく明朗という言葉に触れあってこなかった人でも、何となくのニュアンスでその意味を理解している人は多いです。

とはいえ、やはり詳しい意味や使い方などを把握しておいた方が、誤用をせず、適切な場面で使うことができるようになるでしょう。

この機会に、明朗とはどのような意味を持つ言葉なのか、また明朗な性格をしている人はどのような人なのかということを、しっかりと確認しておきましょう。

意味

「明朗」とは、「こだわりがなく、明るく朗らかなこと」や「内容をはっきりと示して、嘘や誤魔化しがないこと」という意味があります。

こだわりがない人は、常に明るくさっぱりとしています。

自分が大事に使っていたものが例え手元から離れたり壊れたりしてしまっても、「なくなってしまったものは仕方がない」と気持ちに切りをつけて、引きずらずにさっさと切り替えることができます。

一方でこだわりが強い人の場合は、「これじゃないとダメ」という思いが強いため、手元にあるものがなくなってしまったら、いつまでもそれを後悔したり引きずったりします。

何かを惜しむ気持ちは大切ですが、いつまでも惜しんでいると、その分の時間が無駄になってしまうでしょう。

また、こだわりがあると自分の行動や可能性が制限されてしまいますし、大事にしているものがなくなってしまったら愚痴っぽくなってしまうことも多いです。

そうした粘着質な面は、あまり周りの人からも好意的には見られないでしょう。

明朗な人は粘着性が一切ないため、周りの人も安心して接することができます。

また、「明朗」には嘘や誤魔化しがないという意味もありますので、下手な嘘や誤魔化しをしないという面も、周りの人からは好かれやすいでしょう。

性質が明るくて朗らかなこと

性質とは、もって生まれた気質です。

また、朗らかとは心にこだわりがなく、晴れ晴れとして明るいさまですので、明朗とはまさにもって生まれた気質が明るく朗らかであるという意味になります。

明るい人は基本的にいつも笑顔を浮かべています。

よほど気分を害することがなければ、それ以外は人の良い笑みを浮かべていることが多いため、その笑顔に安心して周りの人たちは明朗な人の近くに寄っていきやすいでしょう。

意識して笑顔を作ることは誰にでもできますが、作り笑顔はちょっとしたことで直ぐにボロが出てしまいますし、本人にも少なからずストレスになってしまいます。

しかし元々の気質として明るいのであれば、笑顔も自然なものですし、本人もストレスなることがないでしょう。

不正や隠し事がないこと

「明朗」には、不正や隠し事がないという意味もあります。

さっぱりとしていて見通しがよく、後ろ暗いところが何もない状態と言っても良いでしょう。

例えば恋人にまったく抵抗がなくスマホを見せることができるように、誰に対しても何も後ろめたいところや隠し事がない人に対して、「あの人は明朗な性格だから信用ができる」と言ったりします。

「明朗」は、その漢字の響きから明るく朗らかという意味の方がよく知られていますが、実はこのような意味も持っています。

明朗の類語や関連語

「明朗」は、明るく朗らかで、また不正や隠し事がないという意味の言葉です。

この意味と似た意味を持つ類語や関連語もいくつか存在しています。

日常生活の中で「明朗」と使う代わりに類語を用いることがあったり、関連語を用いて「明朗」さを、より主張したりすることがあります。

「明朗」の持つ意味によって、類語や関連語をいくつかに分けて以下にご紹介していきます。

1.快活で陰気を追いやる性質


「明朗」には、快活で陰気を追いやる性質があります。

にこにこと明るい笑顔でいる人のところには、自然と陰気な空気が寄ってこないように、明朗な人の周りにも、陰気や暗いものが寄ってくることはありません。

何事にも表と裏がありますが、性質自体は似たもの同士で結びつくことが多いです。

そのため、明るい人の周りには同じく明るい人が集まりますし、「元気」「快活」「積極的」などのポジティブな性質が寄ってきやすいでしょう。

一方で、暗い人の周りには自然と陰気な性質が集まってきます。

「根暗」「内気」「消極的」などのネガティブな性質が寄ってくるため、陰気な性質を持つ人は、自ら快活や明朗な性質のもとへ行きたいと願って行動しない限りは、いつまで経っても陰気な空気の中から抜け出すことはできないでしょう。

にこやかさ

にこやかさは、明朗の持つ性質の1つです。

嬉しそうににこにこしているさまや、物腰の柔らかなさま、優美さを感じさせるさまは、柔和で周りの人に上品な印象を与えます。

げらげらと大声を上げて笑うような下品さはなく、にっこりと微笑む姿が朗らかさを感じさせます。

例えるなら、きちんとした身なりやぴしっと背筋の伸びた美しい姿勢で、口元を柔らかく持ち上げて微笑む女性のような姿をにこやかさから想像する人も少なくはないでしょう。

にこやかさの感じられる人は、同時に清潔感も感じさせ、話す内容もしっかりとしていれば、人からの信頼も得やすいでしょう。

快活さ

「快活」は、気持ちや性質が明るく元気の良いさまという意味です。

にこやかさの場合には、柔らかく上品で、落ち着いた印象がありますが、快活さの場合には、明るく突き抜けるような元気さといった印象があります。

恐らく「快活な人」と聞けば、誰もが明るくにこにこ笑顔で、口調もハキハキとした人を想像することでしょう。

そしてその想像の通りに、快活な人というのは、常に笑顔で明るい雰囲気をまとっています。

何があっても笑顔でいられるというわけではなく、むしろ喜怒哀楽の感情はハッキリとしているかもしれません。

しかし怒哀の感情は何もなければ生まれることはないため、普段は明るく前向きな性格をしていることが多いです。

また、快活な人は明るい雰囲気だけではなく、意見もハッキリとしていることが多いです。

好きなものは好き、嫌なことは嫌ときちんと自分の意志を伝える強さも持っています。

陽気

「陽気」は、「気分や雰囲気などが晴れ晴れしているさま」や「賑やかで明るいさま」です。

弾けるような明るさとは少し印象が違うものの、朗らかな笑顔と明るく優しい雰囲気を持つのが陽気な人の特徴です。

陽気な人は一緒にいる周りの人たちの気持ちも明るくさせてくれますので、周りにはたくさん人が集まりやすいですし、友達も多いでしょう。

とはいえ陽気な気質を持つ人の中には、物事をあまり深く考えずにノリで行動してしまう人もいるため、そうした人に振り回されたことのある人の場合、陽気な気質の人に対して抵抗がある場合があるかもしれません。

元気

「元気」とは、「心身の活動の源となる力」や「体の調子が良く、健康であること」です。

健康的な子どもや外を走り回っているような子どもに向けて「元気だね~」と言うことがよくあるように、快活で溌剌とした生気みなぎる様子を「元気」という言葉で表現します。

子どもに対して使うことが最も多く、成人してある程度年齢を経た相手に対しては次第に使う機会が減ってきます。

とはいえ大人には「元気」と使わないというわけではなく、30代や50代、80代になっても使う時はもちろん使うことがあります。

大人に対しては「元気」以外の言葉で表現する機会が増えるため、「元気だね」と使う機会の方が減ってくるというだけです。

2.楽しく楽観的である


「明朗」は明るく朗らかな気質を表わす言葉です。

また、楽しい雰囲気や、楽観的といった意味もあります。

楽観的と聞くと、「後先をきちんと考えておらず、その場の勢いだけで適当に生きている」という悪いイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし楽観的な考えをしている人は、常にポジティブに物事を考えていますので、何をする時にも積極性があり、初めてのことに対しても「きっとうまくいく」と前向きな気持ちで取り組むことができるため、実際にうまくいくことも多いです。

無用な心配をすることもなく、自分で勝手に悪い未来を想像して不安になることもないため、いつも先のことを考える時には楽しくうきうきとした気持ちでいることが出来るでしょう。

一方の悲観的な考え方を持ってしまうと、何をする時にも悪い未来ばかりを想像してしまうため、それがブレーキとなって積極的に行動することが出来なくなってしまいます。

先のことを考える時にも、「ああなったらどうしよう」や「悪いことになったらどうしよう」などと余計な心配や不安な気持ちに駆られてしまうため、安心して落ち着くことが出来ません。

悲観的になると笑顔すらもなくなってしまうため、多少油断していると周りから言われようと、楽観的でいる方が、人生が楽しくなるでしょう。

晴れ晴れしい

「晴れ晴れ」とは、「少しもわだかまりなどがなく、気持ちがさっぱりとしているさま」です。

「明朗」な気質の人は、明るくさっぱりとしてわだかまっているものが何もないため、まさに心の中が晴れ晴れしい状態でしょう。

もし何か悩みやもやもやとした気持ちを抱えた時にも、自分で早くそれを取り除こうと努力をするため、そう時間がかかることなくまた晴れ晴れしい気持ちに戻ることができます。

晴れ晴れしい気持ちでいると、自然と誰に対しても優しい気持ちになったり、思いやりの気持ちを持てたりします。

また、もし自分に悪意のある言葉を投げかけてくる存在がいたとしても、気持ちに余裕がありますので笑ってそれを流すこともできるでしょう。

晴れ晴れしい気質は、その人自身の心をさらに良いものにしてくれます。

晴れやか

「晴れやか」も、「晴れ晴れしい」と意味がよく似ています。

心にわだかまりなどがなく、明るくスッキリとした気持ちを表す言葉ですので、まさに一点の曇りもない快晴の空のように、明るく澄んでいる状態と言えるでしょう。

気持ちが晴れやかだと、自然と顔には爽やかな笑顔が浮かびます。

心が軽くなり、何をするにも楽しくなって、気持ちも前向きになりますので、周りに対しても優しい気持ちや思いやりの行動を持てるようになります。

3.関連語

「明朗」が明るく朗らかで、不正や隠し事がまったくない状態を意味するのなら、関連語もその意味に関連したものとなります。

「明朗」を似た意味で異なる関連語にしたものを以下にいくつかご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

愉快な

「愉快」とは、「楽しくて気持ちのよいこと」や「おもしろく、心が浮き立つさま」です。

人は愉快なことがあると、声を上げて笑ったり、満面の笑みを浮かべたりします。

全身から「楽しい気持ちでいる」という気持ちを隠さずに表しますので、それにつられて周りの人たちもつい笑顔になってしまうことがあるでしょう。

他人が不幸になるさまを愉快そうに見ているのは悪趣味ですが、そうではなく純粋に楽しい、気持ちいいという感情から愉快さを露にしている時には、自然と楽し気な雰囲気が表れることでしょう。

和やかな

「和やか」は「態度や物腰がやわらかなさま」です。

和やかな気質の人は、どんなに大変なことが起きても常に心にある程度の精神的な余裕を持っていますので、柔らかな笑顔を絶やさなかったり、周りに対しての物腰も穏やかだったりします。

自ら和やかであろうと努める人は、その場の忙しさや周りの意見などに流されずに、常に自分らしさを保とうとします。

そのため芯が強く、他の人たちよりも気持ちの持ち方が前向きなことが多いです。

喜ばしい

「喜ばしい」とは、「嬉しく愉快であること」や「満足すべきである」などの意味があります。

「こんなに良縁に恵まれて、何て喜ばしいことだろう。」などと表現することがあり、いかにも「喜ぶべきことだ」という気持ちを表す際には、「喜ばしい」と使います。

何かおめでたい出来事があった時には使うことが多く、時には全員で「喜ばしい」と手を合わせることもあれば、1人が個人的に「喜ばしいことだ」と嬉しがっていることもあるでしょう。

喜ばしい気持ちになっている時は、誰が見ても分かるほどに嬉しそうな素振りをしていることが多いです。

影のない

「明朗」には、明るく朗らかという意味と、嘘や不正がないという意味があります。

このどちらの意味にも通じるのが、「影のない」という関連語です。

「影」は気質の明るさや暗さを表わすだけでなく、後ろ暗いところや、やましいところといった意味でも使うことが出来ますので、「影のない人だ」という言葉で、「明るくて性格に一切の影がない人だ」という意味と、「嘘や不正といった後ろ暗さの全くない人だ」という意味のどちらの表現もすることができます。

「影のない」という言葉がどちらの意味を表わしているのかは、その場の状況や前後の会話から意味を想像することが出来るでしょう。

快適な

「快適」は、「心身に不快に感じられるところがなく、気持ちいいさま」です。

よく「快適な環境」「快適な職場」「快適な室内」などと使われることの多い言葉ですが、そのどれもが同じ意味として使われています。

環境という意味で使われることが多いため、「快適」と聞くと直ぐに健康的な問題がないことを想像する人は多いと思います。

しかし実際には、空間内の環境だけでなく、自身の心身に不快さがないかどうかということも深く関係しています。

心身に不快に感じられることがないということは、身体的な部分はもちろん、精神的にも一切の苦痛がない状態ということになります。

そのため本当に快適な環境にいる人というのは、精神的な余裕もあり、気持ちが朗らかで落ち着いていることが多いです。

明朗の使い方

「明朗」の意味が分かっても、どのように使えばいいのかを分かっていなければ、使った時に違和感が生じてしまったり、もしくは誤用してしまったりします。

せっかく正しい意味を理解できたのなら、使い方もしっかりと身に付けて、正しい使い方を出来るようにしておきましょう。

以下に例文をご紹介していきますので、「明朗」をどう使えばいいのか分からないという人は、参考にしてみて下さい。

気立てのいい明朗な女性だった

「気立て」は、「他人に対する態度などに表れる、その人の心の持ち方」です。

例えば一緒に食事をしていて、うっかり飲み物を零してしまった時に、その飲み物が色の濃いものだったにも関わらず、サッと自分のハンカチを出して使わせてくれる人がいたのなら、その人は気立ての良い人でしょう。

また、公共の場で体調が悪くなり、地面にしゃがみこんでしまった時に、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、飲み物を差し出してくれたり、座れるところまで連れていき、休ませてくれたりする人がいれば、その人もとても気立ての良い人でしょう。

気立ての良い人は他人に対する思いやりに溢れています。

しかしそれだけでなく、さらに明朗な気質の持ち主であったなら、誰もが好感を抱くことでしょう。

気持ちは必ずしも明朗ではなかった

どんなに普段は明朗な人でも、時には落ち込むことがありますし、笑顔がなくなり心が沈んでしまう時もあるでしょう。

しかし人の良さから、他人と接する時にはいつものように笑顔で接しようと努める人は多いです。

しかし、表面上は笑顔を作りながらも、心の中は暗く沈んでしまっている時に、「気持ちは必ずしも明朗ではなかった」などと使うことがあるでしょう。

小説などを読んでいれば、時々目にする表現方法でもあります。

本来もっと明朗快活な人物だったはずだ

旧友と数年ぶりに再会した時に、旧友が自分の知っている性格ではなくなっており、驚いた経験のある人もいるでしょう。

自分の知っている限りでは、旧友は昔から明朗快活な性格をしていて、誰からも好かれる存在でした。

それが数年ぶりに再会したら、外見の変化だけでなく、性格までどことなくトゲトゲとして冷たくなっていた時に、「彼は本来もっと明朗快活な人物だったはずだ」と自身の中の記憶と照合させて戸惑ってしまうことがあるでしょう。

そのように、以前との変わりように驚いた時にも使うことがあります。

彼は、はきはきとした明朗な若者だ

明朗な人は、見るからに明るく爽やかで、周囲に与える印象がとても良いです。

何かを話す時にもはきはきとした話し方をするため、自分の意志を相手に伝えやすく、何を考えて行動しているのかが周囲から見た時にも分かりやすいです。

それは、明朗な人物が自分にやましいところや後ろ暗いところがないため、堂々と自分の意志を行動で示しているということでもあります。

そのように、誰から見ても分かりやすく、また明るくはきはきと行動している人は、周りの人たちから好かれる傾向にあります。

そんなはきはきとした明朗な人物を評価する際に、例文のように使うことがあります。

明朗な人の6個の特徴

あなたの周りに、明朗な性格の人はいますか?

明朗な気質を持っている人は、いつも明るく朗らかで、周りに対する気遣いも出来るため、周りの人たちからも好かれる人が多いです。

それは「明朗」の言葉の意味からも分かるように、明朗な人は嘘や不正といった後ろ暗いところが一切なく、どんな考えを持っているのか、どんなふうに行動しているのかが誰から見ても明白なためです。

自分の行動を隠さずに、また性格も明るく朗らかで、気さくに誰とでも話が出来るのであれば、友人こそたくさん出来ても、敵を作ることはそうはないでしょう。

そんな明朗な人に共通する特徴について以下にご紹介していきます。

1.笑顔である

明朗な人は、いつも笑顔で過ごしています。

何もない時にまでにこにこしているということはありませんが、誰かと話す際には相手まで笑顔にしてしまうほどに、明るく魅力的な笑顔をしています。

明朗な人は元々の気質で自然な笑顔を出すことが出来るため、無理して取り繕った笑顔をすることはありません。

そのため、笑顔を向けられた相手も心からの笑顔を見せられては、その人に対して悪い感情を抱けないでしょう。

笑顔とは不思議なもので、それだけで場の雰囲気がパッと明るくなりますし、物事も良い方向へと進みやすくなります。

例え相手が気難しい人であっても、こちらがにこにこと笑顔で接していれば好印象を抱いてくれやすいように、明朗な人も周りの人たちを笑顔で安心させることで、自身も周りから信用を得ていることが多いです。

初対面の人ともコミュニケーションを上手くとることが出来るのも、明朗な人が持つくったくのない笑顔が要因と言えるでしょう。

2.はきはきとしている

明朗な人は、どんな時でもはきはきとした言動をしています。

自分の意志をしっかりと持ち、芯がぶれることがないため、どんな相手に対しても物怖じせずに自分の気持ちをハッキリと伝えることが出来ます。

例えば会社で有給休暇を使おうとすると、上司が嫌な顔をする職場の場合、部下の誰もが上司との揉め事を恐れて有給休暇の申請をしたくても出来ないでしょう。

明朗な人はそのような状況でも、有給休暇を申請する権利が自分にあるのなら、上司の嫌味など気にすることなくハッキリと休暇の申請を行います。

もちろん職場の人たちに迷惑がかかるような繁忙期は避けて、有給休暇を申請しやすい時期に行うなど、自分の希望はしっかりと伝えながらも周囲に対しての気配りを忘れることはありません。

はきはきとした口調や言動は周りから見ても非常に分かりやすいため、好印象を覚える人は多いでしょう。

3.何事にも前向きである

明朗な人は、こだわりがなく明るく朗らかです。

そのため何事にも前向きに取り組めるポジティブさを持っています。

こだわりがないということは、自分の好みや趣味の有無は関係ないということですので、例えば友達から急な誘いがあれば、その誘いの内容に自分は特に興味がなくても、付き合いで気軽に参加することも多いです。

その結果、自分でも思いもよらない楽しい趣味を発見出来る可能性もありますので、明朗な人はその気質ゆえに、自らどんどん可能性の幅を広げていくことが出来るでしょう。

また、もし前向きに取り組んだことが失敗に終わったとしても、物事に執着しないことから「やらなければ良かった・・」といつまでも後悔することはありません。

「やっちゃったかぁ・・でも次はきっと何とかなるさ。」と楽観的に考えて、直ぐに次の行動に気持ちを切り替えていくことが出来ますので、いつまでも後悔で無駄に時間を使ってしまうこともありません。

このあたりも、明朗な人のこだわりがないという気質が良い方向へと働いていることが分かります。

4.否定をしない

物事を客観的に考えたり見たりすることが出来る人は、自分の考えや価値観だけですべてを推しはかろうとはしません。

自分には自分の考えがあり、それと同じように他人にも他人の考えがあるため、自分と他人の意見は必ずしも一致するわけではないということを、よく理解しています。

冷静に考えればそれはごく当たり前のことですが、世の中にはその当たり前が出来ない人はたくさんいます。

「自分はこう思っているのだから周りもこうすべきだろう」「自分は良いが他人はだめ」「自分さえ良ければ他人が迷惑しても構わない」など、身勝手な考えのもとに行動している人は残念ながら少なからず存在しています。

そうした人たちは、自分と考えが異なっている人に対して、それを否定して上から自分の意見を押し付けてしまいがちです。

「あなたの考えはおかしい。普通はこっちの考えの方が正しいのだから、その考えは止めるべきだ。」と根拠もないのにそう言い放ち、相手よりも自分の意見の方を優先させようとします。

しかし一方で、明朗な人は決してそんなふうに他人の意見を否定することはありません。

誰かが意見を言えば、その意見はひとつの意見だと認めた上で、自分の考えも述べます。

もし明らかに間違った意見を相手が言っているのなら、やはりそれを否定はせずに、やんわりとアドバイスのような形で相手に別の考えを提示します。

5.心が広い

明朗な人は心が広いです。

こだわりがなく明るくさっぱりとした気質のために、自分の好みや人間関係などにもそこまで執着することはありません。

例えば誰かとトラブルになり、相手から酷いことを言われたとしても、「今回はこういうことになってしまったけど、次はないようにしよう。」と自分で気持ちに切りを付けることが出来るので、気持ちの切り替えが早いです。

もちろん失敗をすれば反省しますし、人間関係がこじれればそれを修復するようには努めます。

けれどもし人間関係が修復不可能になってしまったのなら、それはもう「そういうものなのだ」と気持ちにけりをつけるしかありません。

いつまでもうじうじとこだわっていても仕方がないと潔く相手との関係を諦めることが出来るため、いつまでも後悔してそのことばかりにこだわることはないのです。

明朗な人はそうして出来るものには努力し、出来ないものはすっぱりと諦めることができるため、常に心の中がスッキリとした状態になっています。

いつまでももやもやと悩むこともなく、またあれこれとこだわることがない性質から、ちょっとやそっとのことでは動じない心の広さも持ち合わせています。

6.積極的である

明朗な人は何事にも明るく前向きに取り組むことが出来ます。

そのため積極性もあり、自分の知らないことはどんどん学んでいこうというポジティブさを持っています。

そして1つのことが分かったらまた次のことへと取り組んでいく切り替えの早さもありますので、1つのことにいつまでも執着することがあまりないでしょう。

正しい意味を知って正しく使おう

「明朗」は、単に明るいという意味だけではなく、物事にこだわらないというところや、嘘や不正などの隠し事がいっさいないといった意味もあります。

それらの意味を知らずに、ただ明るいという意味だけで使っていると、場合によっては間違った使い方をしてしまうこともあるかもしれません。

誤解や誤用を生まないためにも、明朗の正しい意味を知って、正しく使えるようになっておきましょう。