一度別れを告げたゴミ達に「ただいま」と言われたくない場合は、事前にご自身の住む自治体のホームページなどから「ゴミの捨て方」をざっくりは頭に入れておいた方が良いでしょう。
粗大ごみなどの大きくて、燃やすことのできないゴミに関しては引き取ってもらうのにお金が掛る場合がありますのでご注意を。
とにかく仕分けていく
断捨離する場合、ゴミ袋を数種類開けた状態で、とにかく分別しながら捨てていくのが効率が良いと思います。
一番多いのは「可燃ゴミ」でしょうが、年季の入った汚部屋の場合は何が顔を出すか分かりませんからその他のゴミ袋なども必要になって来るでしょう。
また、要求される分別が多い場合は、まずざっくりを分けるのも一つの手だと思います。
まず「可燃ゴミ」か「不燃ごみ」かくらいはすぐに見分けがつくでしょうから、部屋の北側には「可燃ゴミらしきもの」、部屋の南側には「不燃ごみらしきもの」とざっくり分けて、何となく2種類に分けたゴミが溜まったら、更に細分化していくといったように段階分けして分別していくのも、作業効率を上げる為には良い方法かもしれません。
どうしても自分じゃ片付けられない!
ここまで対処法をみてきましたが、「自分じゃ出来ない・自信が無い・面倒臭い」、そんな方には最終手段です。
諦めるのはまだ早いです。
最後の手段、「金にものを言わせる」というものです。
金さえあれば何でも手に入る、そう「汚部屋」から脱却した快適なお部屋も。
片付けのプロに依頼する
業者。
それはその道のプロの人々を指します。
その業界で、技を磨き、他者を救い、その対価として報酬を獲得する、それが業者です。
「業者に頼む」、これが最もシンプルで確実な汚部屋脱却の方法です。
プロに頼むと随分メリットがある
業者といってもさまざまありますが、中には引き取ったものに価値がある場合、「お金が貰える」場合があるのが、業者に頼むメリットでしょう。
よく空き缶を売って生計を立てている人が世間にはいらっしゃるようですが、「ゴミ」は売れるんです。
嘘のような話ですが、「売れるゴミ」はあるんですね?ですから、記事冒頭のゴミ屋敷の話ですが、自治体はゴミ屋敷の主人に「ゴミは捨てろ」と言うのではなく、「資源を回収してもらってはいかがですか?」と言えば、ゴミ屋敷の主人も気分良くそれに応じるのではないでしょうか。
とまあゴミ屋敷の話はこれくらいにして。
業者に頼む場合は、引き取ってもらえるものがあるかどうかもポイントになります。
業者選びのポイント
前項でプロに任せる最終手段を紹介しましたが、では実際にゴミ捨て業者を選ぶ際はどんなことに気を付けたらいいのでしょうか?
このゴミ捨て業者は世間では「不用品回収業者」と言われておりますが、選ぶ際にテキトーに選ぶと「トラブル」に巻き込まれる事もあるので、注意が必要です。
まず良くあるのが「料金のトラブル」です。
よく高齢者を狙ったヤリ口で、見積を見せて断っても作業を強行、多額の料金を要求するといったものです。
また、見積りとかけ離れるような追加料金を支払わせるといったようなこともあり、注意が必要です。
あとは作業中に部屋の中を荒して掃除していかない、部屋の壁や床を傷つけていくような横柄な業者もいます。
また回収物をどこかに不法投棄する業者もいるようですね。
こんな悪徳業者に引っかからないためにはどうしましょうか?まずはインターネットなどで業者を検索し良いものが見つかったら、きちんと市や国の「許可を得ている」業者かどうかをきちんと確認しましょう。
そして、メールで当日作業の状況を送り、見積りを出してもらいましょう。
これを複数の業者について行えば、「何となくの相場」が見てとれます。
中には「無料でやります」なんて業者もあるかも知れませんが、「この世にタダよりも高いものはありません」、物には適正金額と言うものがあります。
大人しく有料の業者に頼んだ方が、のちのちのトラブルのリスクも考えると、そちらの方が良いと思います。
少なくとも3社くらいには見積りを出してもらいたいですね。
なかには見積りを発行するだけで料金をとられる場合もあるので注意が必要です。
またその時に「領収書」を発行できるかどうかを必ず聞きましょう。
領収書は「証拠」になります。