何もなければそれでラッキーだと思います。
また、認知症や、不安障害、統合失調症など他のさまざまな病気が原因で「溜め込み心理」になっている場合もあるみたいですので、どちらにしても「思い込み」は禁物です。
酷い場合は通院をお勧めします。
取捨選択ができない心理
そもそも目の前にある物が「いるのか?」、「いらないのか?」、これを判断できないということから、「溜め込み癖」が出てしまう事も考えられます。
以前テレビなどで良く取り上げられていましたが、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」という著書が全米で週間書籍販売ランキングで一位になったというのは皆さんもどこかで聞いた事があるのではないでしょうか。
この著書によると、物の整理は「ときめくもの」だけ残し、あとは「捨てる」だそうです。
ときめかないものは、残しておいても使わないものと割り切ってどんどん捨てていくということですね。
これなら分かりやすいので、「物が捨てられない方」にとってはこの本が救世主になってくれるかも知れません。
しかし、この「取捨選択ができない」ことも自分ではどうしようも出来ない「病気」が絡んでいる場合があります。
うつ病の初期症状の可能性あり
うつ病は、いろいろな病気と合わさって「合併症」を引き起こしてしまう危険性もあるそうですが、うつ病の初期症状として体力や気力が著しく下がり、「何もやる気が出ない」、「掃除しなくてはいけないけど、やりたくない」などから、結果的に「溜め込み癖」が生じている場合もあります。
物が捨てられない以外にも何か倦怠感や、喪失感などはありませんか?自分で判断が付かない場合は、余り一人で悩まずに病院へ通院して問題を解決しましょう。
【片付けられない人の特徴については、こちらの記事もチェック!】
汚部屋住人から脱出する方法
ここまでいかがでしょうか?「物が捨てられない」、「物が溜まってしまう」などの原因が病気にあるのではと、少し脅してしまう面もあったかも知れませんが、それだけ現代人は多方面からさまざまなストレスを感じていると言う事だとも言えると思いますので、何も言い過ぎではないとも思います。
病気の場合は、お医者様に任せるとして、そうでない方は次に「汚部屋脱却の方法」をまとめていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
1、片付けの協力者を得る
一人で片付けが出来ない場合、ズバリ「協力者」を募りましょう。
汚い部屋を人に見られてしまうという羞恥心はあるかも知れませんが、そのままにしていても勝手に片付く訳ではないので、意を決して、素直に誰か周りの人に助けを求めることも必要だと思います。
特に女性の協力者が良い
片付けの協力者を集める場合、女性を一人でも呼ぶ事が出来たら「汚部屋脱却」がより捗ると思います。
これは単純に男性よりも女性の方が掃除などの方法を熟知している場合が多いと言う事と、その後の整理整頓の仕方も情報交換が出来ると言ったところが利点と考えられるからです。
単に断捨離、掃除といっても、それまで「汚部屋」に住んでいた人がやる気を出したからと言って急に出来る訳がありません。
やり始めても、きっとすぐに諦めてしまうでしょう。
なので断捨離は「的確かつスピーディーに」行うことが重要だと思います。
汚部屋が汚ければ一日では終わらないかもしれません。
徐々に片付けていき、その後の「リバウンド」にならない為の整理整頓術も同時に教えてもらい、「普段から掃除をする癖を付ける」事と、定期的に言えに来てもらい部屋の状態を観てもらえば、掃除や断捨離への意識も自然と高まると思います。
2、必要な道具をそろえる
物を捨てる為に物を買う?と思うと矛盾しているようにも思われるかも知れませんが、厄介な汚部屋を打ち砕くためにはさまざまな武器が必要になります。
「ゴミ袋」・「軍手」・「マスク」・「殺虫スプレー」・「雑巾」・「段ボール」・「マジック」などです。
仮にコレらを「断捨離七つ道具」としておきましょう。
まず「ゴミ袋」。
これは当り前と思うでしょうが、コレが無いとゴミは捨てられません。
可燃ゴミ・不燃ごみなど考えられるゴミの種類の袋は一式用意しておいた方が良いでしょう。
「軍手・マスク」は、汚部屋はどんな汚いものがあるか分かりません。