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ちなみにとはどういう意味?よくある...(続き3)

テンポの良さからサクサク使っていると、いつの間にか何もちなんでもいないのに「ちなみに」を連発しているなんてことにも。

そうなってしまってはカッコ悪いですよ(汗)

1回の会話で「ちなみに」という言葉を使えるのはせいぜい1回くらいが限度でしょう。

質問を投げかける時に毎回言う

「私は◯◯だと思うんだけど、ちなみにキミはどう思う?」「●●の件、承知しました。

ちなみにどのようにしたらいいと思いますか?」など、質問を投げかけるときに「ちなみに」という言葉を毎回言ってしまう人も結構多いものです。

「ちなみに」という言葉は、本筋を補足するようなときに使われる言葉なのに、質問を問いかけるような文章になるのは本来の使い方ではないのでNGです。

「ちなみに」以降に続く言葉は、聞き手にとって有益な(添えられていると助かるような)情報などが追加されるのが本来の「ちなみに」の使い方です。

また、接客業の人などでもお客さんに質問するときに「ちなみに」という言葉を使ってしまう人は結構多いので気を付けてみてくださいね。

使い方の注意

「ちなみに」という言葉はとても使い勝手がいいのでついつい使ってしましますよね。

自分だけでなく、周りの人も「ちなみに」を使っている人が多いことかと思います。

そんなとき、他人が「ちなみに」という言葉を使っているときに「おかしいな…」と感じるということはありませんか?

「ちなみに」という言葉は正しく使わないと聞き手に違和感を与えてしまうこともあるのです。

ですが、ちゃんと正しく使えるとプライベートからビジネス、フォーマルなシーンまで幅広く使用出来てとても便利なの、賢く使っていきたいところです。

正しく「ちなみに」という言葉を使うためにも、使い方の注意にはしっかりと気を払っていきたいところです。

ビジネスで使っても問題ない


「ちなみに」という言葉は、敬語ではないので「ビジネスで使うことはできないのかな?」と思ってしまいますが、結婚式のスピーチなどのフォーマルなシーンでも使われる言葉はので、ビジネスシーンで使っても問題はありません。

プレゼンの発表や取引先との商談などでも使えるので、上手に使っていくようにしましょう。

もちろん、ビジネスでも「ちなみに」という言葉の多用や間違った使い方は厳禁です。

むしろ仕事のときの方が使い方に注意を払う必要があります。

必要性があるときにちゃんと正しい使い方をするようにしましょうね。

ビジネスでは「ついでながら」のほうがより良い

「ちなみに」でも問題はないのですが、より良いのは「ついでながら」を使うことです。

言葉を知っている人が聞くと「おっ」と思ってもらえますよ!

また、人によっては「ちなみに」という言葉にライトなイメージを持っていることがあります。

せっかくいい感じに商談が進んでいるのに、「ちなみに」という言葉を使っただけで先方から「仕事の話をしているのに、言葉のチョイスが軽いな…」と思われては損をしてしまいますよね…。

マナーとしては問題ないのですが、大切な取引先とここ1番の重要な話をするときは「ちなみに」よりも「ついでながら」を使った方がいいかもしれません。

あまり多用しないこと

使い勝手がよく、会話のテンポがよくなるのでついつい何回も使ってしまいがちな「ちなみに」という言葉。

ですが、多用しまくりには要注意です。

会話の終わりごとに「ちなみに…」と続けてしまう人って結構多いですよね。

しかも「ちなみに」のあとに続くものは質問であったり、全く関係のない話だったりと使い方を間違えていることがほとんどです。

もうクセなのでしょうが、イチイチ中身のない「ちなみに」を付けたされると、聞き手もウンザリしてしまいますよ。

「自分は多用してしまっている」と感じてる場合は、1度自分の言葉を文章にしてみましょう。

そうすることによって、多用しまくっていた「ちなみに」という言葉が浮き彫りになるので、どうすれば「ちなみに」を少なくすることができるか、もっと適した言葉があるのではないか、文章の構成を変えたほうがいいのではないかという事を考えることができます。

少し相手を馬鹿にしているように聞こえる場合もある

「ちなみにですが」「ちなみになんだけど」とやたら「ちなみに」という言葉を使いすぎると、相手にいい印象を与えません。

なかには、「やたら『ちなみに』で補足してくるけど、私がよくわかってないと思ってるのかな?」「ちょっとバカにしてる?」と感じてしまう人もいることでしょう。

同じことを何度も繰り返し言われるのはイライラする上に、何だかバカにしているように感じられてしまうので、注意するようにしてくださいね。