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ちなみにとはどういう意味?よくある...(続き4)

語彙が少ない人だと思われがち

相手が「ちなみに」という言葉ばかりを連発していると何だか会話に違和感があったりしませんか?

聞き取りにくいし、何より相手の語彙の少なさが気になることもあるかと思います。

言葉の引き出しが少なくて、「ちなみに」という言葉に頼りきってしまっているのです。

話を変えるときも「ちなみに」、質問をしてくるときも「ちなみに」、別に何も話してなかったのに話のはじめに「ちなみに」…もっとその場やシチュエーションに適した言葉があるのに、ひたすら「ちなみに」という言葉を使われると「国語力、低いな…」「ちょっとバカっぽい…」と思ってしまいますよね。

自分自身「たいして意識もせずに、何もちなんでなくても「ちなみに」という言葉で済ましてきてしまったかも…」という人は多いので、アナタも気を付けたほうがいいですよ。

ビジネス関係の相手方に「語彙力が低い」と思われるのはかなりマイナスですし、仕事に差し支えてしまうおそれがあります…

連発する人には上手に注意してあげよう

相手が「ちなみに」という言葉を連発しているのに気付くと、その瞬間から気になって仕方なくなりますよね…。

連発するような人はだいたい「ちなみに」という言葉の使い方がズレており、ただテンポやゴロがよくて意味など考えずに使っていることがあります。

聞き手によっては「言いたいことや伝えたいことは、だいたいわかるから…」と、「ちなみに」の連発をガマンして話を聞いてくれることもありますが、そうじゃない人も多少はいます。

言葉遣いや文脈がおかしいとその部分が気になって仕方なくなったり、「なんか、ちゃんとしてないな」とマイナスイメージを持たれたりすることがあるのです。

相手がが後者の人と会話をしたときに困らないよう、上手に「ちなみに」の連発をしていることを教えてあげましょう。

でも、人への注意ってなかなかしにいくいですよね…関係にカドか立てないようにしたいものです。

そんなときは、自分達に遠い存在であるタレントや芸能人を例てにして「◯◯って、話し方がなんか気になりますよね」「『ちなみに』って口癖なのかな?聞いてると連発しすぎてて、何か笑っちゃう」など、遠回しに「ちなみに」という言葉の連発への違和感を伝えみましょう。

タレントや芸能人には悪いですが、遠い存在だからこそ引き合いに出しやすいのですよね。

無意識に使っている人にはこちらも真似して使って気付かせる

「ちなみに」という言葉が口癖のようになっている人は、もう無意識で使っているのでなかなか直すことができません。

指摘をしてもあまり効果がない人に対しては、「こちらも『ちなみに』の多用をマネして相手に気付かせる」という方法を試してみましょう。

ちょっとイヤミな方法ですが、こちらも「ちなみに」という言葉を乱用することによって「なんか文脈おかしくない?」「何だか『ちなみに』を連発していると変だな」ということを、アナタが反面教師となって相手自身に気付いてもらうのです。

おかしさに気付くと、意識して徐々に「ちなみに」という言葉を使いすぎないように注意してくれることでしょう。

しかし、あまり執拗にマネをしたり、相手が短気な人だったりすると「さっきから自分の口癖をマネしてるけど、何のつもり?」と怒らせてしまうこともあります(汗)

限度や相手の性格をよく考えるのもお忘れなく!

「ちなみに」のよくある使い方やシチュエーション

「ちなみに」という言葉は日常生活の中に溢れています。

急に言われてもどんなところで使っていたかパッと思い浮かばないものですが、色んな人が色んなシチュエーションで使っています。

友達や家族とのたわいもない話し以外にも、自分が買い物に出掛けたときや仕事中などにも「ちなみに」という言葉はたくさん潜んでいるものです。

そんな公私で使うことができる「ちなみに」という言葉、ちゃんと正しく使いたいですよね。

「これまで自分は使い方やシチュエーションを意識して『ちなみに』を使ってこなかった」という人のために、ここでは、「ちなみに」という言葉のよくある使い方やシチュエーションなどについてお伝えしていきたいと思います!

1.お客さんに対して

職場の人や友達同士での会話だけでなく「ちなみに」を耳にするシーンはたくさんあります。

そのたくさんあるシーンの1つに「買い物で、店員さんがお客さんに対して」というものがあります。

店員さんが接客で商品の説明をするとき、「お客さんが知りたい情報(主題)」はもちろん説明しますが、できる店員さんはプラスアルファとして「知っておくと有益または嬉しい情報(補足)」も言い添えるものです。

そんなプラスアルファ部分を「ちなみに」という言葉を使って伝えるのです。

商品はほしいのだけど、もう1つ決め手がないとき(性能としては問題ないのだが、デザインやカラーが気に入らないなど)に、お客さんの決め手をサポートするような補足情報を「ちなみに」という言葉で補うために、店員さんは上手に「ちなみに」を使っています。

ここでは、お店でよくある「ちなみに」という言葉が使われるシチュエーションについてお伝えしていきたいと思います!

ちなみにお色違いの商品もございます

服や小物、家電などを買いに行ったときに、店員さんが「ちなみに色違いの商品もござますよ」なんて言ってるのを聞いたことがありますよね。

主題(欲しい商品)の話しの補足情報として、色違いの案内をしてくれるときによく使わています。

例えば、デザイン的にはとても気にいっている服を見つけたんだけど、色が好みじゃなくて購入を迷っているお客さんに対して「ちなみに、お色違いもございますよ」と伝えてあげると、お客さんはとてと助かりますよね。