CoCoSiA(ココシア)

ちなみにとはどういう意味?よくある...(続き5)

ほかにも、家電売り場などでも購入を悩んでいるお客さんもよくいますよね。

そんなお客さんに対して、いかにこの製品がいいか(主題)という説明をして、お客さんの心が購入へ傾いてきたときに「ちなみに色違い(ほかにも、お客さんが重要視していそう情報)のものもございますよ」と補足することがあります。

ちなみに申し上げますと、このような補償を付けることもできます

お客さんが商品や製品の内容には満足してくれたとしても、高い買い物であればあるほどそれだけじゃ不安だったり満足できないことがあります。

家電の類いだと「高い買い物だったのに、すぐに壊れたらどうしよう」という不安はありますよね。

そんな不安を和らげる補足情報として「ちなみに申し上げますと…」を使って補償についての説明をすることがあります。

主題(メイン)である商品があるということだけでなく、補償に関してまでフォローがあると安心して前向きに購入を検討ができますよね。

また、「ちなみに」という言葉よりも丁寧な「ちなみに申し上げますと」という言い方にも店員さんに好感を持つことができて、購買意欲が高まるものです。

2.同僚や上司に対して

職場で一緒に仕事をする同僚や上司に対しても「ちなみに」という言葉を使うことが多いかと思います。

一緒にプロジェクトを進めていたりすると会話をすることも増えるでしょうし、業務の進捗を上司に報告することもあるでしょう。

そのなかで、本題の話をしているときに重要性は低くても関連していることなのでちょっと言い添えて起きたい情報などが出で来ると「ちなみに」という言葉を使って補足しますよね。

ここでは、職場で「ちなみに」という言葉を使う、よくあるシチュエーションをお伝えしていきたいと思います!

ちなみに明日って10時からだよね?

「ちなみに」という言葉は、本来であれば「主題を補足するもの」なのですが、最近では「ところで」「そういえば」のような意味で使われることがとても多くなりました。

従来の使い方としては間違えているのですが、多くの人がそういう使い方をしているという点、それでも相手にも意味が伝わるという点から、「ところで」「そういえば」のような使い方が黙認されていました。

ビジネス上でもそのような使い方がとても増えてきています。

例えば、「明日はミーティングだね。

ちなみに、明日って10時からでだよね?」というように「主題に関連付いた補足」という感じではなくても、相手には何となく言いたいこと、聞きたいことが伝わるような使い方がされています。

社内の話であれば、このように本来の使い方から離れていても同僚にちゃんと意味が通っていたら問題ないかと思います。

しかし、大切なお客様や取引先にはこのような「ちなみに」という言葉の使い方は避けたほうがいいでしょう。

部長、ちなみに先ほどの件ですが・・・、

仕事ではホントにたくさん「ちなみに」という言葉を使う機会があります。

言葉は正しく使うことがベストなのですが、先ほどでもご紹介したように、使い方は間違ってても相手に伝わっているのから良しとされるときとあります。

例えば、会議が終わったあとにそっと「部長、ちなみに先ほど(主題)の件ですが…」と付け加えることもあるでしょう。

これは話が一旦終わったあとですが、主題に付け加える補足のようなものなのでギリギリ本来の使い方であると言ってもいいでしょう。

しかし、同じような文章でもちょっと意味が変わることがあります。

例えば、部長とゴルフに行く約束をしているときに、たまたま別の同僚がやって来て仕事の話をしたとします。

ここで一旦ゴルフの話が中断されてしまうのですが、同僚の話が終わり、ゴルフの話に戻すときに「部長、ちなみに先ほど(ゴルフ)の件ですが…」と使うこともあります。

この場合は「主題に補足するもの」ではなく「『ところで』によく似た意味での『ちなみに』」ということになります。

これは本来の使い方ではなく、よくある間違った使い方になります。

ですが、本来の言葉の意味や正しい使い方にばかりこだわっていてはスムーズに仕事が回らないことだってあります。

「正しく使わないと!!」と固く考えるのではなく、状況によっては「意味が伝わるし、こっちのほうがスムーズだし」と柔軟に考えるようにしましょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「ちなみに」という言葉について、色々とお分かりいただけたことかと思います(^^)

ビジネスシーンで使うこともできるので、上手に活用したいものですよね。

また、もっとちゃんと「ちなみに」を使いたいというときは「ついでながら」「ちなみに申し上げますと」などと使い分けてみてもいい感じです♪

これまで「ちなみに」という言葉を何気なく使っていた人も多かったと思いますが、これからは意味や使いどころをしっかりと押さえて、正しく使ってみるようにしましょう。

そうすることによって、周りから一目置かれるかもしれませんよ。