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「社外秘」とは何?よくある基準と取...(続き2)

会社の外に持ち出してはいけない秘密


社外秘という言葉を考えてみると、別の意味合いとして「会社の外に持ち出してはいけない秘密」という意味合いも存在すると考えることができます。

会社に所属しない外の人に秘密にすれば、会社から持ち出してもよいということにはなりませんので、おのずと持ち出してはいけないという意味合いも存在するといえるからです。

ちなみに、社外秘という言葉を聞いてよく想像されたりするのは、実体を持たないデータなどが想像されたりしやすいはずです。

しかしながら、考えてみると実体のない存在だけではなく、様々な物体も社外秘の対象になる場合などがあります。

例えば、自社で働いている従業員の履歴書なども当然ながら情報になりますので、社外秘になるといえます。

このように、実体が存在しないものもあれば、実体がある場合などもありますので、社外秘に該当するものは数えきれないほど存在していると考えられます。

なので、どういったものが社外秘にあたるのかということを自分自身が正しく理解をしておくことが漏洩を防ぐひとつの考え方に繋がるといえます。

これを理解していないと、間違って社外に持ち出してしまったという問題に発展しかねませんし、それが公になると大きな問題になってしまいます。

個人がしっかりと社外秘に対する理解を深めておくことが、自分を守ることにもつながりますし、会社を守ることにもつながるので、必ず理解しておく必要性があります。

社外秘の基準


ここまでは社外秘という言葉の意味家について簡単にご紹介していきました。

ある程度社外秘という言葉の意味を理解いただけたところで、ここからは社外秘の基準について詳しくご紹介していきたいと思います。

社外秘という言葉の意味を理解するだけでは、情報の漏洩の対策としては不十分であると考えられます。

なぜならば、社外秘という言葉の意味を理解していても、何を持ち出してはいけないのかということを正しく理解しておかないと根本的な解決にはつながらないからです。

では、社外秘の基準にあたるものにはどのようなものが存在するのか、具体的に項目別にご紹介していきますので、社外秘に該当するものを判断する参考にしてください。

社外に持ち出したとき不利益になるもの


まずはじめにご紹介する社外秘の基準の一つとしては「社外に持ち出したとき不利益になるもの」ということが挙げられます。

先ほどもお伝えした通り会社には様々な情報が存在しており、場合によっては社外に持ち出すと自社にとって不利益になってしまう情報がいくつか存在しています。

例えば、会社が提供している商品に関する情報などが該当すると言えます。

何かを製造してそれをたくさんの人に供給しているような会社に関しては、会社の商品が利益を上げるための生命線になっていると考えることができます。

つまり、その何かを作る上で必要不可欠な情報などに関しては必然的に機密事項に当たると考えることができるといえます。

なぜならば、その商品に関する重要な情報が社外に持ち出されてしまうと、同じような商品が出回ってしまうようになってしまいます。

そうなると、わざわざその会社で提供している商品を買わなくても似たような商品を他の場所で購入されてしまいますよね。

その延長線上には自社の利益が低迷してしまうという不利益が発生してしまう可能性が十分に考えられます。

なので、結果的に自社にとって不利益になってしまう状況になるので、社外秘の基準に当たると考えることができます。

実際に、たくさんの人が知っているコカ・コーラに関しても、商品の製造する情報を公開していません。

なぜならば、この情報を公開してしまうと類似品が出回ってしまい自社の商品が購入されなくなってしまう危険性があるからです。

これが社外に持ち出されたとなると、会社としては大きな損害になってしまうと考えてみると、社外秘の基準がよく理解できるようになるはずです。

社外に漏れたときに損害が出るもの


次にご紹介する社外秘の基準の一つとしては「社外に漏れたときに損害が出るもの」ということが挙げられます。

これは具体的にどのようなもの高いどうするのかと考えると、例えば決算関係の書類などが該当するといいます。

なぜならば、普通の人が見ても決算関係の書類などはよくわからない書類という印象だけで終わるかもしれません。

しかしながら、見る人が見てしまうと今の会社の状況であったり弱点などがその書類を通じて判明してしまう可能性があります。

もしもそれがライバル企業などに情報として知れ渡ってしまうと、会社にとって明らかに不利になってしまうことが予想されます。

つまり言い換えてみると、社外に漏れてしまうと会社にとって大きな損害に繋がってしまうを考えることができます。

なので、社外に漏れた時に損害が出てしまう恐れがあるものは社外秘の基準を一つとして考えることができます。

これに関しては先ほどお伝えした社外に持ち出した時に不利益になることとかなりに通っている部分が存在していると思います。

なのでほぼ同じような存在であると考えていただくと解釈としてはとても分かりやすいと思います。

漏れると会社の信頼を失うようなもの


次にご紹介する社外秘の基準の一つとしては「漏れると会社の信頼を失うようなもの」ということが挙げられます。