CoCoSiA(ココシア)

「社外秘」とは何?よくある基準と取...(続き4)

社員の個人情報についても、絶対に流出させてはいけない情報の一つであり社外品の一つであると考えることができまます。

理由としては、まず自社の社員だったとしても一人の人間であることに変わりはありませんので、当然顧客の個人情報と同様流出させてはいけないものだからです。

もしも個人情報を悪用されるというケースを想定して考えてみると、自社の社員でも顧客の情報でも変わることなく同じ情報だといえますよね。

なので、顧客ではなかったとしても、個人情報はあくまで個人情報なので、この時点で社外秘であることは言うまでもありません。

また、場合によっては所属している会社とのつながりも仮定して悪用されてしまう可能性などもあります。

例えば、ある会社に所属している人間であるということが判明した状態で個人情報が流出してしまったとします。

そして、その会社が認知度なども高かったり、有名な会社であった場合、その会社の情報を知りたい人はたくさん存在するということになります。

今では携帯電話などを乗っ取ったりするような悪用な手口なども当然ながら存在しています。

そのような手法で、端末に入っている会社の大事な情報などを抜き取ったりするようなことなども考えられますよね。

そうなってしまうと、個人情報だけではなく、関連した会社の情報まで抜き取られてしまう可能性もあります。

今では会社の人間との連絡をLINEなどで行っていたりするようなことも珍しくはありません。

なので、社員の個人情報は単純に個人としての情報や、会社の情報も含まれていると考えられるので、社外秘にあたると考えられます。

特に危険なのが、会社で保管している履歴書などは非常に大事な個人情報であるといえます。

なぜならば、履歴書が流出してしまえば、名前や年齢、顔、個人の住所やこれまでの学歴などがすべて丸わかりになってしまいます。

これは様々な犯罪に関係する可能性も生まれますので、非常に重要な個人情報であることは言うまでもないはずです。

会社の売り上げデータ


次にご紹介する社外秘の例の一つとしては「会社の売り上げデータ」が挙げられます。

なぜ会社の売り上げデータが社外秘に当たるのかと考えると、会社の売り上げデータからは様々なことが読み取れるようになるからです。

普通の人が会社の売り上げデータを見たとしても、そこまで大きな印象を持ったりする言葉あまりないかもしれません。

しかしながら、その業界に関して詳しい人が売り上げデータを見てしまったとなると話は変わってくるはずです。

なぜならば、売り上げデータをみたときにどのようにして利益を上げているのかということがある程度予測付けることができるようになるからです。

そうなってくると会社の重要な情報などが丸わかりになってしまう可能性があり、他社がそれをマネしたりする可能性も生まれてきます。

そうなると、当然被害を受けるのは自社の利益であり、会社にとっては不都合な状況になってしまう可能性もあります。

また、売り上げデータから個人の情報などが抜き取られる可能性なども考えられます。

例えば、個人がクレジットカードを使って決済などを行っていたとなると、そのクレジットカードの情報などが抜き取られてしまう可能性もありますよね。

なので、会社の売り上げデータは社外秘であるべき存在であると考えられます。

社員の給与情報など


次にご紹介する社外秘の例の一つとしては「社員の給与情報など」が挙げられます。

なぜ社員の給与情報などは社外秘になるのか?というと、そもそも給与などの情報に関しては個人情報に該当するからだと考えることができます。

社員だったとしても、当然ながら一人の人間であることに変わりはありませんので一人の個人であるという考え方になります。

つまり、社員の給与情報などに関しては大事な個人情報であると考えることができるので、それが流出してしまうということはまずあってはならないことなのです。

また、場合によってはもらっている給料の額によってある程度その会社の内部情報などを想像したりすることができるようになりますよね。

例えば、年齢が若いのに高い金額をもらっているとなると、その会社がそれなりに売上を上げていたり景気がいいことを示していることになります。

その反対に、それなりの年齢でもあまり給料が高くない場合はその会社自体があまりうまくいっていないということを示している可能性にもつながります。

この世にその会社の内部情報が筒抜けになってしまう可能性もありますし、場合によっては会社にとって不都合な事実になる可能性もあります。

さらに、少し話が変わりますが給料などが同じ会社の中で公開されてしまったとなっても困った事態は発生してしまいます。

例えば、ある人の給与情報が周りの同じ社員に流れてしまったとなると、当然ながら自分の給与と比べて考えるような人が出てくるはずです。

そうなった時に、年齢や立場などが同じなのに給料が違ったりすることに対して不満を持ってしまったりするような人も出てくるようになります。

そのような人は必ず自分の身近な人に対してそれを打ち上げたりする可能性が考えられるので、自然と給料が高い人の妬みの対象になってしまったりする可能性もあります。

また、場合によってはそれが原因で会社の士気が下がってしまったりするようなことなども十分考えられます。