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親しいとは?使い方や親しい仲でも注...(続き2)

いざ、「親しい」という言葉を使う場面はどういったシーンでしょうか。

より具体的にシミュレーションしてみましょう。

「彼女は親しい友達です。」

誰かと自分の関係を紹介するときにただ「友達」と紹介するのではなく、「親しい」という言葉を用いることで、簡潔かつ明瞭に仲の深さをうかがわせることができます。

「親しい」をつげずに紹介するよりも、さらに関係が密であることを示しているので、聞いた相手からすると「付き合いが長いのだろうな」と思うでしょう。

「親しい間柄だからこそ言えること。」

「親しい間柄」という言葉では、本当に気の置ける親密な友人同士の関係を表現しています。

この文章は、あまり仲の深くない相手には遠慮してしまうような言葉も、親しい間柄であれば正直に伝えることができる、ということです。

人と会話をしていると、相手との関係によっては、気を遣ってしまい、言うべきか、言わざるべきか迷う言葉があるでしょう。

しかし、親しい関係ならば、本音で話すことが当然。

それも、ただ無遠慮なわけではなく、相手を思いやっての言葉だと理解しあっているからこそ成り立つものです。

親しい仲でも注意したい12個のこと

いくら親しい相手だとしても、人付き合いにおける最低限のマナーは守らなくてはいけません。

親しくなると、まるで相手が自分の全てを許容してくれるように感じてしまうことがありますが、もしそうだとしても、互いに敬い尊重し合う心を持ち続けなければいけません。

良い関係を長く続けていくためにも、超えてはならない一線をきちんと見極めてください。

1、秘密は絶対に守る

親しい人とは、互いに信頼しているので、多くのことを共有し合っています。

時には家族や恋人さえ知らないことを、長年の友人にのみ打ち明けているなんてことも、少なくありません。

深いことまで知っているとなれば、少なからず「秘密」を共有しているはず。

「他の人には言わないでほしい」と一言添えて始まる話はもちろんですが、それ以外でも人から聞いた話を無闇矢鱈に口外するものではありません。

一般的にも人カラ聞いた話を、他所で話題に上げるのはあまりいいことだといえないですよね。

特に親しい間柄ともなれば、他の人には言わないような話をしたりすることが多いので、軽率に周囲に漏らすのは絶対にNG。

相手の気持ちを考えれば、本人の知らないところで話題になることが、どんなに嫌なことなのかよく分かりますね。

親しくしている相手なら、その人がされたら嫌なこと、気にしているのことも、人一倍理解できると思います。

時に、親しい人の「自分しか知らない一面」を見ると嬉しくなって、他の人に自慢げに話してしまうお調子者もいますが、それはとても不義理なことです。

親しいと呼べる間柄なら、それぞれの意思を尊重し、プライバシーを守るために努めるべきでしょう。

2、言葉遣い

人と接する時、言葉遣いや口調には気を使いますよね。

話している姿勢はもちろんのこと、口から出てくる声の調子や言葉の選び方一つで、人の印象は大きく変わります。

仕事中など、外向きの対応で話している時はキチンとしていても、家に帰ったり、友達と会ったりした時は気が抜けて素の姿を晒している人が多いでしょう。

自分の気持ちを偽らずに、本音を話せる相手がいるのは、とても幸せなことです。

多少毒舌になったりしても気にせず、外では言えないようなことを聞いてくれる人は貴重な存在。

親しい人に対して「この人なら受け止めてくれる」「何を言っても大丈夫」と思うことは当然です。

親しくなったと言うことは、価値観が似ていて、互いに分かり合える部分が多いと思ったからでしょう。

自分の気持ちに寄り添って、理解を示してくれる相手にはついつい気を許しすぎて、言葉遣いや口調への配慮を忘れがちになります。

どんなに親しくしていて、ありのままの姿を受け入れてくれる相手でも、心無い一言で傷つけてしまう可能性が絶対にないとは言えません。

気を許している人には、ガードが甘くなるので、感情をセーブするのが難しくなり、抑え込んでいたものが溢れ出てしまうこともあります。

つい感情的になって当たり散らしたりしてしまうケースも珍しくありません。

特に、どんな事でも話せる特別な相手だからこそ、つらい時やしんどい時に話を聞いてもらうことも多いでしょう。

親しいが故に、無礼講が許されることもありますが、その線引きを間違えてしまうと、折角の絆に亀裂が入ってしまう可能性があるので気をつけましょう。