いつも「自分は運がない人間だ」とか、「幸運に恵まれたいなぁ」などと考えている人はたくさんいると思います。
そんな人たちは、一体何をもって「自分は運がない」と思い、また何を「幸運だ」と考えているのでしょうか?
幸運とは何なのか、幸運を手にすることの出来る人とはどんな人なのか、
また自分も幸運を掴むにはどうしたらいいのかなど、幸運についていろいろとご紹介していきます。
幸運ってどんなもの?
一口に「幸運」といっても、何を幸運とするかは人によってそれぞれ違いますよね。
一説には「運が良いこと」や「巡り合わせが良いこと」を幸運とするそうですが、実際には形のないものを幸運と定義するのはとても難しいことです。
では、一体どんなものを幸運と言うのでしょうか?
どんなもので幸運を感じるかは人それぞれ違う
幸運というのは、具体的な定義がない分、それを感じる人それぞれによって物差しが違っています。
例えばある人は、「今日も何事もなく一日を終えられたこと」を幸運と感じる人もいます。
また、ある人は「今日は好きな子と仲良く話をすることが出来た」ことを幸運と感じることもあります。
日常的にごく当たり前に起こることを幸運と捉える人もいれば、普段とは少し違う、自分にとって何か特別に良いことが起こった時にそれを幸運と感じる人もいるのです。
要するに、それだけ幸運というものはそれを感じる人によって様々なものであり、それ故に一体何を幸運だと例えることは出来ないのです。
とはいえ、例えば宝くじの1等が当たれば、それは誰から見ても幸運なことでしょうし、仕事で出世をすればそれも幸運と言えます。
このように、誰が見ても当たり前に幸運だと思えるものもあれば、その人その人によって幸運と感じることもあります。
また、中には周りから見れば幸運なことも、本人にとっては意外に幸運と感じていないこともあります。
それらを踏まえると、一口に幸運の定義を計ることは出来ないのです。
幸運を掴む人にはどんな特徴があるのか?
幸運を掴んでいる人には、一体どのような特徴があるのでしょうか?
第一に、いつも笑顔で前向きな人、そんな人は幸運を掴んでいることが多いです。
幸運というものは、ネガティブな考えばかりで下を向いていても降ってくるものではありません。
昔から「笑う門には福来る」と言うように、いつも笑顔で前を向いている人にこそ、幸運というのは訪れます。
また、いつも前向きに物事を考えている人も、幸運を掴みやすいです。
「これはどうやったら良くなるのか、どうしたら今よりも良くなるのか」と常に未来のことを考える向上心こそが、自然と幸運への近道を辿っているのです。
第二に、「自分は幸運だ」と感じている人です。
こういった人は、日頃から些細なことに対しても感謝の気持ちを持ち、「自分は今こんなにも幸せだ」と考えています。
例え事故にあったとしても、「命があっただけ幸運だ」と考え、例え車に泥を跳ねられても、
「いつも余裕をもって家を出ているから、帰って着替える時間は十分にある」と考えることが出来ます。
何もかもを前向きに捉えるのは難しいですが、常日頃当たり前に私たちが生活を送っていることを「幸運だ」と感じられる人は、他の幸運も掴みやすいです。
1.何に幸運を感じられるのかを知っている人
幸運の尺度は、その人によって違います。
例えばある人にとっての幸運は、「ずっとなりたかった宇宙飛行士になること」。
またある人にとっての幸運は、「今日の夕食は自分の好きな食べ物だった」ということです。
本当に幸運を掴むことが出来る人というのは、自分の身の丈にあった幸運を感じることが出来る人です。
どう考えても今の自分では到底叶えられないことを自分の幸運の定義とする人には、当然ながら早々幸運というものは訪れません。
しかし、直ぐにでも叶えることが出来る内容を幸運を定義する人には、直ぐに幸運が訪れます。
幸運の感じ方は人それぞれですが、些細なことに幸運を感じられると知っている人は、自然と幸運を掴むチャンスにも恵まれています。