前の人から順番に並んで、あなたの番で偶然当たることはありますが、
それは表現を変えれば前に誰も並んでいなければ、券を購入する順番がずれてあなたは当たっていなかったということになります。
自分のことを一番に考えることが悪いことではありません。
ただ、自分のことだけしか見えていないと、本来周囲から巡ってきたであろう思わぬ幸運に、気付けないことがあるのです。
幸運を感じたら周りの人にも分けてあげる
幸運を掴める人というのは、自分が幸運だと感じたら、自然とそれを周りの人にも分けてあげることが出来ます。
例えば、その人が昼食で食べたサンドイッチがとても美味しくて、「自分はこんなに美味しいものを食べられて幸せだ」と思ったら、
一緒に食べていた人にも一口進めて、その美味しさを分かち合おうとしたり。
または、幸運にも臨時収入があった時に、周りを誘ってご飯を食べに行ったりと、様々な場面で自分だけではなく、周りの人にも自分の幸運を分け与えようとします。
些細なことを幸運だと意識することは誰にでも出来ますが、周囲にもそれを分けてあげることは、その気持ちがない人には中々出来ることではありません。
そういった面からも、その人が幸運を掴みやすい特徴をしているのがうかがえます。
周り周って自分に返ってくる
周りの人たちに自分の幸運を分け与えていると、いつしかそれを他人から同じようにしてもらえる時がきます。
「情けは人の為ならず」ということわざの通りに、人の為を思ってした行為は、相手の心に響けばいずれ自分に返ってくるのです。
「幸運のお返しをして欲しいから人に幸運を分け与える」という考え方になる人もいるでしょうが、
その真意はどうであれば、受け取る側があなたに対して好感を抱いたなら、きっといずれはあなたも同じように幸運のおすそ分けをしてもらえるかもしれません。
少なくとも、幸運を掴みやすい人にはそのような傾向が多く見られます。
幸運を独り占めすると運の流れがとまる
「あぶく銭は使ってなんぼ」という言葉通りに、ふっと舞い込んだ幸運は、
ある程度周りにもおすそ分けしてあげると周囲も喜びますし、また自然と次の幸運へも繋がっていきます。
反対に、幸運を自分で独り占めにしてしまうと、その場で運の流れが止まり、次にも繋がらないどころか周りから反感を買うこともあります。
もちろん自分が手に入れた幸運ですので、独り占めしたところで何も問題はありませんが、
運の流れを循環させたい場合には、ある程度周囲のためにも使ってあげた方が良いでしょう。
幸運に掴むために実践すること
幸運を掴みやすい人の特徴をご説明した後で、では自分が幸運を掴むためには、実際にどのようなことをすれば良いのでしょうか?
毎日占いをチェックしたり、風水に効果のあることをやってみたり、物事に対して笑顔で取り組むようにしたり・・
その人によっていろいろな方法があるでしょうが、特におすすめの方法をご紹介していきます。
実践1.幸運は偶然ではなく自分で掴むもの
まず言えることは、幸運とは必ずしも偶然に起こるものではない、ということです。
「宝くじであたった」「第一志望の学校に受かった」など、これらの幸運は偶然のように思われますが、実はすべて全くの偶然というわけではありません。
例えば宝くじに関しては、確かに何千、何万分の一で当たる確率は物凄い偶然のように思えますが、
そもそも自分が「宝くじを買う」という行動を取らなければ、絶対に当たるものではありません。
宝くじが当たるまでに「宝くじ売り場に並んで購入する」という行動を取っている、それはつまり、その人は幸運を自分で掴む努力を既にしていたということになります。
また、「第一志望の学校に受かる」という例え話はもっと分かりやすいです。
合格するまでにその人は、一生懸命に受験勉強をしていました。
だからこそ合格したのであって、「学校に受かった」という幸運も、元々自分で掴んでいたことになります。
確かに世の中には、偶然の幸運というものは存在しますが、それらの大部分は、
元々幸運のきっかけとなるものを自分自身で掴んでいたから得られたというケースが大変多いのです。