幸福とは、思いがけずに降ってくるものもありますが、大半は「幸福になりたい」という個人の願いから発生しています。
日々を幸福に過ごしている人は、自分がどうしたら幸福になれるのかということをよく分かった上で行動をしています。
例えば寝坊して慌しく家を出て、走った先で踏切に捕まってイライラ・・
よくあるケースですが、幸福を掴める人の場合は、まず自分が焦ったり、イラついたり、不必要に心を乱される条件を作らずに行動しています。
朝は余裕をもって起きてゆっくりと準備をする。
そして少し早めに家を出て歩けば、例え踏み切りに捕まっても遅刻の心配はない。
このように、心が満たされて、何の問題もなく平穏に生活を送っている人は、そうでない人に比べて自分が「幸福だ」と感じやすいです。
では自分もそうなるにはどうしたら良いのでしょうか。
答えはシンプルです。
自分で良い行動を選択していけば良いのです。
自分を幸福に出来るのも、不幸に出来るのも自分自身です。
また、大変な苦境の最中で生きている人もいますが、そんな人でも考え方一つで幸福を感じることが出来ます。
「今日もこんなに大変だけど、昨日に比べれば断然ましだ」「仕事が死ぬほど忙しくふらふらだが、家に帰れば暖かい家庭が待っている」
など、とても大変なことの中に、自分の楽しみを一つでも見つけるのです。
どんなに些細なことでも、自分の楽しみや希望を生活の中に見出していれば、それを得られた時にとても幸福感を味わうことが出来ます。
暗い考えばかりでは、幸福という明るい光は見えてはきません。
自分自身で、「こんなことが幸福だ」と思えるように、考え方を選択しましょう。
楽しいこと・興味のある人生を選択をする
人は、希望がなければ生き生きとした生活を送ることが出来ません。
自分にとって楽しいことや、興味のある生き方を選択していけば、自然と「自分は幸福だ」という考えに繋がっていきます。
例えばあなたは、「お金はあるけど生きがいを感じない仕事」と、「お金はないけど生きがいを感じる仕事」とでは、どちらを選択しますか?
仕事に生きがいは感じなくても、余裕のあるお金で十分に趣味を楽しめるという人は、前者でも幸福を感じられるでしょう。
しかしそれが、ただ生活の安定のためだけに選択している場合には、毎日の生活に満足はしていても、「幸福だ」とまでは果たして感じられるでしょうか?
ある調査によると、上記のような質問に対して、「お金はないけど生きがいを感じる仕事」をしている人の方が、幸福度は高いそうです。
毎日自分の好きなことで、刺激に満ち溢れて生き生きと過ごしていれば、自分を幸福だと考えることが出来るのも、ある意味当たり前のことですよね。
もしもあなたが幸福になりたいと考えているのなら、目先のリスクに恐れずに、自分が本当に進みたい道を選択するのも一つの手段です。
ストレスためない選択をする
幸福とストレスとは、相反するものです。
ストレスを感じながら、幸福を感じられる人というのはまずいません。
では幸福を得るためには、ストレスをためない選択をしていくことが重要になってきます。
自分にとって何がストレスかは、人によって違いますよね。
あなたにとってのストレスとは何でしょうか?
「通勤時間に車が渋滞して遅刻しそうでイライラ」「机の角に小指をぶつけて、痛くて腹が立って思わず机をたたいて今度は拳に激痛でイライラ」
など、様々なケースがありますが、冷静になって考えてみれば、自分が気を付けて行動していれば、それらのストレスは回避出来たのではないでしょうか?
どうにも出来ないストレスも中には存在しますが、大概のストレスの原因は、自分の行動一つで感じずに済みます。
何か行動を起こす際には、予め「ひょっとしたらこうかも」と予想をしながら動いてみると、案外ストレスを感じずに済むかもしれません。
実践2.幸運を掴むチャンスを増やすことが重要
幸運を掴むチャンスは誰にでも訪れます。
ですがそれに気付けるか、気付けないかは人によって違います。
そして、幸運の数も1つではありません。