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就活が疲れた時・辛い時の対処法9選(続き5)

特に新卒の時は、学生から社会人となる大きな第一歩です。

学生と社会人では、求められることも、毎日の生活もガラリと変化します。

就活では、社会人として働くために必要な覚悟や、最低限の礼儀を身につけることもミッションのひとつ。

説明会に行ってさまざまな企業を知り、社会の仕組みを学ぶこと。

さらにその情報をもとに、自分のやりたいことは何かを探りながら、将来について真剣に考えていく。

そして企業面接では、社会人としての嗜みであるスーツを纏い、メールのマナーや訪問時の注意点などを確認しておく。

こうした過程において、徐々に自分が学生を卒業し社会人になるという自覚が芽生えます。

そして、厳しく辛い就活の中で、社会の一員となることへの大変さと、その世界の厳しさを体験するのです。

就活はとても大変なことですが、人として成長するために必要な試練でもあります。

もし、就活がもっと容易で軽々しいものだったら、学生はなんの覚悟も準備もない状態で社会に放り込まれることになるのです。

それはそれで、とんでもなく恐ろしいことですよね。

就活を頑張るデメリットもある

就活は頑張らなくてはいけない大事な時期ですが、やり方を間違えて、無理に頑張りすぎてしまうのも良くありません。

神経がすり減って疲れる

就活は、自分との戦いですが、いざ取り掛かってみると周りとの戦いでもあることが分かります。

とくに新卒は、全員が同じスタートラインからはじまるので、誰が早いか、誰が遅いかということが明らかになります。

どんどん内定を貰っていく友人たちを見ていると、自分だけ取り残されたような気分になって悔しくなりますよね。

ときには「失敗すればいいのに」…なんて不謹慎なことを考えたりしてしまうこともあるでしょう。

もちろん、そんな自分にも嫌気が差してイライラ。

自分が相当追い詰められて嫌な奴になっているのが分かります。

学生の場合は、家族や先生からのプレッシャーが大きくて、ストレスに感じることも多いようです。

もちろん面接へ行く際は緊張して心の余裕なんて皆無。

毎回勇気を奮い立たせながら、どうにか1日を乗り越えるような毎日です。

こうした日々が続くと、心も体も疲れてしまって、精神的に辛いと感じることが増えます。

忙しい時は、辛さがピークに達する前にうまく息抜きをしたり、リフレッシュすることが大切ですが、あまりにも必死になりすぎてしまうとそんな余裕も忘れてしまいます。

就活では、自己マネジメントが肝心なりますね。

就活以外のことがおろそかになる

就活中は、次から次へとやることが舞い込んできます。

連日面接が続く日は、各社のエントリーシートをチェックして面接に備えながら、慣れない身支度に移動にと大忙しです。

一人暮らしをしている学生は、就活と並行して生活費のためにバイトをしている事も珍しくありません。

面接にバイトにと、バタバタした日々に追われていると、食生活がおろそかになったり、睡眠時間が削られたりして、私生活に支障をきたすこともあります。

就活を滞りなく進めることは大切ですが、無理をしたせいで体を壊してしまったりしたら折角の内定もおじゃんです。

友人や家族との人間関係に亀裂が入ることも

人は心底疲れた時や重度のストレスが溜まっている時、心の余裕がなくなり、いつもの自分でいられなくなります。

イライラして、つい周りの人に辛辣な態度を取ってしまったりすることもあるでしょう。

ときには、自分を気にかけてくれる友人や家族の事を煩わしく感じて、蔑ろにしてしまい、関係が悪くなってしまうこともあります。

抑えきれない感情を、周りの人に向けるのは、とても自分勝手な行動なので、あとから冷静になって後悔する人も多いはず。

自分で自分をセーブできなくなるくらい追い詰められる前に、誰かに助けを求めたり、一度立ち止まってみることも大切です。

人間不信、社会不信になることも

どんなに頑張ってみても結果が出ず、「もうこれ以上、何をどうしたらいいか分からない」と思うほど追い詰められてしまった人は、自分を不採用にした人たちや、受け入れてくれない社会への恨みを募らせてしまうことも。