才能を発揮するどころか、自分のことを卑下するようになり、さらにその才能を発揮することができなくなってしまうんですよね。
要するに“度胸”というのは、誰しもあったほうがいい要素なんです。
気おくれしない精神力
「度胸」という言葉には「気後れしない精神力」という言葉の意味もあります。
気おくれしない…とはどのようなことを示しているのでしょうか?
ずばり、相手の雰囲気に押されてしまって何かを承諾したり、その場の威圧感などの雰囲気にのまれてその場の空気の言いなりになる…ようなことがないということになります。
あなたは、その場の空気を読み取りすぎて自分の本当の意見を言うことができなかったり、さらには本当はやりたくないのに相手がどうしても、とお願いをするので仕方なく受け入れていた…なんていう経験はありませんか?
それって“性格が弱い”からそのようにしてしまうこともありますし、相手のことを思うがために自分の本性を出すことができないような人もおられることでしょう。
つまり、気おくれしない精神力というのは、強くなるためには必要不可欠な要素になるんですね。
「度胸」という言葉には、そのような何事にも動じない、そして相手がどんなに威圧感を出して雇用ともそれに従うことがない…という意味合いも含まれていることになります。
きもったま
「度胸」という言葉には、“きもったま”という意味もあります。
“きもったま”の「きも」というのは、人間の体の中でも―あらゆる動物の体の中でも―“重要なところ”といわれているものになります。
そのため、「肝が据わっている」なんて表現をすることがありますよね。
ずばり、きもというのはその人の心の中心だとか軸になっているような部分を示しているんですね。
つまり、きもったまというのは、肝が据わっていてそれでいてドッシリとなんでも構えて受け入れることのできる人のことを指しています。
この言葉は、よく「きもったま母さん」なんていう使い方で耳にすることが多いのではないでしょうか?
ずばり、そのように肝が据わっているからこそ、なんでも受け入れることができるんですね。
ちまちま動いている人でもそれなりの対応力を持っているものですが、相手によっては受け入れることができないものもありますよね。
それは受け入れるキャパシティが小さいことが理由です。
しかし、度胸のある人というのは、どっしりとした肝を持っているのでそれをすべてずっしりと受け入れることができるんですね。
つまり、相手に動じない不動の心を持っているということになります。
度胸がある人の6個の特徴
あなたは度胸のある人になりたいんですよね!
おそらくあなたの周りには、度胸のある人がいるのではないでしょうか?
そのような人がいるから、その人の行動などを見て「自分もこのようになれたらいいのになぁ」なんて思うことができるんですよね。
しかし、そうはいっても度胸がある人とそうではない人の違いを考えてみても「精神力が強いか弱いか」という観点しか思い浮かばない…という方もおられるのではないでしょうか。
しかし、そのようなポイントだけで度胸があるかどうかなんて判断することはできないですよね。
つまり、度胸がある人になるためには、しっかりとその人たちがどのような特徴を持っているのかを早いうちに知っておくべきなんです。
ということで、ここでは度胸がある人の特徴をお伝えしています。
あなたの周りに度胸のある人がいるのであれば、その人を想像してみるのもいいでしょう。
1.失敗を恐れない
度胸のある人は、きもったまです。
何に対してもどっしりと構えているということでしたね。
つまり、どんなに難しいといわれていること、周りの人が「これは絶対に成功することができないよ」というものでも恐れずにチャレンジすることができるんですね。
反対に度胸がない人というのは、ちょっとでも周りの人が否定するのであればそれを行うのを怖く感じてしまい、実力を発揮することができません。
それは「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」なんてネガティブな未来を予想してしまっているからなんです。
つまり、失敗を恐れるということは、その人本来の実力を発揮できなくするだけではなく、さらにその人にやってきたチャンスを見逃してしまうことになるということになります。
その反面、度胸のある人というのは何事にお恐れずに失敗までも恐れないので、自分の本当の実力を発揮することができます。