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執念深い人の17個の特徴と心理(続き3)

6.人を簡単に信用しない

勝ちにこだわる執念深い男にとって、自分以外の人間はみな競争相手です。

ですので、考えすぎなところもあるのか、もしくは無意識にそうとらえてしまうのか、回りはみな「敵」だらけと考えています。

敵を信じられないのは当たり前です。

そして、自分だって心のどこかでは「何がなんでも相手に勝つ」と思っているため、他のみんなも「俺に勝とうとしている」と思い込んでしまっています。

「自分が考えている事は相手も考えている」という意識を自己暗示してしまいます。

そうすると、「相手は嘘つきだ」「卑怯な手を使ってくる」「他の人にも嘘をついて仲間を増やそうとしている」などと、妄想に近い考えをしてしまうようになります。

でも、実はそれって、自分がそう思っているから、相手にその自分自身を反映させているだけなんですよね。

相手がそんな卑怯な事を考える人だと思ったら、それはもしかしたら、自分自身を写し出した鏡を見ているだけかもしれませんね。

7.共感能力が低い

勝利への意識や周りは敵ばかりという心理状態でいれば、周りと共感するということはかなり難しいでしょう。

仕事でも同僚が良いアイデアを出しても、心の底にある勝負意識がはたらいて、何か批判的な捉え方をしてしまう。

簡単に言えば、先に良いアイデアを出された「悔しさ」、そのアイデアが周りから評価されたことへの「嫉妬」、そういった感情が真相心理として根付いているのでしょう。

つまり、良いアイデアで会社のためになり、その恩恵は少なからず自分も受けられるとわかっていても、執念深い男にとっては、自分以外の人間に直接の手柄をたてられるということは、自分の「敗北」を意味します。

ある前向きなアイデアに対して、皆が共感し協力していくことで物事は良い方向へ進んだり、事業が発展したりするものなんですが、どこへいっても他人と勝負をし、勝ちにこだわる執念深い男には、「共感」こそが困難な仕事となるわけです。

しかし、確かに難しい話ですね。

というのは、執念深さとは少し違うかもしれませんが、一昔前は、いや、遠い昔から、日本では「男子として生まれたからには、死ぬまでに一旗揚げよ」と教育されてきています。

一旗揚げて世に名を残せる男など、ほんの一握りとわかっていても、日本男子は後世に名を残さんがため、ある時代は剣の腕を磨き、またある時代は勉学に励み、もしくは既に名をあげた先達を師とあがめ、自分を啓発、成長させてきました。

中には他を蹴落として、その分野で生き残り名を知らしめた偉人もいることでしょう。

今自分が勤めている会社の社長もしくは初代も、もちろん勝ちにこだわる執念深い人物だったに違いありません。

しかし、執念深さのキャラクターの一方で、「負けは負け」という「潔さ」も持っていたかもしれません。

自分が考えたものでなくても、「良いものは良い」と認めて、共感し協力してきた部分もなければ、沢山の社員を抱える企業には成長できなかったのではないでしょうか。

そう考えると、「失敗する執念深い男」「名を残せなかった日本男子」の特徴として言えるのは、「共感能力が低いor無い」だったかもしれませんね。

8.押し付けがましい

自分一人では無し得ないことなどが執念を燃やす目標であったりすると、仲間の気持ちも考えず、自分の考えを無理強いする特徴があります。

執念深い男の人が企業などで何かしらの事業に取り組ませるために編成されたチームなどで長などを勤めると、立場上からも、どうしても部下に自分のやりたいことを無理強いしてしまうようになります。

それで成功したチームもあるかもしれませんが、それはよっぽどそのチーム長にカリスマ性があったか、成功へ導く先見性などの能力が備わっていたかでしょう。

また、そういう男性、そういう上司は、部下に命令した仕事以上の仕事を陰でこなしています。

基本的に執念深い男は自分で何とかしようとします。

その上で、自分ではできなさそうなところは、誰かにやってもらわなければならないことも分かっており、そこだけ、他人にお願いするわけです。

本来、そういうタイプの男性はチームに組み入れられたりするのを嫌います。

なぜなら、自分の考えに基づいて、自分のやりたいようにやりたいのだけれど、チームとなると、協力しあわなければならない。

かつ、他人の意見やアイデアも尊重しなければならない。

そういった環境は執念深い男にとって非常にめんどくさい場所だと言えます。

しかし、それでもその中で働かなければならない。

となると、自分の気持ち、執念を抑えきれない者は、どうしても押し付けがましくなってしまうのです。

9.自分が一番正しいと思っている

思っています。

思っていて何が悪いのか。