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執念深い人の17個の特徴と心理(続き5)

女が男に「生きて」と願うのは、「生きて帰って私を守って」という願いも込められています。

そして、もちろんできれば勝って、戦利品を生きて持ち帰ってくれれば、女にとって尚よろしい結果なはずです。

自分自身が生きるために必要な(生きた)男の存在。

これこそに女性は執着するのかもしれませんね。

そうじゃなかったら、ごめんなさいね、勝手なこと言って。

しかし、この心理こそが、これから紹介する「執念深い女性の特徴」の根元のように思うのです。

2.プライベートを全て知ろうとする

「生への執着」が強い執念深い女性は、自分と共に生きてほしいと思う人のすべてに執着します。

その相手が男か女かは関係なく、とにかく相手のことが気になり、その人が自分を生かすことができるのか、自分の人生の邪魔になりえる存在ではないかと、プライベートまで知りたがり、調べたがります。

男性で、その女性と恋愛関係・交際関係にあるのなら、プライベートをさらけ出すのも必要でしょう。

しかし、執念深い女性は、ひとたび誰かに恋をしたり、心を許してしまうと、相手の気持ちよりも急ピッチで自分の気持ちを盛り上げてしまいます。

すると、相手側からするとまだそこまで彼女にのぼせてないのに、彼女の方からグイグイ入り込んでこようとするので、早い時点で気持ちが冷めてしまう人もいます。

また、これが恋仲の間柄でなく、女性側の一方的な片想いだったりすると、結構問題です。

なぜなら、執念深い女だからです。

本当に求めてあるのはプライベートではない

相手のプライベートを知りたがるのは、執念深くなくても、男であっても持ち得る欲求です。

しかし、執念深い女性が相手のプライベートを探りたがる理由は先でも述べたように、興味本位などではなく、その人が「自分を生すことができる能力をもっているかどうか」を知るためです。

そして、本題はここからです。

では、その人のプライベートが女性にとって不合格だったら、諦めるのか?というと、そうではありません。

執念深い女性は、最初は相手がどんな人なのか知りたかっただけなのですが、いつしか、相手に自分の理想像を被せてしまうようになります。

「私を幸せにできるのは、こういう人だ」という理想が、「彼にはこういう人であってほしい。

もしくは、なってもらいたい」という欲求にかわり、「なんで、理想どおりになってくれないの?」「やはり、私の彼氏ならこうあるべきよ」と、だんだん相手を拘束し始めます。

こういう女性に会ったことある方もいらっしゃると思いますが、こうなると少し怖いですよね。

3.とにかくしつこい

執念深い女性は、とりわけ恋愛になるとしつこくなります。

上記のような彼氏を冷めさせてしまうような失敗があっても、思いを寄せる人が振り向いてくれなくても、相手を自分と同じ気持ちまで持ってこさせようと、あれやこれやといつまでも繋がっていようとします。

理想の友達、理想の彼氏を手にいれるのが、目標とかこだわりとかではなくて、もはや本能が指示するところなのです。

ここらへんは、失敗する執念深い男性と同じで、心の底から沸き起こる欲求はわからなくもありませんが、それを一時抑え、一歩引いて機をうかがう精神力を身に付けないと、執念深く狙った獲物を早い段階で取り逃がすことになり、最終的に飢えて死ぬことになるでしょう。

精神的にやられてしまうということです。

4.基本的に、人を信用していない

女性は生きることへの執着があっても、勝負にこだわることがありませんから、やはり執念深い性格の女性の総数も、男性のそれに比べては少ないような気もします。

何かと負け続けたとしても、生きては行ける世の中ですからね。

おそらく、生まれたときから執念深い女性は少なく、ほとんどが何かのきっかけで、あることにこだわるようになっているのではないでしょうか。

その原因というのは、その大半が他人から「裏切られた」という経験ではないかと思います。

人の世ですから、大なり小なり、嘘をついたり、騙したり、争ったりするものですが、そういったことでできた心の傷がいつまでも治らず、逆にちょっとずつ広がっていってしまいます。

幼少期のピュアな頃に何度も精神的に傷つけられることにあったり、思春期のナイーブな頃に友達から裏切られたりすると、それが「生きるか死ぬか」ほどの問題でなくても、それ、つまり「生きること」にこだわる根本的な心理が防衛本能を働かし、「人を信用していては、いつか危ない目に遭い、命をも脅かされる」と考えてしまうようになります。

5.過去にされたことを忘れない

人を信用していないのは、過去に何か嫌な事をされたからで、それを忘れられないから、また人を信用することができないと上述しました。

そのされた嫌な事の度合いにもよりますが、これを忘れる、というより克服できるかどうかで、執念深くなるかならないかに分かれます。

小さい心の傷を負ったものの、運良く良い仲間に出会い、自分の成長と共に傷も癒え、「人間だから嘘をつくこともある」とか「信じられる仲間だっている」と人の世を理解できるぐらい精神的に強くなった女性は、周りから見ても「素敵な女性」と見られることでしょう。