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仮面夫婦の19個の特徴とならないた...(続き6)

結婚したころの熱い思いは失ってしまったとしても、穏やかな愛情を残すことができれば、仮面夫婦にはならずに済むはずです。

もし、相手に嫌な気持ちを抱いていたりすると、感謝の気持ちさえもなくなってしまうからです。

また、日本には昔から言霊というものがあり、言葉を口にすることで本当になるという現象もあります。

感謝の言葉を口にしていることで、感謝の気持ちを自分の中で保つこともできるのです。

そうして相手に対する最低限の尊敬や気持ちをきちんと保っていると、酷い仮面夫婦にはならないでしょう。

️仮面夫婦が離婚しない大きな理由

ここまで仮面夫婦の特徴や、そうならないための方法などについて見てきました。

ここで疑問になるのは、「どうしてそこまでして仮面夫婦を続けなければいないのか?」というところです。

政略結婚が当たり前の時代や、女性の地位が低かった時代なら、確かに仮面夫婦でも離婚できなかったでしょう。

仮面夫婦であったとしても、そこにメリットがあることが分かっていたからです。

また、離婚したくてもできない事情があったのです。

ところが、現代ではそうした政略結婚というのは少なくなってきていますし、仮面夫婦がわざわざ結婚生活を続けている理由もないように思えますよね。

ここでは、仮面夫婦がわざわざ結婚を続けている理由について、詳しく見てみることにしましょう。

子供がいるから

仮面夫婦が離婚をしない大きな理由としてあげられるのが、子どもです。

もし子供がいなければとっくに離婚していたという風雨がいてもおかしくはないでしょう。

両親の不仲の中に育つのは子供も可哀想ですが、親としては「この子が不自由なく育つまでは」と考えてもおかしくはないのです。

夫婦としてはもう既に関係性は壊れてしまっているけれど、子どもの親としての関係性は悪くないという夫婦もいるのではないでしょうか。

こういった夫婦は、子どもが大きくなると同時に離婚をするというケースも多く見られます。

ただ、中には、不仲が進んでしまって、「一緒にいる方が子どものためにならない」という判断で離婚をする夫婦もいます。

子どもの前では喧嘩をしないようにして、不仲であることを隠そうとするあまりに、典型的な「外(子どもの前)では良い夫婦を演じて、もうお互いに興味がないことを隠している」という仮面夫婦そのものになってしまっている二人もいるでしょう。

経済的に厳しいから

仮面夫婦が離婚しない二つ目の理由としては、経済的なものも大きいでしょう。

例えば、結婚するときにどちらかが頼んで、例えば女性側が専業主婦になっている状態だとします。

そうすると、女性側は離婚した時に生きていくだけの経済基盤がなくなってしまっている状態だと言えますよね。

男性側も、自分が専業主婦になることを望んでいたので、今更女性を放りだすわけにもいかずに一緒にいるという状態を続けているのです。

また、経済的に問題がある側が「既に相手に興味を失っているけれど、お金のためには仕方ない」と思い、仮面をかぶっている可能性があります。

この場合には、どちらか一方だけの仮面夫婦ということになりますね。

結婚は愛情から成り立つもののように思えていますし、確かにその面から見ると、仮面夫婦を続ける意味など考えられないかもしれません。

ですが、実際には結婚は経済的な面や、現実的な面も含んでいます。

愛情が消え失せても、そうした現実的な面での繋がりを失うわけにいかないというのが、仮面夫婦を続ける理由なのです。

️まとめ

いかがでしたか?
仮面夫婦は現代にもたくさんいますし、仮面夫婦になってしまうこと自体は珍しいことではありません。

仮面夫婦と言うと何となく偽装夫婦のような、大掛かりでミステリアスなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、基本的には仮面夫婦はそこまで恰好が良いものではなく、結婚当初の情熱のようなものが失せて、ただ「情」で繋がっているだけの夫婦のことを言うのです。

もちろん、子どもや経済的な現実的な面を除いては一緒にいる意味など見いだせなくなっているでしょう。

結婚したばかりの方は、最終的にこのような仮面夫婦になってしまわないように、きちんと自分たちの中でルールや習慣を作っておくと良いでしょう。

仮面風に担ってしまうと、寂しさから他の人に目を向けたり、相手のことをないがしろにするような危険性も高くなります。

きちんと自分たちの関係を良いものに保てるように頑張ってください。

また、もう既に仮面夫婦であるという方は、もし修正をしたいのなら夫婦でカウンセリングに通うなど、自分たちの関係に向き合うというところが大切です。