確かにこういったテクニックは多くのプライド高き人々がやる手法ではあります。
しかし、よくよく考えるとくだらないプライドを守るために無駄なことをしているのだと思います。
まあ、世の中は常に自分を大きく見せて、威圧を与えることを互いにし合ってる人の集まりのようなものです。
本当のところはたいしたことではないのに、大層に見せるのがうまい人がいますし、それにだまされる人も多いです。
しかし、本当の実力を持った人間と対峙した時には、こういった威圧感は通用しません。
本物の力の前では、実力の無い者は常に無力なのです。
3.我慢が足りない
頭にすぐ血が上ってキレてしまう人を一言で言ってしまうと「我慢が足りない人」であるといえます。
なんだかんだ言ってこれに尽きると思います。
我慢できる、できないに関しては、人それぞれ生まれてから現在に至るまで、どんな教育を受け、どんな環境に育ち、その年代年代でいかに考えてきたかなどによって、大人になって様々な困難でも歯をくいしばって我慢できる人、少しのことも我慢できずへこたれてしまう人に別れてきます。
少々キツイ言い方ではありますが、大人になってもまともに我慢一つできない人間は、まだ子供から抜け出せていない幼稚な考えの持ち主と言わざるを得ません。
考えるよりも先に行動に出てしまう
我慢できない人は、自分が何かを感じた時に、すぐ反応して行動してしまう人です。
そこに立ち止まって考える時間はなく、反応的に行動してしまうから、先に手が出てしまったりするのです。
それでは、他の動物と同じになってしまいます。
動物には理性や知性はほとんどありません。
あるのは本能だけであり、反応によって行動しているだけです。
我慢できない人はこれと同じで、起きた事象に対してすぐに反応的な行動をとってしまう。
そこに理性や知性は存在しないのです。
これは人間的とは言えません。
私たちは人間であるということを、ちゃんと思い返すべきです。
人間だから理性が働き、愚かな行動も回避できるのです。
我慢ができずにすぐキレてしまう人は、自分が人間ではなく、ただの動物のように振る舞ってしまっていることに気づくべきなのです。
自分の思い通りにしたい
我慢が出来ない人は、基本的に自己中心的な人間ですから、人のことなど全く考えていません。
自分の思い通りに事が運ばないと気が済まないので、少しでも違うことが起こると、すぐに機嫌が悪くなります。
ですが物事が自分の100%思い通りに運ぶことなんてほとんどありません。
人が関わっている以上、自分と全く同じことを考え、同じ価値観を持っているなんてありえないからです。
皆が各々自分のことを考え行動しています。
自分が思う通りに人が動いてくれるほうが珍しいことだと考えておいたほうがいいでしょう。
ですから全てを自分の思い通りにしたいなどと考えている人は、常にイライラしていないといけなくなるでしょう。
4.気持ちに余裕がない
何をする時でも焦って余裕がなければうまくいかないです。
気持ちに余裕がない人というのは、少しのことが気に障り、すぐに怒りの感情が沸き起こってきます。
例えば、飲食業において多くのクレームがくるのは、ワンコインで食べられる店のような安価で提供している店が圧倒的に多いそうです。
やはり、どちらかというと経済的に余裕のない人が多く利用しているので、少しでも内容が違うと怒りの感情が沸き起こるのかもしれません。
逆に高級店では、少々内容が違っていても笑って受け流す余裕のある人々が利用しているので、ほとんどクレームもないそうです。
気持ちの余裕というのは生きていく上で非常に大切なことであることがわかります。
何をする時も気持ちに余裕がある人は優位に立つことができます。
余裕があれば少々気に障るようなことがあっても受け流すことができますし、くだらないことで頭に血が登ることもないでしょう。