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頭に血が上る時の6個の対処法と頭に...(続き3)

怒りの沸点が徐々に下がっていき、6秒後には冷静な自分を取り戻すことができるでしょう。

例えば、車などを運転していると、必ずイライラさせられるドライバーがたまにいるものです。

急に割り込んでこられたら、誰でもイラっとするのは当たり前ですが、そこで反応的に怒りに任せてクラクションを鳴らしまくったりしたら、トラブルに発展してしまうでしょう。

最近はあおり運転も問題になっていますが、こういった問題も怒りのコントロールのできないドライバーがキレて、そういった行動にでているのだと思われます。

4.客観的に分析

自分を客観的に分析できる人は、怒りが暴走して失敗してしまうことはほとんどないと思います。

自分を自分ではない第3者的視点に立って見るということは、何も怒りのコントロールの際だけに限らず、全ての場面で大切なことです。

客観的に見ることができるからこそ、衝動的、刹那的な行動がいかに馬鹿げた愚かな行動だということが理解できるのです。

瞬間的にキレてしまって、大事な友達に、何かの拍子にとんでもなく酷い言葉を浴びせて関係を壊してしまったとします。

ほとんどの人は、なんであの時あんなことを言ってしまったのだろうと後悔するでしょう。

あの時もっと客観的に考えられなかっつたのか。

ちょっと癪に障ったくらいで、大事な友人を失ってもいいのかと冷静に天秤にかけて考えていたら自制できたはずです。

もっと一歩引いて見る、考えるということを覚えてください。

【客観的に物事を考えるべき理由は、こちらの記事もチェック!】

今の怒りはどのくらいか考える

自分が頭に血が上っていると感じたら、一度冷静になって、今自分の怒りは今どのくらいなのだろうと考えてみましょう。

この怒り、むかつきは自分にとってそんなに怒るべきことなのか?

ここまでエネルギーを使って怒る必要のあることなのだろうか?

などと問いただしてみるのです。

自分の大切な人が誰かに傷つけられたというようなことは怒りが最大限に達するでしょうが、今、自分の中に起きている怒りは、そういった最高の怒りに比べたらたいしたことないんじゃないか?と考えてみるのです。

果たして怒りにまかせてキレるのに値するようなことだろうか?冷静に考えてみましょう。

点数をつけ、意識をそらす

怒りの点数をつけてみるのもよいでしょう。

自分の怒りは100のうち、まだ50くらいか?

いや、70はいっている、というように。

そうやって考えている5秒、6秒のうちに怒りは10~20くらいまですぐに下がってくるのがわかると思います。

そうすれば、キレて暴走するというのを防ぐことができると思います。

怒りを点数で考えられているということは、まだ自分の中にいくらかの冷静さを持っているという証拠です。

本当にブちぎれた時には、今の怒りは何点で、、。

などどと考えたりできません。

数えれる余裕があるならば大丈夫です。

怒りを感じるパターンを把握する

自分がどういった時に怒りを感じるのか、その傾向を把握しておくのは非常に有益だと思います。

それがわかっているなら、あらかじめそういったシチュエーションになることを避ければよいのですから。

車を運転すると人が変わったようにすぐカッカしてイライラする人は、なるべく電車などの公共機関を利用することを考えるのもいいのではないでしょうか。

そうすれば、自分で運転する時に起こる怒りのリスクをなくすことができます。

自分のプライドを傷つけらることが絶対に許せない人もいれば、社会的なマナーが守れない人が許せない人もいます。

どういう時に頭に血が登るかをよく把握しておきましょう。