自分の長所を伸ばすよりも、短所を克服する方がより大きな自信に繋がりますが、短所の克服にはある程度の時間がかかるでしょう。
それよりも短期間で自信をつけたければ、自分の長所をどんどん伸ばす努力をします。
すると得意なことやできることが増えますので、自分に自信を付けていくことができるでしょう。
どんな人にも必ず長所や美点というものはあります。
自分に対して否定的な人は、自分の長所を見つけ辛い傾向にありますが、そんな時には親や友達など信頼出来る人に自分の長所は何かを教えてもらいましょう。
案外自分では意識していないところを、周りの人は長所として評価してくれていることもあります。
何が得意か
では、あなたの長所にはどのようなものがあるのでしょうか?
自分で「これは得意だ」と思えることがあれば、すなわちそれが長所であると言えるでしょう。
得意ということは、他のさまざまなことの中でも自分が器用に素早く、または時間をかけても満足出来る結果を残すことが出来るということです。
自分で達成感や充実感を味わえるものは得意分野であることが多いので、それをさらに伸ばしていきましょう。
長所を伸ばすにはそれなりの努力が要りますが、得意分野や好きなことであれば、その努力も苦にはならないでしょう。
3.挨拶から始めてみよう
好きな人と話すのは勇気がいりますし、いきなり仲良く話そうと思ったところで、すらすらと言葉を口から出すことはできないでしょう。
とくに会話に自信がない人や、緊張しすぎて上手く話せないという人は、好きな人と正面から向き合って話すのはとても大変ですし、神経を使い過ぎてドッと疲れてしまうこともあります。
会話の度に緊張していては自分が疲れてしまうだけですので、なるべく気軽に会話が出来るように普段から少しずつ好きな人に話しかける練習をしていきましょう。
一番簡単な方法としては、挨拶から始めることです。
「おはよ~」や「お疲れ様」という一言だけでも、話しかけるのとかけないとでは相手に与える印象が変わります。
また、挨拶をする時に笑顔を心がければ、それだけ相手にも好感を与えることができるでしょう。
話題を考えなくていいことから
挨拶で顔を合わせたり、言葉を交わしたりする練習をしたら、今度は簡単な会話を続ける練習もしていきましょう。
あちこち話題が変わってしまっては話の切りがつきませんし、その都度会話の流れに追われてしまうため、きちんと会話を交わすことが難しくなってしまいます。
そのため話題を変えなくてもいい内容から話しかけるようにしていきましょう。
例えば学生なら「昨日の宿題やってきた?」や「昨日のテレビ番組見た?」などの簡単な話題でもいいでしょう。
また社会人であれば、仕事内容に関する質問をしたり、仕事で共通する事柄について話を振ったりするのもいいでしょう。
1つの話題だけに絞ればそれだけ話もしやすいですし、話に集中しやすくもなります。
4.目が合ったら笑顔
好きな人と目が合った時には、常に笑顔を作れるように練習しましょう。
シャイな人や引っ込み思案な人ほど、好きな人と目が合うと慌てて逸らしたり、そっぽを向いてしまったりします。
しかしそれでは相手に「自分は嫌われているかもしれない」と誤解を与えてしまうかもしれません。
また、あまりに慌てて目を逸らすと不審に思われてしまったり、先にこちらの気持ちに気付かれてしまったりすることもあります。
そのため、目が合った時には咄嗟に逸らすのではなく、にっこりと笑顔を向けられるようになっておきましょう。
もちろん目が合っていきなり微笑んでもおかしなシチュエーションはあります。
好きな人も含めて複数人で会話をしている時に、目が合ったら微笑むなり、挨拶をする時に笑顔を浮かべるなりすれば自然な笑顔で受け止められることでしょう。
話しかけられなくてもいつも笑顔で
好きな人との会話の最中に笑顔を浮かべるのが最も自然でしょう。
また、その際には例え直接自分に話しかけられているわけではなくても、いつも笑顔でいることも大切です。
例えば自分の好きな人が、自分を含めた何人かに同時に話をしている時には、にこにこと笑顔でその話を聞けば好印象に思われやすいです。
また、好きな人が他の人との会話で盛り上がっている時にも、自分も同じ場所にいるのなら笑顔で見ていても不自然ではありません。
まったく無関係の場所から好きな人に笑顔を向けると違和感を覚えさせたり、周囲の人に妙に思われたりしてしまいますので、あくまでも自分も同じ空間にいる際に笑顔を心がけるようにしましょう。