上記までの特徴は概ね意中の相手に対して発動し、断るという選択肢はありませんが、自分の周囲にいる全ての男性の都合に合わせるタイプは断ることがあります。
それは、誰かの都合に合わせると他多数の男性の都合に合わせられない場合です。
基本的にプライベートの時間を自分のために使うことはなく、男性のどうでもいい雑談LINEに張り付いたり、男性の行きたいところに出かけたり、男しかいない飲み会に呼ばれれば行き、彼女でもないのに風邪の看病をしたりなどせわしなく動きます。
このタイプは特定の男性にとっての“都合のいい女”よりはるかに面倒臭い特徴を兼ね備えている場合があります。
それは“自称サバサバ系”ということです。
「女といるより男の方が楽」という言葉を免罪符にあちらこちらの男性と仲良くし、内心では「こんなに呼ばれてモテる」と思っている節があります。
しかし、その実、男性陣からは都合のいい女以上に思われていません。
言いなり
なんでもかんでも言うことを聞く女です。
もう都合のいい女を通り越している部分があり、結婚詐欺師にひっかかってお金を貢ぐ、無職で自堕落な男を部屋に迎え入れてしまう、そのまま棲みついても文句も言わずに養うなど、どうしようもないタイプです。
「この人には私がいなきゃダメ」という意味不明な使命感に燃えています。
しかも男性のことを勝手に“彼氏”と思っていたりするため、彼氏持ちかのような言動をして自らマトモな出会いの幅を狭める傾向にあります。
また、好きでもない男性からの告白を受け入れて付き合ってしまう人もいます。
押しに弱すぎて「私を愛してくれるなんて素敵な人」と思ってしまうし、ちょっとした頼みごとをされるだけで「必要とされている」と感じるのが特徴です。
理不尽な感情をぶつけられても怒らない
都合のいい女は「いい女」の理想像を履き違えているので、理不尽な感情をぶつけられたり、道理の通らない言い訳をブチまけられても怒らずに受け止めようとします。
言い方を変えれば、「理解ある女」を気取っている状態です。
極端な例だと、パチンコに行く金欲しさにたかってくる男に、言われるがままに金を渡し、結局もう払えるお金がなくなると男性に理不尽にキレられ、それに対して謝ってしまうなどがあります。
また、男性がデートに遅れておきながら謝りもしない、手持ちのお金がないのに好き放題飲み食いして払わされるなどの理不尽な仕打ちを受けたって怒りません。
「忙しいのに来てくれてありがとう」「今度払ってくれればいいよ」なんて言葉を重ねている内に、男性はつけあがり、付き合いが雑になっていきます。
怒らない女は自らを都合のいい女に格下げしているだけでなく、男をダメにする女です。
体だけの関係
要はセフレです。
自分自身も楽しんでいるならいいですが、都合のいい女のダメなところは「体の関係をもったんだから、そのうち愛してくれるだろう」と期待している点です。
男性はそういうものではありません。
女性用の風俗店はまずないのに男性用風俗店が絶えないことからもわかるように、性欲と愛情が別軸で動いている男性は少なくありません。
そして、都合のいい女はそういう男性ばかり掴んでしまいます。
なぜなら、そういう男性の方が“都合のいい女”にとっても都合がいいからです。
愛情を獲得するより性欲を満たしてやるほうが、比較的楽にそのポジションを掴むことができます。
しかし、体から始まった関係で本当に愛されるようになるのは至難の技で、女としての魅力ではもう勝負できなくなっています。
通常のお付き合いの流れから考えると、まず異性としても魅力を認識し、それが恋となり、触れたいと思うようになって、やっと体の関係になります。
その過程を経ているからこそ、もっと好きになったり精神的にも癒されて双方向の愛情が深まっていくのが通常です。
さらに結婚までいくとなれば、異性としての魅力に人間としての魅力、尊敬できる部分が加わってきます。
しかし、体から入った関係の場合、本来は異性としての魅力を感じて恋になるという段階をすっ飛ばしているので、今更異性としての魅力で勝負しても前段階に戻ってしまい、その到達点は結局体の関係になるので意味がありません。
男性は、わざわざその焼き直しをしたいとは考えないわけです。
つまり、愛されるには人間としての魅力や尊敬できる部分がないといけないので、楽に手に入れた関係を発展させるのは相当難しいと言わざるを得ません。
キープを作りたがる男性の心理
特定の女性を彼女にするのではなくキープを作りたがる男性の心理を知って、自分がそのキープに分類されていないかを考えてみましょう。
ただし、最初に結論を述べてしまうと、キープなんか作る男はろくでもないので、やめておいた方がいいです。
どこまで行っても幸せにはなれません。